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「暑さ寒さも彼岸まで‥」の言葉のように、お彼岸はちょうど春分、秋分の季節に行われます。気候は暑からず寒からず、昼と夜の時間は同じ、これらは仏さまの教えである「中道(ちゅうどう)を守れ、何事も極端をさけること」に通じます。とは・・言いつつも今年の秋季彼岸は大変暑いですね。。。 お彼岸とは、迷いの世界である此岸(しがん)から悟りの世界である彼岸(ひがん)へ到るという到彼岸(とうひがん)から名づけられた行事で、彼岸会(ひがんえ)と言われます。お釈迦さまは自分も他の人もともに幸福になる到彼岸として6つの教えを示されました。 ★布施(ふせ)=物質であっても心であっても、人に喜びを分け与えること。 ★持戒(じかい)=規律を守り、節制ある生活を行うこと。 ★精進(しょうじん)=目的に向かってたゆまず努力すること。 ★禅定(ぜんじょう)=常に平静な心を持ち続けること。 ★忍辱(にんにく)=心を動かさずに耐えしのぶこと。 ★智恵(ちえ)=人生の真実を見きわめ、迷いを去って無上(真に悟る)の境地にいたること。 お彼岸は中日(春分・秋分の日)を中にはさんで前後3日間です。この1週間は仏さま、ご先祖さまへの報恩感謝のお寺まいり、お墓まいりを行います。そしてまた、自分自身がお釈迦さまのお教えにかなっているか、もう一度ふりかえってみる機会でもあるのです。 本日も境内を見ると、多くの参詣者が見受けられます。きっと仏様方がニッコリと微笑んでるんではないでしょうか♪