エアロゾル研究室(おさだ)

山へ海へ極地へ、エアロゾル研究にいこう!

Lu論文

2010-07-14 09:30:00 | エアロゾル
昨年12月に、立山での微細粒子の年々変化傾向についての論文がACPに掲載されているのですが、同じ雑誌に類似テーマの刺激的な論文が掲載されました。

Luら(2010) Sulfur dioxide emissions in China and sulfur trends in East Asia since 2000
http://www.atmos-chem-phys.net/10/6311/2010/acp-10-6311-2010.html

我らの論文もしっかり引用してくれて嬉しいですが、やっぱり今が旬ってことですかね。続編をだしたいところです。Interlakenでmetswissのオジサンが「こんなのがあって、これがこうで」と教えてくれていたのですが、あのオジサンはレフリーの一人だったのかも?

この論文の投稿履歴は、
Received: 27 February 2010 – Published in Atmos. Chem. Phys. Discuss.: 6 April 2010
Revised: 15 June 2010 – Accepted: 3 July 2010 – Published: 13 July 2010
になっているので、ACPDまでの時間が一月かかったのが惜しいところ(それでも十分早いけど)。その後はけっこうちゃっちゃと早く済んでいるので、順調な論文だったのでしょう。ウラヤマシイ・・・アクセプトの10日後には掲載ですから、その辺は我らの論文の時と同じで(実質2日くらいだった)凄まじいスピードです。