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KP61 スターレット オルタネーターの修理と交換

2024年06月12日 | KP61 スターレット
新車から40年乗ってるKP61スターレット
いつからかオルタネーターの働き(発電)が悪くなっていたようだ

過去のメンテは10万キロと20万キロ位にブラシ交換と
ベアリングのグリスを詰め替えた程度の内容

後付けしてたアナログ電圧計では大雑把にしか読めないのでデジタルに交換してみた結果
エンジンかけた時のバッテリー端子電圧が13V位から徐々に12.5V位に下がってしまう
ライト点けると更に下がりアイドリング状態だと12V未満になるときも
これはおかしい
そういえばカーツのヘッドライトブースター付けたときライトONでエンストしたな
やっぱり原因はオルタネーターか?
バラシても見える範囲に悪そうな箇所は無い
各部再ハンダしてブラシも交換してみたけど変わりなし

厄介なことにこのKPはEFIなのでオルタはレギュレーター内蔵の専用品らしい
レギュレーター無しのオルタはまだヤフオクにいくつか出てるけどEFI用は出て無い
新品も部品を含め製造中止らしい(在庫があったとしても買いたくない)

無い頭で考えてレギュレーターを外付けするか別車種のオルタをなんとか使おうか思案しながら
ヤフオクもチェックしてたらジャンクで1個出てきた
ダメもとでポチッ、としたら競りもなく激安ジャンク価格で落札!
届いたら物だけ見てすぐにお約束の「非常に良い」で取引終了

みての通り「♪ジャンク・ジャンク・ジャンク♪」なオルタ



お宝に変身するか、ただのゴミになるか
ではこれからDIYで調査します

オルタ単品で検査出来る設備なんか作れないのでこのまま車に装着してみる
一応バラして内部を見てサビてるプーリーはボール盤に付けてヤスリで研磨



で、エンジンかけたら・・・

発電してない、マジでジャンクだったか~
でもバッテリーのチェックランプは消えている

一旦外して再度分解
元々付いていたオルタもバラシてニコイチにしてみる





まずはヤフオクの本体を使いレギュレーターのみを入れ替える
結果は変わらない(充電電圧が上がらない)

次にその逆で元々付いていたオルタ本体にヤフオクオルタのレギュレーターのみを付ける
 あっ、13.7V出たー!

色々試した結果(3、4回入れ替えしたかな?)、元々付いていたオルタは
レギュレーターが壊れかけていてヤフオクのオルタは
レクチファイヤーの片側半分が導通無しだった

結果ニコイチでオルタが復活、車検前に直って一安心

これは下からオルタ丸見えなので出来る芸当
取り出すだけでも厄介なワゴンRだったらこんな事絶対やらない

その後たまたま見たヤフオクにオルタが出ていてそれも競りなく激安で落ちた!
今度は見た目が結構綺麗なリビルド品らしい上物(元のラベルが剝がされていた)
一応バラシてみたらベアリングもブラシもまだ新しい感じで動作も問題なし
超~ラッキー!!



これをそのまま使うことにしてニコイチ品は予備となった

KP61スターレット ガソリンメーターの誤差調整と水温計修理

2023年09月13日 | KP61 スターレット
7月後半から8月は今までにない猛暑日が続き私が住んでる地域では雨がほとんど降らなかった。
あっついけど所有車の数ある改善箇所を麦茶がぶ飲みしながら一つ一つ直してきた記録です。



新車の頃から比べるとガソリンメーターの誤差が大きくなり実量より少なく表示している感じ。
40年も経っているからコネクタとかセンサーにちょっとした接触不良等が発生したのか
或いはメーターの針を動かしてるバイメタルが変形したとか・・・
できるだけ半分の時は半分位の位置を指してほしいので色々いじってみます。

まずはガソリンタンクに付いているメーター用のコネクタ。
オス端子はスコッチで磨きメス端子は少し潰して数回抜き差し後洗浄。
センサーの抵抗値と電圧値はタンクから外さないのでパス。
ここは前にも抜き差ししてるから特に変化無しでした。



次にガソリンタンクを空にします。
今の車とは違い給油口からタンクまで一直線で中まで見える。
・・えっ?逆流防止のフタくらい付いていたような気がしたけどなぁ、無かったっけ?
まあいいや
サイフォンの原理を利用しホースだけである程度抜けますが
アマゾンで電動ポンプとフィルターを入手。
ホースにアルミの針金巻いてシャキッとさせる。
これでタンク内を探ってできるだけガソリンを抜く。

抜いた後フィルターを確認したらゴミが全然付いていない。
ファイバースコープでタンク内部を見ても(一部分しか見れなかったけど)
サビ等無く綺麗で一安心。



まだ少し残っていると思うのでリターンのホースを外して容器に挿し車の電磁ポンプを強制ON。
吸えるだけ吸わせたら300cc位出ただけだった。
この車、リターンホースの継手部分と電磁ポンプの動作確認用コネクタが丸見えで便利です。

さて次は車内のメーターAssyを外してガソリン計と、ついでに水温計がどんな状態か見てみました。

実は水温計が時々動かなくなるのでここも調べたらサーモ下に付いている
温度センサーコネクタの接触不良でした。
オスメス両方磨いてメス側少し潰して挿したら改善したけど針が少しだけ高温側に触れるようになった。
要は接触抵抗が減って正確になったってことか。
最初勘違いしてコンピューター用の温度センサー経路を調べてしまって何時間も悩だ。

バイメタルには特に焼けているとか見てわかるような異常は無い。
調べてみたら常時バイメタルに通電しているのではなくバイメタルの保護や電圧変化もあるので
これまたバイメタルを利用してメーター側にかかる電気を遮断したり通電したりしているようです。
だからメーターを見てると若干増えたり減ったりと針が動いているんですかね。
初めて分かった。

温度計



ガソリンメーター内にON-OFFのバイメタルが付いている



一応予備メーターがあるのでそこからガソリンメーターだけ移植、但し針の色が退色してるけど。
(予備メーターのほうがずっと走行距離短いしオリジナルは大事に保管です)
キーONすると針がある程度動くので少し待ってから「E」のほんの僅か下になるよう
バイメタルの端を曲げて調整、現物合わせです。



これで少しはマシになれよとお祈りしながらメーターAssyを元に戻す。
抜いたガソリンの量を計ってからタンクに戻しガソリンスタンドへGO!
スタンドまで走った分も考慮してどれくらい入るのか?
今回は給油口いっぱいまで入れてみた結果、タンク容量38.5リットルでした。
カタログでは40リットルって書いてあったはず、そんなもんか。

・・・・・・・・・

メーターの針が丁度半分くらいになるまで走ったので給油してみました。

そして入った量は 18.85リットル

計算上の半分は19.25リットル!  おっ、いいんじゃね♡

ガソリンが減っても残5~6ℓでお知らせのランプが点灯するからガス欠になる事は無いだろう。
しばらく乗ってみて少なくなった時も含めどんなもんか見ていきます。
ちなみに今回の燃費は13.5km/ℓ エアコンつけっぱなしだったからこんなもんかな。

KP61のクーリングファンに手動スイッチを付けた

2023年06月27日 | KP61 スターレット
もうすぐ熱い夏が来ます。
近頃の夏は40℃超えになることも。
渋滞にはまるとファンが回っても水温計の針がレッドゾーンに入りかけることがある我がKP。
一応ネオクラ車なので早めに(任意で)ファンが回せるように手動スイッチを付けました。
この車は今のとは違ってエアコンと冷却水のファンが別々なこともあるし。

クーラントの温度が上がるとサーモスイッチの接点がOFFになって(ファンのリレーは導通になる)
ファンが回るという簡単な仕組み。

なので途中にあるコネクタの端子を抜いてケーブルを車内まで延長し後付スイッチでON-OFF
すれば手動でファンを回すことができます。
但しキーがON(始動)の位置での動作です。



ファンは一昨年だったかな?全バラOHを実施済み
あんまり回っていないようで状態は良好、クリーニングと新しいグリスを塗布するだけでOKでした。
(一応予備ファンもあるし)



あんまり後付け部品は目立つところに付けたくないのでスイッチは時計の下に付けました。
動かしてるのを忘れないようにパイロットランプも一緒に。
パイロットランプは日中に目立つよう電球からLEDに改造して爆光に。
多分夜は不要だろうし。



動作確認、OKです。
これなら走行後、エンジンルームの熱気を逃がすこともできますね。
(ファンの動作電流は約3アンペア位だったかな)

KP61・スターレットのクーラントが漏れ出したのでウォーターポンプを交換

2023年05月19日 | KP61 スターレット
なんか最近クーラントが微減するな~と思ってたら
ウオポンのシャフトからタラ~リとクーラントが漏れ出してました。
新車から39年間未交換のウオポン、それにしても良く持ったものです。





社外品だけどまだ古い車の部品が買えるのはラッキーです、それに安いし。



ラジエーターとベルト外せばウオポンは丸見え。
この車は隙間がそこそこあって修理しやすい。

外したついでにエンジン内・ヒーターコア・ラジエーターに水道水をブシューッと通して水路を洗浄。
時々洗浄してるからサビ粒とか何も出てこない。
エンジン内の水路表面には若干サビもあるけど定期メンテしてるので現状維持かな。



新品のウオポン付けてラジエーター戻して配管付けて液体ガスケット乾くまで一晩放置。



翌日、クーラント入れてエンジンスタート。

そしたらウオポンに挿したホースからクーラントが漏れてきた!
バンド増し締めしても漏れは止まらない。
ホース挿す部分に成型時の段差があったのに大丈夫だろうとそのまま使ったのが悪かった。
メーカーさん、出荷前にちゃんと修正してくれよ・・・と思いながらヤスリでギコギコ。
対面(下側)は見えないので指先で確認しながらギコギコ。
付ける前なら楽に修正できたのに。



2回やり直してバンドも2本掛けでやっと漏れが止まった。

これで20年は大丈夫、かな?

KP61スターレット 3年ぶりに空調ラインの後付けフィルター交換した

2022年09月26日 | KP61 スターレット
私のKPには空調用のフィルターは付いていません。
昭和の頃の車なので当たり前ではある。
バラせば分かるけどエバポレーターやヒーターコアがフィルターの代わり?になり
あとは・・・ご想像の通りです。(クサイクサイ)

それが今乗ってる通勤車のワゴンR(2010年式)には
空調のフィルターが普通に付いている。
2004年式のアルトでさえすでに標準装備。

先回2019年5月に交換した自作?のフィルターを定期交換したのでその記録です。
本当はこの春に交換したかったけどめんどいから延び延びになってしまった。
もう3年以上経ってるしエアコン使うと若干臭うのでがんばってやっちゃいます。

前回、どうやって分解したか忘れてしまってちょっと時間ロス。
結構あちこち外さないとブロワーファンユニットが外せなかった。

で、取れました。



3年4か月でこれだけ黒くなった、走行距離は約1万1千キロ。
(猛暑日以外は冷房でも外気導入側にしている)



先回ブロワーファンをクリーニングしたけどほとんど汚れてないから
今回はそのまま組み戻します。



ちなみにこの巻き線がスピコンの抵抗。
焼けてしまうから風が当たるこの位置に付いていると思いますが一度焼き切れたので補修しました。



エバポレーターも綺麗ですが一応家庭用クリーナー(無臭)を丸々1本ぶっかけました。
一度微香性を使ったことがありますが狭い車内では強烈なニオイでマイッタ。



フィルターと言っても100キンで売ってる換気扇やエアコン用のカットシートを利用。
こまめに交換すればこれで十分な効果があると思います。
次回のために交換日を書いて組み戻します(グローブBOX開けると字が見える)



また次回交換は1年後か?いや、多分2年後だな。