明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

鎌倉市の事業仕分け・その後

2010-11-05 | 事業仕分け
鎌倉市の事業仕分けは、猛暑の7月に実施しましたが、
その後、仕分け結果について市民アンケートがありました。
 
このように、仕分け結果を市民、それも2,000人にアンケートを
取った自治体は初めてでしょう。
コーディネーターとして参加した私も、とても関心がありました。

事業仕分けについて多くの感想が寄せられ、

概ね仕分け結果は肯定されていたこと、
(仕分け結果と市民の意見は、33事業中31が一致)
仕分け人をやってみたい。
事業がよくわかり、実施して良かった。
市民にアンケートで聞いたことがよかった

もちろん
現場を知らない仕分け人への批判
パフォーマンスに終わらないか
最終結果の公表を
などの要望や批判もありました。

それよりも、驚いたことに
事業仕分けについての意見は200件超に対し、
市政に対する意見は、130件を超え、
その他の意見も100件を超えていました。

これらの意見とは、給与の高さに対する批判や
公共施設や福祉・医療が充実していないなど。

書き込まれた内容はハイレベルなものが多く、
みなさんの市政に対する関心・意識の高さがうかがえ、
成熟した市民という印象。

こういった市民(もちろん議員も含め)が多くいる都市は、
新しい自治の形を目指して、市民と自治体の良い関係を
築くことができるのだろうと考えます。

今後、鎌倉市がどのように進展していくのか、
期待を込めて見ていきたいと思っています。

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