明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

高齢者施策or子育て支援策

2010-08-06 | 事業仕分け

 超高齢者の行方不明が問題になっています。
 必要な方に必要な給付、はもちろんです。
 
 しかし、ろくに調べもしないで無駄に給付して、という批判は、
現役世代、それも就職難の方や子育て世代から
特に多くお聞きします。

 高齢者支援という名の下に、今までどれほど
元気なお年寄りに税金投入しているのか・・・考えてしまいます。

誤解のないように付け加えると、
社会保障的な支援を削除したいわけではなく
あくまでも、元気な方たちの余暇活動に対する給付について
再考すべきだと思っているのです。

 そもそも貯蓄率の最も高い層に給付すれば、
使う必要がなくなるわけで、さらに貯蓄が増えることに。

 それよりも、使いたい欲求が高く、かつ、
使わざるを得ない対象が多い世代に振り分けた方が、
機会費用の観点からも、税投入の価値は高いと思いますね。

 なにしろ、
21年度政府の一般会計予算(当初)に占める
社会保障費は24兆8,344億円28%にも上り、

普通地方公共団体の決算額について
1969年と2002年で比較してみると
歳出の伸びが11.8倍なのに対し
扶助費は16.3倍!! 普通建設は7.8倍
無駄な道路どころの話ではありません。 

自分さえ良ければいい、では済まされないと思います。
真剣に未来の地域や日本を考えないと!

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