「人間は何故生まれたのでしょうか」?
この疑問に対するヒントは太陽の存在の中に隠されています。生命が溢れている地球は宇宙のオアシスだと或る宇宙飛行士は言いました。地球上で繰り広げられている光景は奇跡であると思たに違いありません。しかし奇跡の星地球は誕生から現在に至るまで太陽の存在を抜きにして語ることはできません。太陽はその熱と光で風を起こし雲を創り雨を降らせやがて地上に降り注いだ水は植物を育てその植物は太陽の光で酸素を作り、動物たちは太陽のエネルギーを全身に取り込んで生きる。そして太陽が私たち人間を創ったのです。しかし、太陽が地球にだけ優しいのはなぜなのだろうか?太陽から注がれる不思議な物質は何なのだろうか。
46億年前に銀河の片隅から宇宙のチリであった渦の中から誕生した輝き始めた太陽の周囲には無数の微惑星がありました。地球はこの微惑星が衝突しながら形成されていったと考えられています。太陽と地球は血を分けた兄弟だと考えれれています。原始の地球は此の激しい衝突でできた灼熱の惑星でした。しかし地球という惑星は太陽の力といくつかの偶然で生命の星へとその姿を変えて行ったのです。
太陽系には同時期に9個の惑星が誕生しています。いずれもガスの雲から生まれた太陽の分身ですが、地球だけは他の8個の惑星とは異なる違いがありました。
決定的な違いは海の存在です。海がなければ生命の繁栄は有りえなかったのです。水は最初、どの惑星にも存在していました。しかし、液体の形で大量に存在続けたのは地球だけでした。地球から4000万キロ離れた金星は全体が二酸化炭素で覆われて気温470度の灼熱の惑星です。太陽に近すぎて熱のために海は存在できない。8000万キロ外の火星には嘗て大量の水が存在しましたが、星自体が冷えてしまった現在気温マイナス60度で気温が低すぎて水があっても凍ってしまうのです。
ある恒星系で気温が0度~100度までの星であれば水が存在する可能性があるといいます。
地球はその大きさでも恵まれていて、気温は平均15度C太陽から絶妙の距離が海を創ったのです。
太陽の表面温度は6000度Cですが至急との距離は1億5000万キロで生命が存在可能な適正な距離だと言えます。
太陽の年齢は46億年。途方もない年齢ですが、生あるものは必ず滅びるのです。太陽も地球も物質ですから何れは消滅の運命は避けられないと思います。太陽に育まれた現代に生きる私達人間は生命を自然を宇宙を大切に思い太陽が地球を育んで来たように人も又育んできた子供たちを大切にしましょう・・・(私の願いを込めて)