銀杏の思い出

　　　　　　　　　１２月７日　　　　

　　　　　　　　　


師走。何となく気ぜわしい毎日ですが、紅葉の最後を彩る銀杏がとても綺麗です。


明るい黄色に染まった木を見て、こんな所に銀杏があったのねと思うこともしばしば。

松田山ハーブガーデンから足柄平野を見下ろすと、あちこちに黄色い絵の具を散らしたようです。

　　　　　　　　　　　



　ず～っと昔の幼い頃、黄色く敷きつめられた銀杏の落ち葉を拾っていた記憶があります。

家の近くの大きな銀杏の木の下で、綺麗な葉っぱを探していたら、どこかのおにいちゃんが

「綺麗な葉っぱを落としてあげようか」と言って、銀杏の木を揺すると、

黄色い葉っぱが頭の上からいっぱい降ってきて、びっくり、大喜び。

私の中の原風景と言ってもいい程の、幼い頃の記憶です。

今でも銀杏をみると、頭の上から舞い落ちてきた黄色い葉っぱを思い出します。

幼稚園にも入っていない頃、そんな頃から葉っぱや木の実が好きだったんでしょうか？・・・


そんなことを考えながらハーブガーデンに来たら、ちょっとステキな風景に遭遇。

そっとシャッターを押しちゃいました。

　　　　　　　　　


みなさんにも、綺麗で心温まる風景が一つ一つ積み重なっていきますように。