かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

第72期ALSOK杯王将戦第2局をテレビ観戦した時の・・・・

2023-01-23 19:17:05 | いっつ将棋たーいむ

1月21日(土)

 

「ほおっ、『雪うさぎ』(ケーキ)かあ!!」

いつものおやつ速報が入った。

羽生先生が初日に頼んだおかしが『雪うさぎ』だったので

びっくりしました。

 

藤井先生が選ぶのかなぁ~~~と漠然と思っていたので、

ふむふむと思いながら見ていました。

 

53手▲1四角が放たれた時に、「なっ」と思ったこてくん。

ちなみに、これにかけられた時間はわずかに2分。

 

わたしは、その前の羽生先生の手を見てなかったのですが、

▲2一飛と打った手にはたったの6分だったらしい。

 

なんか凄すぎるやんと思い、後ろ髪をひかれながら

家を出ました。

 

いや、実は更にすごい手59手目『▲8二金』があったのですが、

これ、テレビで見てないんですよねぇ~~~~。

いやぁ~~~~、皆とその驚きを共有したかったわぁ~~~~。

ほんま。

 

この将棋の白眉といわれるこの1手を

同時刻に見てないんですよねぇ~~~~。

画竜点睛を欠くと言われても仕方ないですなぁ~~~~。

 

 

2日目。1月22日(日)

9時に対局開始なのですが、1手目から並べてから

『封じ手』も出されるので、

9時3分くらいに対局開始となりました。

 

ま、でも、すぐには手は進まないので、

解説陣も初手から手を振り返ってくれます。

 

この日も仕事なので、見たいのを我慢して

午前中は寝ました。

 

ちな、この対局前に放送していた、今までの銀河戦を

振り返るシーンは

 

堀口一史座 - Wikipedia

さんの全盛期の姿や、

 

加藤一二三先生の秒読み将棋の中で、

「あと何分っ!!」

と言うセリフが事実だったのを知って

驚愕していました。

 

(前日の8時台は、佐藤天彦先生と里見先生の

新銀河戦を見ていて、

「なっ、里見さん勝ったんだ。」

と思いつつ

トーナメント表を見てみると、

藤井先生の師匠が山根ことみさんに負けているのを

見て、またびっくりしていました。)

 

 

午後2時前後、起きてテレビ画面を見てみる。

藤井先生の74手目が放たれる前の局面で、

85分フリーズしている局面である。

 

正直、もうこのままずっとこの画面を

見ていたいと思ったのですが・・・・。

藤井先生の手が△7七銀と打ち込まれた。

 

「ほおっ・・・・」

 

いや、わたしは画面でAIが候補に挙げた手で

この手はあんまりいい手ではないのを

知ってるんですよ。

なんか「カンニングしてるような気まずさ」が

ありますよね。これって。(苦笑)

 

でも、一応人間対人間の対局・・・・と言うことに

なってるので、先手の羽生先生が間違えるかも

しれない。

 

そう思うと、この手もあり?なのかなぁ~~~~と

思いつつも、

個人的な勘では、

 

『結論を急ぎすぎる』ような手に見えて

しょうがなく、

やっぱ、受けにまわるほうがいいんじゃね?と

思った次第です。(素人の勘ですが)

 

更に3時の速報で、藤井先生はアイスティーとゆずソーダを

頼んだと聞くと、

 

「いや・・・・そこは・・・・」

と言いよどんでしまった。

 

食べられなくても、ここは食べ物を食べて、

相手に「まだまだやるぜよ!!」と、

見せつけたい所。

 

相当に読みにふけりたかったのでしょうか。

藤井先生。

わたしは、「ああ羽生さん、『はにたん最中』食べてるし勝てるんだな。」

と思った瞬間です。

 

ただ、局面はまだまだ、実際は複雑なのでありました。

75手目に羽生さんの▲7七同金が指されるまで、72分もあり、

わたしが願った通りに、本当にこの局面で止まってるやん・・・・

と半笑いになりながら見て・・・・

 

そこそこしろうとな父「羽生さんの玉、2八まで逃げるよ」

と言うと、

こてくん「う~ん、羽生さんが2八に玉を逃がすような展開だと、

駒をぼろぼろ取られて負けになるんやないの?」

と、読んでもないのにそう言うこてくん。

 

ほんと、どっちが将棋をわかっているのやら・・・・(笑)

 

そして、▲7七金(72分)・△同馬・▲5七銀打(2分)△7八飛(35分)

 

ここで、わたしの囲碁・将棋チャンネルでの観測(観戦)は

終わりました。

(なので、▲4六歩(41分)という好手を

見てないんよねぇ~~~~~。

いやぁ~~~~ほんともったいないっ・笑)

 

なんとも『濃密』で『深淵』な世界でしたねぇ~~~~。

 

85分と72分の長考合戦。いやぁ~~~~。

くるねぇ~~~~。

すごい熱量やねぇ~~~~。

 

局後、羽生先生は、

「最後も怖かったんですけど、何かあったらしようがないと。

詰まなくてよかったなという感じ」

 

とは言っているのですが、

 

83手からは89手目の▲3六玉(6分)以外は

全部ノータイム。

101手目の▲4八香まで見事に走りぬきました。

 

そして、終局時、羽生先生の玉は2八に鎮座している。

 

父の予想は見事にあたり、

わたしは脱帽するのでありました。

 

うわぁ~~~~。くらくらくるなぁ~~~~。

ほんと。面白すぎる。

今のZ世代が見たら、わたしの行動を見ていると

「なんちゅう時間の無駄使い」と思われるはずだけど、

これが将棋というような、

ほんと凄い世界でした。

 

ではではっ。

 

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