狭き門より入れ

スペイン在住クリスチャン。聖書にある救いとは?罪の赦しとは? 礼拝などから、福音メッセージを載せています。

驚くべき漁

2021年05月02日 | 聖書
福音書には、イエス様が弟子たちと一緒に船に乗っている場面が何度か出てきます。
この船は私たちの人生の象徴です。 この船は壊れやすく、しばしば試練の波に揺られますが、常に神に支えられ、導かれます。

ルカの福音書(5 : 1-10 )によると、その朝、イエス様は、岸に集まった群衆と話すために、弟子のペテロの船に乗り込みました。 それからイエス様は、ペテロに、網を投げるために沖に向かうように命じました。
実は、ペテロはその前に、夜通し働いたのですが、一匹の魚も捕れなかったのです。 しかし、ペテロはイエス様の言葉に従いました。
すると、なんという驚きでしょう!
ペテロの網は魚でいっぱいになったのです。網を水から引き揚げるために、仲間に助けを求めなければならないほどでした。
その時、ペテロは恐れに満たされました。彼は神の前での自分の状態に気づいたのです。

「主よ、私から離れてください。私は罪深い人間ですから。」

これが、その時、ペテロの口から出た言葉でした。
しかし、そう言いつつ、ペテロはイエス様の足もとにひれ伏しました。
突然、自分よりもはるかに優れた人の前にいることに気づいたのです。
その漁の奇跡を命じたのは、神の聖なる御子だったのです。
恐れおののくペテロに、イエス様は、言葉をかけて下さいました。

「恐れることはありません。」


おそらく、神の御前に出るとき、私たちは自分自身を恥ずかしいと感じ、また神に対して恐れを感じるでしょう。けれども、イエス様のこの言葉を思い出して下さい。

「恐れることはありません。」

私たちの人生に光を当てることを恐れないでください。イエス様に信頼してゆだねましょう。
イエス様は私たちに、私たちの罪を認める力を与えてくださいます。神様の前に自分の罪を認め、悔い改めましょう。
そして、神の御子イエス様は、自分の身代わりとなって、自分が死後、永遠の地獄で受けるべきだった全ての罪の罰を、十字架上で受けてくださった救い主であると受け入れましょう。
そうすれば、あなたの罪は許されて、死後、永遠の天国に行ける者となるのです。
この神様の恵みを、どうか無駄になさらないでください。

「…主はこう言われる。…わたし、
このわたしは、わたし自身のために
あなたの背きの罪をぬぐい去り、
もうあなたの罪を思い出さない。
わたしに思い出させよ。
ともにさばきに向かおう。
あなたが正しいとされるために、
あなたのほうから申し立てよ。」
(イザヤ 43 : 25-26 )

(La buena semilla より)


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