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サンタさんと喋った!!

2005-07-13 16:52:12 | ねずみの日常
…『サンタさん』って、言ったら嘘や大げさになりますがね…。


この日記を書き始めたきっかけとして、「家庭環境が少し変わった」というのがありますが、親の離婚とか再婚、はたまた誰かが亡くなったわけではなく、家族(親)の仕事が変わっただけです。
両親は祖父母と一緒に、とある化学的分野の会社で働いていたのですが、社長である祖父と、会社経営の理想が合わなくなったということで、その会社を辞めました。

で、父は再就職先を検討中、母は退職の後片付けが済んだら“専業主婦”になるそうです。
…近所にはきっと専業主婦な奥さんが何人かいるますけど、実際やろうとするとどうなのか…。
今まで仕事メインだった母にとっても、そんな母を見てきた私にとっても、未知な領域です。(笑)


父は、前の仕事で働いていた頃、他の会社から時々“ヘッドハンティング”を申し込まれていたそうです。
それで、その縁があって、次の就職先も早く見つかりそう…と言うか、新会社を設立するそうです。
で、今、日本人の知り合いはもちろん、親しい外国人の方にも話を持ちかけているところです。


…そんな中で、今日、事件が起こりました…!!
バイトが終わって、私が家に帰った後…、夜の10時半ごろですね…。
電話がかかってきて、私はいつものように受話器を取ったんです。
「はい、○○(苗字)です」と言ったら、ボソボソと聞こえてきた男性の声。
すっごく低くて、小声だったんですよ。
「は? 何!? いたずら電話!?(慌) 誰!? 切るぞ!!!(切)」と心の中で思っていたら、「Dr.(父の名前)」と言ったので、その相手が英語で喋っている事に気づきました。
「どーするべ、英会話なんてまともにした事無いぞ!!お母さんに――…。(ハッ!)でも、今、風呂だ~!!」と慌てながらも、とりあえず対応…。
(とりあえずも何も、向こうもしばらく話し続けていたし…)

「Wait a minutes!」
これがその電話で私が初めて発した、まともな(?)英語です。

(万博開催に伴って、バイト先にも外国のお客さんが来た時には、とりあえず、こう言って、時間を稼ごうと計画してましたし…。)
お父さんはまだ仕事(探し兼打ち合わせ)から帰ってきていなくて、まだいなかったんですよ。
なので、母に「外人から電話がかかってきた!」と伝えに言って、何て言えばいいのかを聞いて、再び受話器を取りました。
「父は今、いません。あと1時間ほどで戻ってきます」とぎこちない英語で、伝えると、「また後でかけなおすよ」と言ってくれて、「君の名前は何というの?」と聞かれたので、「○○です」と答えて、お互い「Byebye」と2・3回程言い合いながら切りました。
(どうも、“こっちから電話を切る”というのは、苦手で…)

母がお風呂から上がって、「大丈夫だった?」と聞くので、「あぁ…、うん、まぁ。でも、疲れた…」と興奮しながら答えました。
でもまぁ、外国人から我が家に電話がかかってきたのは、昨日今日の話ではなく、ただ単に、“私が出るのが初めてだった”というだけの事なんですが。
時々、両親も電話で英語喋ってますし。

「このままではヤバイ!」と思った私は、部屋から電子辞書を持ってきました。
『日常英会話』の辞書も入っているので、それを見ながら、
「どちら様ですか?」、「父はただいま(自宅に)いません」、「あと○分(時間)で帰ってきます」などを書き出していきました。
“こちらが受け取る側”の会話として、「私よ、私」という言い方も載っていました。
『It's me.』です。
「ちょっと待った。『私よ、私』って、“オレオレ詐欺”じゃん…」と私が言うと、母は「“It's me.”って、お姉ちゃん(私のこと)じゃん」と言ってきました。
…確かに、英語喋る外人さんにとって、私が“I'm”を付けずに名乗る事は、「私よ、私です」と言っているように聞こえるかもしれません…。
――何て、話した後、母は父を迎えに行って、私は続きを書いていました。

電話から約1時間後には、父も帰ってきていて、電話を待っていました。
すると、12時(夜中)前にかかってきて、今度は初めから父が出ました。
私もその会話を聞きたくて両親の部屋に行ったのですが、「風呂に入れ」と言われたので、電話中、入っていました。
お風呂から出て、電話の内容を聞くと、「『奥さんが二人いるのか!?』と言われたぞ」と言われました。
私も、名乗った時に、一応「His daughter.」と付け足したつもりでしたが、上手く伝わっていなかったそうなのですが、ちゃんと父が説明してくれました。
で、その人がどんな人かと聞いたら、スウェーデンの方で、サンタさんにそっくりなおじいさんだそうです。
しかも、名前はサンタさんの身近にいるものと同じそうです。

会ってみたいなぁ、サンタにそっくりなおじいさん…(-ω-)


あ。何で彼が父に電話をくれたかというと、前働いていた会社でも、彼は協力していてくれたのですが、それは父の事を頼りにしてくれていたからだそうで、その会社を止めた父に改めて協力したいとの事だそうです。