ごめんね、ダーリン!

基本的に何でも口にする性格だが、それでも夫には言えない事もあるし、言いたくない事もあるよな・・、うん。

兄上のアドバイス(その2)

2007年08月30日 22時46分38秒 | 今日の出来事
今朝、8時頃に家電が鳴った。
まだ寝ていた私・・(昨日の昼間寝すぎたので、夜眠れなかったの・・)
「もしもし・・」
「あ・・僕です」
「あっ!兄上??」
「うん、寝てました?」

発熱の件を「○クシィ」の日記で知った兄上が心配して電話を下さったのだ。
で、色々話すうちに、やっぱり聞いてもらいたくなった・・。
「今日はお時間ありますか?」
「うん、午前中は学校に行くけど」
「ちょっと話を聞いて頂けますか?」
「いいよ」

と言う事で、病院の診察の合間に兄上とランチをした。

兄上は「2人とも誤魔化してるよ」と電話で仰った。
それを聞いてみたかった私は、先ず質問した。
「どういうふうに?」
「Iさん(せんちゃん)はずっと前に貴方の事を女性として見なければ良いって言った」
「はい」
「だって、見ようが見まいが、貴方が女性である事には変わりはないでしょ?」
「うん」
「もうその時点でIさんは誤魔化し始めていたんだと思うんです」
「うん」
「Iさんが貴方に特別な感情を抱いている事は誰の目にも明らかだったよ」
「・・・」
「同窓会の事務局に貴方を推挙した時がそれの最たるものだった」
「うん」
「勿論、貴方の実務能力が欲しかったってのもあるだろうけど・・」
「うん」
「それだけじゃない・・って感じたのは僕だけじゃなかったと思うよ」
私は、頷く事しか出来なかった。
私が感じていた事を、兄上も同じ様に感じていらしたからだ・・。
「Iさんは誰にでも親切な所があるけど、それは僕も見て知っているけど
貴方に対する感情は、それとは全く違うものだと思っていた」
「はい・・」
「認めたくないんだな・・それを・・」
「兄上・・私も同じ場面でそれを感じたんです」
「そうなの?」
「うん、会議の席であんな風に強気の発言をするせんちゃんを初めて見たから・・
せんちゃんは私と一緒にいたいんだなって・・。
私はせんちゃんに大事に思われているって・・好きなんじゃないかって」
「そうでしょ?それ以外ないよな~」
「せんちゃんは自分の気持ちを誤魔化しているって、そう思ったの?」
「そう、嘘をついてる。認めたくない・・ってのが正しいかな・・」
「認めたらどうなるかが怖いのかな?」
「うん、それはあると思うよ」
「私、せんちゃんの本心、一度も聞いた事がない・・」
「それはさ、表現の仕方の違いでさ・・」
「でも・・・」
「ひねくれてるんだよ」
「私、せんちゃんの言動で混乱したな・・」
「そう・・」
「うん、誰にでも優しいって言うけど、こんな事誰にでもするのか?って位の事」
「まぁ、詳しくは聞かないけど・・」
「私じゃなくても、錯覚すると思うの・・」
「だから、錯覚じゃないよ」
「そうなのかなぁ・・」
「うん」
「私ね、ちょっとムカついたの」
「アハハ!ムカついたんだ?」
「そう、だって自分のやってきた事を棚上げして、困るんだよな~みたいな・・」
「それはそうだね」
「でしょう?私がいけないのか?って・・」
「厄介な人だね?」
「うん、どうしてあんなヤツの側が安心できるんだろ・・」
「もう諦めたほうが良いね」
「えっ?」
「厄介な人なんだってさ・・」
「あぁ・・」
「そういう人なんだって、波があるんだってさ・・」
ここまで話して、何気なく時計に目をやると・・
たいへ~ん!!!受診時間!!
「兄上!時間切れ!!」
「あぁ、もうそんな時間?早く行って!!」

こうして兄上のアドバイスは幕を閉じた・・。
本人に聞いてみない事には分らないが
少なくとも私の分析は、兄上のそれと合致していた。
こういう時って、自分の考えが肯定されると安心するでしょ?
兄上には申し訳なかったけど・・有難うございました!!
下らない中年女の戯言に真面目に向き合って下さった兄上に感謝!!


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