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先日工務店の勉強会で神戸まで行ってきました。
地場で住宅の注文建築を手懸けている工務店の、新築工事中の現場を見学させていただきました。
全国から集まった70社ほどの工務店の社長さん達から、いっせいに現場担当者へ質問が集まりました。「床に付いている吹き出し口のような木製グリルはなんだ?」と。現場担当者はちょっと誇らしげに言いました、「地中からの熱を取り込んでいるんです」。はぁー?多くの人たちは首をかしげていましたが、私はこのシステムの存在を、ある雑誌の記事から知っていました。地中から5メートルほどの深さにパイプを差込み、冬は地中熱を、夏場は地中に熱を放出し地中の冷気を利用し、ヒートポンプとファンを使って自然のエアコンとして利用する「ジオシステム」と呼ばれる方法で、『新日本様式100選』に選ばれておりました。
この神戸の工務店は、いち早くジオシステムを取り入れ、すでにお客様のお宅に採用していた訳です。
自然のエネルギーを利用することでは、ソーラーパネルを使う「太陽光発電」が、各メーカーから発売されて、弊社でもシャープのシステムを自宅にもすでに使っています。
自然のエネルギーを利用し、省エネルギーに貢献する試みは大いに結構なのですが、どの方法もまだ世に出てきてから日が浅く、価格面でまだまだ研究していただく必要があります。
250万前後するシステムを、いくら省エネに貢献できるからと言って、そうそう簡単に取り入れられるものではありません。
限り有る資源を消費しまくっていた20世紀を反省し、21世紀は自然の恩智を使わせていただくべく、皆で大いに知恵を出し合って生きたいものです。
代表取締役 山崎幹夫
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