明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

明日は松阪市の事前研修

2011-06-07 | 事業仕分け

明日は松阪市の事前研修に行ってきます。

構想日本の事業仕分けは、事業仕分けの品質保持のため、講義と模擬仕分けで構成された「事前研修」を行っているんです。

 
必殺仕分け人(内輪で勝手に呼んでいるだけですが)から、心構えや注意点、よくある質問や対策、論点などをお話し、十分な準備で臨めるようにしています。続いて、模擬仕分けでは、仕分け人やコーディネーターが本番さながらの議論を展開します。もう1人のキーマンは「解説者」。模擬仕分けの議論を聞き、論点整理や説明の仕方、資料の出し方などのアドバイスをします。

 
実際のやり取りを聞き、事業シートの内容を指摘されて、はじめて気付くことって案外多いものですね。本番で指摘されるより、いまのうちに直しちゃおう、ということで模擬仕分けを始めました。

 
本番で議論になりそうな内容は、あらかじめ事業シートに書き込んでおけば、質問に時間を割かれなくて済み、したがって深い議論もできます。
 
また、傍聴者の方に対しても、ていねいな説明資料としてお渡しすることができます。何事も事前の準備は重要ですね。

 
そうそう、仕分けに行って面白いのは、仕分け対象となった職員さんの様子や、所管する企画課などの職員さんの対応から、その自治体の職場風土がなんとなくわかってしまうことです。

ここの市長はトップダウンで職員の意見をあまり聞かないんだな、とか、若い市長で職員からすでに舐められているな、とか。また、職員側も、改革する意欲があるのか、どうせ無駄だからとあきらめているのか・・・・などなど

 
そんな自治体観察も大いに楽しめる事業仕分けの旅です。

 

なお、明日は同行するOさんの誕生日です。帰りの新幹線では、松阪牛をつまみに乾杯となるでしょう。

ところで、このOさん、最近どうも動向が怪しいのです。秘密のにおいがプンプン。車中ではそのあたりもぜひ聞き出したいと思っています。

 
もしドラマのような展開があったら、多少の脚色を交えて(笑) ご報告できるかもしれませんね。


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