こ~わの あれやこれや

たあいのないことを書いてますが
これが結構 本音だったり…

気になっている家

2015年07月10日 08時26分04秒 | あれやこれや
通勤の途中のある古い小さな一軒家。

朝も玄関先の明かりが点いたままで、
それが昨年から続いていた。

ある時、玄関先にゴミ袋が3つ積まれ、
いつ出すのかしら?と思っていたが、
一向にそのままで、数ヶ月続いた。

毎朝見ていると、独居のご老人のお宅なのではないか…?
段々 心配になる。

春になり 家の壁に這っていた蔦が勢いを増し、
小さな窓も覆い隠して行った。

流石にこの状態を見ると、誰も住んでいないのだろうと思う。

家は 住む者がいなくなると、段々朽ちて行くのみ。

時々家族が来て 手入れをされているのだろう。

先日 そのお宅の小さな庭の木々がバッサリ切られ、
短く切った幹がいくつかゴロゴロ無造作に置かれ、
すっきりしていた。

すっきりして見えたものは、
二階の窓。

サッシではなく、木枠で区切って、
真ん中に大き目のガラス、
回りに枠を区切って小さ目のガラスを数枚
取り囲む様にはめた、
懐かしい感じの窓が二つなのだが、
奥側の大き目のガラスが割れている…

あれはよろしくない。

しかし、数週間経ってもそのままで、
管理する方は 諦めているのだろう…


高齢化が進み、そんな家が増えているらしい。

そのお宅は それでも時折誰かが来ているようだから良いが、
手付かずで、庭の木々の勢いに影をひそめ、
忘れ去られて行く家の様子は悲しい。

かつてそこにも家庭があり、家族を守って来た家。

守るものが無くなれば、存在意味まで無くなる。

解体するにも費用がかかり、
建物が無くなると固定資産税が高くなるとか…

何か良いてだてはないのか…?

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