明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

高校授業料無料化の影響

2010-03-09 | 事業仕分け

神奈川県立高校の合格発表も終わりました。

受験生やご家族の皆さんはホッと一息・・・・

のはずが、今年はそれどころではないんです

入試戦線に異常あり

滑り止めと考えていた高校=絶対合格 のはずが、落ちてしまう方が多かったのです

公立高校に受験生が大量に流れ、倍率がものすごく伸びたため、1点の違いで合否が左右される激戦でした。

理由は、そうです!「高校授業料無料」

やはりこの厳しい経済状況の中、少しでも安く、と考えるのは無理もないこと。

かつての私高・公低の傾向が、ここ数年で変わりつつあったのですが、今年は大逆転、優秀な子供たちがいっせいに公立受験にシフトしています

その結果、去年までだったら受かるはずの高校に落ち、慌てて私立高校に願書を出し、受験をし・・・まだ合格の知らせをもらえない受験生もたくさんいらっしゃるのです

予想をはるかに超える状況に、右往左往する受験生や中学の先生の姿を眼にし、新たな政策によって人生が変わってしまうこともあることを十分に認識し、関係方面にお知らせしていくことが必要だと痛感しています。

さて、3年後の東大合格者数、公立高校が健闘という結果になるのでしょうか?


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1 コメント

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お金のない親 (補欠合格が)
2010-03-09 19:49:07
近所の裕福な家庭の中学生がA山学院高等部に補欠合格したました。全国模試では、まるで無理な成績だったのに‥倍率はひところから大幅に下がってるし、公立に流れた分だけ楽だったのでしょうか?我が家の娘は私立なんてゆとりはないから、最初から公立高校しか受験していませんが、結果は彼女よりレベルが低い高校です。きっと彼女の実力があったからだとは思いますが、素直にそう思うことができません。
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