「ワールドカップサッカー・カタール」
今回のワールドカップは恐ろしい程に
時間に正確である。
プレイが止まってしまうと、時間がちゃんと止まるのである。
なので、後半のアディショナルタイムが
二桁になってしまうことがある。
「１０分とか１２分とかいつ終わるんだよぉ～～～～」
という、とてつもない時間待たされるのは
ほんとこわい。
そして、ちゃんと時間を計るが為に、
いつのもコーナーキックでラストワンチャンスという
サッカーも
コーナーキックを蹴る前に試合終了という
無慈悲な（でも、アディショナルタイムたんまり
あったんでしょ？んん？）
事となってしまう。
ちょっと前のガーナVS韓国のように。
（しかしなぁ～～～～。監督が退場させられ
第３戦で指揮を取れないのは、さすがにまずいですわー）
ここで注目したいのは、
選手交代の仕方です。
ちょっと前の、日本VSコスタリカ戦ですが、
コスタリカの監督さん。
実に興味深い「選手交代」をされていました。
後半44分【コスタリカ】 3人目の交代
OUT セルソ・ボルヘス→IN ユースティン・サラス
アディショナルタイムは6分
後半45分+3【日本】
遠藤がテヘダを倒してイエローカードを受ける
後半45分+4【日本】
コスタリカを押し込みながらもゴールが遠い展開が続く
後半45分+5【コスタリカ】 4人目の交代
OUT ジョエル・キャンベル→IN ダニエル・チャコン
「ゲキサカのテキスト速報」より。
知っている人は知っていると思うのですが、
選手交代の時にかかる時間は、「３０秒」ほどなんですよね。
そして、コスタリカの監督さん。
なんとなんと、終盤からアディショナルタイムの
最終盤にかけて交代枠を２枚使っております。
自分の選手たちを落ち着かせ、なおかつ焦っている日本に対して
更に焦らせるような「交代」の使い方。
その上に、アディショナルタイムの時間を削るという、
なんか、無茶苦茶な名将ぶりです。
わたしは、ついこの間の、「セネガルVSエクアドル」「オランダVSカタール」
「アメリカVSイラン」のどれかの試合で、
交代に３０秒かかる事を知ったのですが、
なんで、アディショナルタイム内に選手交代
させるのかが、今まで全然わかっていなかったんですよね。
ええ。
元気な選手を出すんなら９０分間の方がいいんじゃね、
と思うじゃん。普通は。
これが、テレビゲームのサッカーと実際のサッカーの
違いですね。
たかが選手交代なのですが、使い方によっては
恐ろしい武器になるという
お話でした。
（しかも、コスタリカさん。何気ない事なのですが、
最後の１枚の交代枠を余らしているんだせ。
皆さん、気が付いてましたか？？
わたしは、これを見て、
違和感しか感じなかったんですけどね・笑）
今回のコスタリカの戦術って、最小失点に抑える事が
主眼で勝てばラッキー。
引き分けでも他のチームには迷惑をかけないという、
麻雀でいう所の下位の点数持ちが、しょうもない安い手では
上がらないというアレに似てますよね。
ほんと・・・・。
普通のサッカーのセオリーじゃないんだよなぁ～～～～。
（苦笑）
