何かをプッツンしかけました…

実は今週始め（月曜日）、初めて今の仕事を丸１日休みました。
先週、仕事がえらく失敗続きで、金曜日の帰りは精神的にもボロボロで、（私生活含めてでも）こんな自分が嫌になってて、仕事を辞めたい以前に、何だかすっごく死にたいと思っちゃって、大変でした。


※「後ろ向き万歳！」な暗い日記です。要注意。


金曜日の帰宅後は、お風呂にも入らず寝ました。
夕飯は…食べたっけ？

土曜日は…、一日中布団の中にいました。
ず～っとパジャマで、数年ぶり（多分）のパーフェクト・ヒッキーでした。
実は（というか何と言うか）、この２日間は、「いつ死のう」「どうやって…」なんて悶々考えてました。

それでも日曜日は、最後の晩餐な気分で、明るく振舞って、夜、この世とお別れしようかと思ってたのですが、結局、家族とのやりとりで、そんな気分じゃなくなっちゃって…。

「明日はどうしよう…。先週末までで、やれる事はやったつもりだし…。
金曜日は、もう行かないつもりで、タイムカードも退勤時間より（数分）早く切っちゃったし…。（私の会社は20日締めなので、今月のお給料は19日までの分なのです。）
もう、行くつもりなかったのに…」と思いながら寝ました。

月曜日の朝。
何だかんだ思いつつ一晩越してしまったので、諦めて起きて行こうと思ったのですが、頭が痛い、吐き気がする…という感じで、願ってもないのに、行けそうにない状況だったので、連絡して１日お休みさせてもらう事に。


１日寝てました。
でも、夜になれば、また「明日は行かなきゃいけないのか…」という思いにかられ、自分の机の上のペン立てのカッターに手が…。

プッツンしようと決めました。
刃を肌に立てて、グッ…と押えました。

…が、紙はスパーッと切れるのに、肌は切れない。
もう一度、グッと。
それでも、肌はへこむだけ…。（汗）
そのカッター。
今まで、ロクに刃を折って換えた事などありませんでした。

「ちょっと、私ゃ、さっさとオサラバしたいのに…！」と思いながら、刃を押えながら、出せる分だけ出して、刃をずらしていく…。
数回ずらしたところで、やっと、ほんのり血が出てきました。
でも、つまんで押さないと出てこない傷。
「こんなんじゃあ、とてもじゃないが、明日にはピンピンだなぁ…」と思いつつ、もう少しやっていきました。

でも、「これでもか！」な思いを３・４回した所で疲れたし、お母さんが「大丈夫？」と私の部屋を覗きに来たので、止めました。
…で、見つかりました、カッター。

「何馬鹿な事してんの？」と怒られ…てはいませんが、「どうしたの、何があったの？」と言われ、諦めました。
自分が悪いから、人のせいだとは言えず、だからと言って正直に「自分のせいだから」って話したら、「そりゃ、あんたが悪い」と言われるのが目に見えていたので、何をどうしたらいいのか分からず、涙がボーロボロ出てきて、えらく困りました。（困ったのは母ちゃんの方でしょうに…。）

…が、そんな、最期を迎えようとしていた時にも関わらず、iPodは再生しっぱなしで、イヤホン離しててもある程度聞こえる音量にしていたのですが、私があまりにも黙秘権を行使していたのに呆れたのか、お母さんが「音、聞こえないよ」と言って、耳元に持って行きました。

「♪翼など欲しくない～　鳥よりも愚かでいいから～」

初聞きで歌いだしました、うちのお袋は。
しかも、えらく前向きな歌です。（“るろ剣”のキャラソン『明日のかけら』）
「何だ、いい歌じゃん」と、ここで初めて、私が聞いている歌に対していいコメントをくれました。（初めても何も、親の前じゃあほとんどキャラソンは聞いてませんが。）

これで、後ろ向きだった私の気持ちがプッツンと途切れました。
これぞ、チキンハート万歳！です。
母親との他愛のない話で、死ぬ気なんて失せました。
…いや、始めから、「100％」死にたいなんて思ってなかったのでしょうけどね。
私のこの決意なんて、こんなもんでした。

この後（それでも続く月曜日の夜）は、心配だからと、お母さんが自分の寝室から布団一式を持ってきて、数晩私の部屋で寝てくれました。


…決行する前に、とりあえず「生前の記録を残しておくわけにはいかん！」と、このブログを一時停止にしたり、ネットの履歴を消したり（このパソコンになって初めて。）、ワードで打った文章やネットのお気に入りも全部ゴミ箱に移しました。
…でも、このブログに関しては、登録の内容をプリントした紙が机の引き出しに入ってるから、その気になれば見られちゃうんですけどね…。
こんなブログを見られちゃったら、ネット上での私を知らない、私の知り合いは、えらい衝撃を受けちゃいますよ、絶対。
そんでもって、オタクだのマニアだのという世間体の考えにもちょいと影響が？

余談①：
『明日のかけら』の次は、ランダムで“遙か２”の『初嵐の眩暈を』でした。
お母さんの「♪ピョロリロリ～ロリ～」の口ずさみで、「それは駄目っ！」と即座に引き離しました。
「18禁？」と聞かれましたが、一瞬慌てて、再び黙秘権行使。
でも、心の中で思いました。「18禁な歌って…」と。
音楽関係にも、TVゲームでいう『CERO』みたいな機関が必要になるんじゃない？
月にいくつもCD出てるのに…。

余談②：
私のこの傷でさえ、当の本人はヘトヘトになったので、「人をノコギリで切っちゃう人なんかすごいよね～」とお母さんと、皮肉と笑い混じりで話していました。（これを言ったのはお母さんですよ。）

余談③：
３つある余談の中で、これが一番今の私に影響大なのですが、風邪ひきました。
せきのし過ぎで、腹筋が痛いです。