天候不順で、稲刈りを控えている田圃が乾きません。砂質壌土で水持ちの悪い田でも、毎日のように降る雨のせいか乾きません。例年だと水尻を開けなくて済む田もありますが、さすがに今季は殆どの田の水尻を開けました。良食味のためにはあまり早く水を切らない方が良いと言われていますが・・ 作業性も考慮せざるを得ません。超湿田は8月30日に水尻を開けておきました。同じ頃、殆どの田の水口を締め切っています。(保水力のない田は例外です:こうした田は水があってもコンバインが抜かりません) ただし、湿田気味の方が除草剤は効くし、収量も品質(食味)も良いと思います。 ”早く秋晴れになってくれー”!! (-_-)/~~~ピシー!ピシー! このところ考えるのですが、いもち病が出るのは天候のせいだけではないと思います。肥料が(特に窒素成分)過剰なのか、適切に箱処理剤が施用されているのか・・・ 金肥と言われるようにお金がかかっている化成肥料をやり過ぎれば取り返しがつかないと思います。過ぎたるは及ばざるがごとしを地でいくようなものです。 元肥を抑え気味にしてその年の出来具合と相談しながら追肥で持っていくのがベターでしょう。尤も、我が家では側条施肥の一発肥料ですので基本的に追肥はやらない農法ですが・・・ 作業の合理化・省力化を図りながらも、基本はキチンと押さえる栽培体系の構築が重要でしょう。 <(`^´)>