ろくさんの農業日誌

日々の農作業や、稲・トマトの生長の様子をお知らせします。当地方は「南郷トマト」の産地です。

トマト防除

2015年09月04日 | 日記
 晴れ間を見て防除をしました。中7~9日置き位で定期的に行っています。病害虫が発生してからでは遅いので予防散布が主目的です。夕方までに樹・葉が乾かないような雨天の日は防除に適していません。
 時節柄、オンシツコナジラミの大量発生が危惧されます。トマトの果皮が虫の分泌物(糞など)で汚され、軍手で拭いても落ちません。殺虫剤は基本的には虫がいないときにやっても無駄になると言われているようです。が、まったくいないことはあり得ませんので、密度を低減するためにも行っています。
 病気に対する殺菌剤も同様です。葉・灰色カビ病等は予防が最善でしょう。これからの時期は低温多湿の不順な天候が続く予報で「疫病」「うどんこ病」も心配です。事前にやっておけば努力の甲斐はあると思います。病気に罹り易い収穫段より下の葉は掻いていますので通気もよく、黄変したような葉は殆どありません。残渣片付けも極力翌日までには行っています。品不足でD級品も出荷出来ています。お盆前のA級の価格より良いという不思議な状況です。今年は野菜が高く消費者の方は大変だと思います。農家も高温対策や一気の低温日照不足への対応など気象が農作物の生産に及ぼす影響は計り知れません。 (^0_0^) 今月下旬には稲刈りが始まります。取り敢えず全田の水口は締切り、湿田は水尻も抜いておきました。毎日のように少し雨が降っていますのでなかなか乾きません。(まだ、水は必要な時期ですが天水で十分でしょう) 殆ど自分の耕作している団地は用水そのものを幹線水路分岐で止水しました。 <(`^´)>