エアロゾル研究室(おさだ)

山へ海へ極地へ、エアロゾル研究にいこう!

激励パーティ

2015-03-30 09:40:00 | おさだ日記
土曜日(28日)は、旧水研時代にご縁のあったO先生の退職パーティーがありました。





写真は、当時ご関係の方々とのグループフォトです。
(宴会そのものは大人数でしたが、名古屋グループとしての写真)

O先生をはじめ、懐かしい皆さんに会えて良かったです。

O先生のプレゼンで、一番楽しんだ論文として富士風穴の調査結果をまとめた論文を取り上げていたのにはちょっと驚きました。
富士風穴に氷が溜まっているのはどうしてなのか、なんで維持されているのか、ということを、地道な観測で調べた内容で、1994年に Arctic and Alpine Researchに2部作で発表されました。
Part 2の方は観測を手伝った長田も共著にいれてもらっていましたが、そんなに楽しんでいたのかと、ちょっと意外な感じがしました。そこそこ引用されていますから、氷塊形成と維持機構の熱収支の観点で、おもしろい成果なんですよね。

ところで、今朝から始まったNHKの朝ドラ。
「夢みたいなこと言ってないで、地道にこつこつ一歩ずつ!」って、小学生が話しているのは、なかなかすごいお話の設定だなと思いました。


卒業

2015-03-25 19:18:00 | 研究室の様子
今日は卒業式でした。



ご卒業おめでとうございます。

修論のテーマである花粉に悩まされる季節になりました。
卒業後は、この季節がくるたびに、「修論でこんなことをやった」と話を振りたくなることでしょう。ぜひそうしてください。

Q大U先生に教えてもらったドーテンさんの本じゃないですが、古いアイデアを新しい切り口で組み合わせて貼り付ければ、立派な研究になります。

これから楽しい社会人生活をお送りください。
おたっしゃでぇ~


立山にて

2015-03-24 18:28:00 | 立山
毎春のお仕事ですが、立山へいってきました。

まずはこれ。




いったいなんの模様だとおもいますか?


どんな風にできるのか、見たことはありませんが、どうやら積雪に雨が降って(水がながれて)できたようです。

この写真は、黒部平から大観峰に向かうロープウエイから、谷を見下ろすように撮りました。

先週は扇沢で雨量規制がかかるほど雨がふったようなので、そのときにできたのかもしれません。


室堂平の方はと言うと、こちらも見渡す限り、けっこうな雪えくぼ状態でした。



ピットに向かって右側が雪えくぼの中心にあたっていて、そこの雪温は2mくらいまでずっと-1℃近い高温なのに対し、ピットの左端は-5℃以下!。たった2mくらいの範囲でも、水道(みずみち)にあたっているかどうかでかなりの温度差があって驚きました。当然、氷板の様子も右と左とでかなり違っていました。

積雪深は780cm。強力な助っ人さん達のおかげで、なんとか悪天前に作業がおわりました。

黄砂+煙霧だったのか、視界が悪かったです。



三月なのに雪

2015-03-11 08:20:00 | おさだ日記
名古屋にしては珍しく、3月なのに雪が積もりました。



昨晩は横殴りの雪が降っていて、今朝になったら木の上や車の上にはうっすら積もっていました。
夜の最低気温は-1.1℃! 自転車も寒いわけだ・・・




続きと言うほどではありませんが、屋上の様子。





NH3計のメンテ

2015-03-06 18:47:00 | 観測
毎月のことですが、Q大へNH3計のメンテに行ってきました。




可動部分の多い装置の割には、けっこうがんばって働いてくれています。
たまに欠測することはありますが、月に一度の小メンテと、3ヶ月毎の中メンテをすることで、昨年の8月から、ずっと働き続けています。この調子でめざせ1年連続データの取得です。