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KP61のCDナビが不調に 交換だけのつもりがやり始めたらあれもこれもと手をだして・・・

2021年08月31日 | KP61 スターレット
8月の初めは夏らしく?猛暑続きだったのにお盆休みに入った当日から雨続き。
いつまた暑くなるのかと期待していたのに明日から9月、秋になってしまった!


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ジャンクで買った古いCDナビ(アゼスト)の読み込みが悪くなってきて
画面に「CDを確認してください」と頻繁に出るようになった。
これを機会に「ポン」で交換できて画質も良い手持ちのDVDナビに入れ替える事にしました。

カーナビは「今どこにいるか」と「向かっている方向」が分かればそれで充分。
地図データーが古くても構わない。
それよりもナビに付いている正確なオドメーターと速度計が私には大事です。
(距離看板が設置してあるバイパスで20km走って差異が50m位だった!)

ところが交換し始めたら色んな配線がごちゃごちゃあふれ出してきた。
今まで機器の追加の繰り返しで枝分かれした配線群。
どこにつながっているのか、何の線なのか分からなくなったのもある。
この際これらもスッキリさせてしまおうと外し始めて
ついでにこれもあれもと、とうとうメーターまで外してこんなになってしまった。



この車も製造から約37年、購入してからも37年。
ここら辺はまだ外したことが無い部分。
今(メンテを)やっとけばこの先もういじらなくても済むと思うので頑張るのだ。

①メーター内の照明用電球が切れているみたいで暗い。
 ついでに他の電球も交換、LEDにしようと思ったけど今回は止めた。

②右側のエアコン吹き出し口からも冷風が出るようにダクトを入手して取り付け。
 若い時は何を考えていたのかエアコン付けないで購入。
 すぐに後悔して必要最低限の中古部品で後付け(なのでダクトは付いていなかった)
 右手側も冷えて快適になった、

③エンジンがかかってもウインカーやタコメーターなど電装品が働かない時が稀に発生。
 カギをゆすると動き出すので原因はカギ内の接点不良で決まりだろう。
 分解してみたら接点が黒く変色していて若干摩耗もあった。
 ヤスリで修正&接点も磨いてタミヤの接点グリス塗布でいい感じになりました。



④カーステやナビその他色々な機器の電源は純正配線をギボシ端子で鬼分岐してた。
 容量オーバーはしてないようだけどあの細い電線では心配だしラジオのノイズもひどい。 
 バッテリーから直接3.5sqほどのケーブルを引き込み12V直電源とリレーを通してACC電源を確保
 ギボシ端子の分岐はやめて多極コネクタで各機器へ。
 あと切断が難しい配線(GPSアンテナなど)以外は最短の配線に加工、これが一番時間掛かった。

 便利だったけど電流計と電圧計(どちらもアナログ)を無くしてデジタル電圧計のみに変更。


⑤電気系つながりでバッテリー回りの配線やフォグランプ・クラクション等の配線にも手をつけてしまった。
 それと準備していたヘッドライトブースターの設置も。(H4ハロゲンだけどノーマルでは暗い)

 またまたこんなになってしまった。



ここもせっかくなのでフロントグリルやライト枠.、エアコンのコンデンサーマウント等
固定具が壊れる寸前だったりやっつけの自作品だったりしてるのを新品に交換。
但し古い車なので同等社外品をネットで探して使用、あと多少の加工も必要だったりします。

クーリングファンもオーバーホール
モーター内部を開けて見たけどとても綺麗だったのでそのまま戻し。
外観はサビたモーターケースをPOR-15で塗装。
樹脂部は再塗装時に付いた赤色や劣化して白くなった部分を磨き落としてレザーワックス漬けに。



フロントグリルの退色したシルバーとレッドの部分を再塗装。
ちょっとしたラインだけど引き締まって見えますね。


作業を始めてから1ヵ月以上。
まだ少し残っているけどやっと走れるようになった。
(作業に追われて写真はあんまり撮れませんでした)

スターレット(KP61)エンジン降ろしの続きでオルタネーターとセルモーター

2020年05月31日 | KP61 スターレット
①オルタネーター

オルタネーターは先回ブラシだけの交換だったので今回はブラシとベアリング。
本当は本体をサンブラしてから使いたかったけどそこまでの時間は無いのであきらめた。

まずは分解




ブラシ外すにはまずレギュレータを外しますが半田付けされているので
半田吸取器(すっぽんと呼んでます)で吸い取ってから外します。
それからブラシのリード線の半田を吸い取ると(溶かすと)スプリングと一緒に外れます。
先回は10万キロでの交換でかなり減ってたけど今回は結構残ってました。
(写真は新品との比較)



次にベアリング。




グリス切れで乾いた回転だけどまだガタは出てないので(私の判断基準です)
シール外して良~く洗浄後グリス詰め込んでまたシール嵌めて完了。
再使用です。(まだまだ働くのだ)

ケースなど灯油やクリーナー、ワイヤーブラシ、エアーガンでクリーニングしてから組立。
手で回してみたところ前よりだいぶ回転がスムーズになりました。



②セルモーター

寒い季節になると稀にセルが回りっぱなしになるときがある。
それにまだ一度も分解したことがないので今回はバラしてみてみます。
ブラシやベアリングの状態、それと回りっぱなしの原因なども。





マグネットスイッチをバラしてみたら油っ気が無いので
多分こいつの動きが悪くなり回りっぱなしになったんだと思います。



交換用のブラシは用意してたけど見たところあんまり減ってないし
交換もちょっと手間がかりそうなのでこのままクリーニングして再使用。



洗える物は洗って磨けるものは磨きました。



不思議だったのがマグネットスイッチの電極。
片方だけ板厚の半分位まで摩耗して薄くなってた。
もう片方は摩耗無し。
電気の流れによる現象でしょうかね?
半分残ってるからこのままにしようか迷ったけど
同じ形状なので位置を入れ替えることにしました。
あと表面が少し荒れていたので軽く研磨。






あちこちグリス塗って組立。
先に結果を言うとセルは元気に回ってます。
この先また30年は使えるのでは?(笑)


③その他

ペラシャのユニバーサルジョイントの交換。
以前ミッション側しか交換できなかったので今回デフ側も交換しました。
サビのため固着ぎみだったけどなんとか外れてくれた。

最後にエンジンルームとエンジン自体のクリーニング。
これらは簡単に済ませていよいよエンジン載せます。



やっぱりチェーンブロックは面倒なのでまたあのクレーンを使います。
ただ、降ろすときは一人でやっちゃいましたが載せるのは
エンジンクレーンの油圧を少しづつ抜きながらエンジンを垂直近くまで
傾けたりしないと入らないのでここだけ助っ人(親父)を呼びました。
(ハンガーでは思った角度まで傾けられなかった)



今まではアクセルイグニッションのでかい当時物コイルを使ってましたが
すっきりさせたいので今回からノーマルに戻してみました。(走りに変化無し)

あとは配管や配線類を接続してボンネット付けて完了。
無事にエンジンも回り走りも前よりなんだか静かでスムーズになった感じ。

始める前は3日でやっつける予定だったけど丸5日かかってしまった。
まあ、これで10年以上はいじらなくてもいいかもしれないな。

スターレット(KP61)エンジン降ろしの続きでクラッチ交換

2020年05月24日 | KP61 スターレット
エンジン降ろした一番の理由はクラッチの交換です。
それからオルタやセルのOH、エンジンやエンジンルームの点検清掃などなど・・・。


クラッチは新車で買ってから約7万キロで最初の交換。
若かったので結構ザツな乗り方してたからこんなもんでしょうか。

現在はメーター読みでやっと20万キロをちょっと超えた位。
交換してから13万キロほど走ったことになりますが さあ、どうなっていますかね。



思ったよりも減ってなかった。
リベットまで1mmほどの厚みがあります。
クラッチカバーは少し編摩耗があった程度で他に問題はなさそう。
(先回はダイヤフラムスプリングが数個もげてた)
私の住んでる地域は真っ平らな広い平野なので山道走ったのは13万キロの内ほんのちょびっとだけ。
普通に平地を走ってるからなのかあまり減らないですね。(それともこんなもんなのか?)
但しレリーズベアリングは新車から未交換なので終わってた。(乾いた回転音シャーッ!)

それからパイロットベアリングの交換。
これはクランクシャフトに付いている。(ジムニーはフライホイール)
引っこ抜くのに通販で買ったスライディングハンマー式のプーラー使ったけど
爪の掛りが浅くて何度やってもすっぽ抜けてしまう。(サイズ的に境目だから)
他に使えそうなプーラー無いからホームセンターまで走ってアンカー買ってきました。
ネット見ると結構皆さん加工して使ってますね、私も真似しました。
普通ピンを叩いて爪広げますが先端が空洞なのでベアリングプーラーでピンを押して広げます。
あとはスライディングハンマー付けて「ゴン」と打ったら、、、
「スポッ」と一発で抜けました。
アンカーのピンは万力に挟んでドライバー等でこじると簡単に戻るので再利用できます。






フライホイールの表面も編摩耗してない。



ここまでバラしたからクランクシャフトのオイルシールも交換。
ベアリングの打ち込みは丁度良い大きさのソケットのコマが無かったので
外したベアリングを分解して代用。



クラッチASSYは全部ノーマル品を使用。
ヤフオクとかで新品の格安品をコツコツ集めてきました。
ノーマルが一番長持ちするんじゃないかと思ってます。
私のはSi(インジェクション)なのでキャブ車より少し大きなクラッチだし。

テープを巻いたパイプは20年前にこしらえたセンター出しの治具。
また使う日が来るとは思わなかった。(よく残してたな)





ミッションはインプット側のオイルシールを交換したかったけど
カバーが外れなかったので諦めた。(パーツリスト見ると簡単そうなんだけど?)
まだオイル漏れしてないし、まあ、大丈夫なことにしておこう。

次はセルとオルタの予定です。

20年ぶりにスターレット(KP61)のエンジン降ろしてあちこちリフレッシュ

2020年05月19日 | KP61 スターレット
今年のゴールデンウイークはどこにも行かず(・・と言うか行けないので)
KPのエンジン降ろしてイロイロとメンテナンスしました。
(エンジン自体は20年前にOHして調子いいからいじりません)


まあ、これは前から計画してたことで約20年ぶりのエンジン降ろしです。
今やっとけばこの先エンジン降ろすようなことしないで乗っていられると思うので。
どこにも行けないからゆっくり・じっくりと行いましょう。

で、その前にショックなことがあったのでそれから、、。

20年前はエンジン降ろすのに車庫の梁にチェーンブロックぶら下げて行いました。
そして今回は超奮発してエンジンクレーンを昨年の12月にヤフオクで購入!
(これだと自由が利きそうなので)



昔と比べてかなり安くなりましたね、これ。
でも激安輸入工具の洗礼を受けてしまいました。
キャスターの付いた折り畳み式の長い脚。
ノックピンを挿す穴がズレていて挿せない。



しょうがないので長穴に加工して対処。まあ、可愛いもんですよ、これくらい。
組み上げて「空荷で」アームが上がるかを確認、OKです。
70kgの私がぶら下がってみてアームが下がってこないかも確認、これもOKでした。


そして今回実際に吊り始めてから判明した事なんですが なんと、、、
油圧のラムちゃん、エンジン吊り上げてくれないんです。
レバーを下げれば油圧がかかってシャフトは伸びるけど
レバーを上げるとシャフトが元の位置に戻ってしまう、「へっ?」
再度レバーを下げて手を離すと「ピョン」とレバーが勝手に跳ね上がって
シャフトが伸びる前に戻ってしまう。
なんじゃこりゃ~、ですよホント。
空荷なら問題なく上がるのに実際に重量物吊ると戻ってしまう、バルブ不良か?
不良品じゃねーかよ!  と  思っても、もう買ったのが半年前、クレームは諦めました。
ただ、もう補器類外してエンジン釣りあげようとしている段階。
ヤケクソでクレーンのレバーをこれでもかとハイスピードで「キコキコ」したら
「3歩進んで2.9歩戻る」感じでなんとかジワジワ伸びてきた。
もう進むしかない。
どれくらい「キコキコ」しただろうか。(腕が痛くなった)
なんとかエンジンルームからミッションごと降ろすことができました。
(不幸中の幸いでエンジン吊ったまま一晩経っても前日の位置から下がっていませんでした)





通販で買った輸入品は「すぐに」「全動作」の確認しないと残念な事になるかも。
一応条件付きで2トン吊り上げられることになってますがこのミッション付きエンジン
吊ってる最中は終始ドキドキ、何事も無いよう神様にお祈りしっぱなしでした!!
溶接や各材質等は大丈夫そうだけどいきなり油圧が抜けたら、、、って考えたら、、、

これからはバイクのメンテナンス位しか出番ないかも。

しかしこのラムちゃん、直るのかな?

KPの続きはまたそのうちに、、、

珍しく今回はKPネタ! 空調を清掃してみた。

2019年05月25日 | KP61 スターレット
まだ5月だけど今日は真夏並みの気温。
車もエアコン無しではキツイ季節になりましたね。

でもエアコン使うとカビ臭がしてきます。

あまりいい気分ではないので対処することにしました。

この車は古いので空調(エアコン)のフィルターがありません。
外気はそのまま入ってきます。
当然空調ラインは汚れますよね。
あまりにも汚れ過ぎていたので8年位前にエバポレーターを外して
クリーニングしました。
それからは100キンの換気扇用フィルターシートを切って
空気取り入れ口に貼り付けてます。(この方法は結構見ますね)

それではこのシートを交換してエバポレーターに洗浄剤ぶっかけて
カビを洗い流しましょう。

まずはブロワーファンユニット外します。
(隙間が無いので結構大変)



2年前に付けたフィルターシート、外気導入側が黒っぽくなってました。



約7500km走行でこんなになります。
もしフィルターが無かったら、、、
こんなんでも付けた方が気持ち的にもいいですね。

せっかく外したんだからファンも洗いました。
ブレードは黒ずんでたし裏側はモーターから出た油汚れが付着してたので。

3

そして時期的にホームセンターに大量に置いているエアコンのクリーナー。
バモスの時にこしらえた延長ノズルを利用してクリーナー1本をまるっと
エバポに噴射! 内部のカビや汚れを洗浄しておくんなましぃ。



最後にフィルターをハサミで切り抜き両面テープで貼り付け



また少々難儀してブロワーファンユニットを戻します。
今の車みたいにフィルターのみを簡単に交換できればいいんですが
まあ、これも古い車の儀式として楽しみましょう。