ごめんね、ダーリン!

基本的に何でも口にする性格だが、それでも夫には言えない事もあるし、言いたくない事もあるよな・・、うん。

共催の意味

2008年06月19日 19時55分01秒 | PTA
その会合は先週の土曜日、夜7時からであった。

息子達の母校(高校)に私がふか~く関わった事は既に書いたし
その学校が来年「80周年」を迎える事も書いたと記憶している。

普通は「周年行事」を大々的に行うものだが
何故か、M高の管理職は・・消極的である・・。
もう3年も前から「実行委員会」立上げの話があったが
毎年の様に管理職の異動もあって、立消えになっていた。
平成15年度に私がPTA会長をやった時の副校長は
「何が欲しいですか?」の問いに・・
「教室に電波時計が欲しい」とまで仰っていたのに・・。

私は現在、同窓会の事務局をやっているが
34年間も休眠していた同窓会が復活したのは
80周年を迎える母校の為に・・が主眼である。

折しも、校舎改修工事が終わるM高校は
「新校舎落成」と「80周年」を抱き合わせる計画を練り
やっと来年の3月に式典を行う、という結論を出した。
そこで・・・
「祝賀会」をPTAと同窓会が共催することになったのである。

PTAは「周年行事」の為に10年間お金を積み立てている。
過去10年間の保護者達の手前、何もやらない訳には行かない。
で・・・
私の後任である現PTA会長から申し出があった。
自分は今年度もPTA会長であるから
現実問題として「実行委員会」を動かすのは無理・・。
だから、誰かが「言いだしっぺ」になって
歴代のPTA会長と同窓会から幾人かを集めて欲しい、と・・。
それって・・私じゃん・・。
迷ったが「やれって言うならやるよ」と口にしてしまったのである。

でも、顔合わせをして「実行委員長」を別の人にしても良いんだし・・
という微かな期待もあった私であった。

前出の「会合」というのは、その「顔合わせ会」の事。
同窓会関係者が3人とPTAから8人の総勢11人が集まった。
前回(70周年)の時に関わったT氏は、私の前任のPTA会長である。
だから、最初に当時の事を説明してもらった。
すると、現PTA会長が学校側がどう考えているかを補足し始めた。
メンバーの中には私の「子分ちゃん」達が大勢いる。
皆女性だが、かなりのやり手揃いである・・。
彼女達の中に「もう時間が無い」という気持ちが確かにあった。
だから具体的な資金面などの話に及んでしまったのである。
PTAの積立金については、把握しているので
同窓会がどの程度の予算を組んでいるのか・・と会長に迫った。
すると・・同窓会のS会長が思わぬ意見を述べた・・。
「一銭もありません」
えっ????
確か、60万位はあるけど・・
(と内情を知る私は思った)
「積立金は無いんですか?」
「ありません、寄付を募る努力をします」
私は会長が何か考えていらっしゃると察知したが
メンバーの一人KちゃんがS会長に噛み付いた。
「そんなバカな話はありませんよね?」
「だって、同窓会は80周年に向けて再建したんでしょう?」
「そうです。でも学校の出方を見なければ」
「学校の出方を見るのは結構ですが、ここでは正直に・・」
珍しくS会長が大きな声でこう仰った。
「今日は顔合わせですから具体的な部分は良いでしょう!」

あぁ、失敗したな・・と直ぐに立て直す私・・。

「じゃぁ、取敢えず委員長とかを決めましょうかね?」
「委員長と副委員長は2名ですか?それから会計と書記かな?」
「どなたかやって下さい」

するとKちゃんが間髪入れずに
「委員長は○五さんが良いと思います」
と私の名前を挙げた・・。
すると、あちこちから「そうだ、そうだ」の声が・・。
K氏も「それが良いと思うよ?今日だって貴女の呼びかけが無ければ
こんなにも集まらなかったんだから」とのたまう・・。

あっそ・・・やっぱり・・

「分かりました、ではやります」

副委員長にはPTAからK氏と
同窓会からはせんちゃんが・・。
せんちゃんは終始「ダンマリ」を決め込んでいた。
(いつもの事だけど)
私が「同窓会側からは誰が?」と聞いた時
S会長が迷わず「Iさんだな」とせんちゃんを推したのは
きっと私がせんちゃんとならやりやすいと思って下さったからだ。
指名を受けたせんちゃんが「へっ??」と言ったのが可笑しかった。

具体的な話は今月末の第一回実行委員会までお預けになった。

が・・・

難航しそうな気配は拭い去れない・・。

私の考える「共催」は・・
メチャクチャ「オープン」である。
PTAも同窓会も財布の中身をぶちまけ
それぞれの「会の思惑」はほっぽり投げ
「さ~て、何やる?」と皆で決めていく方式。
お金が無いなら無いなりにやれば良い・・。

しかし・・
男性陣が特に違った意見をお持ちである・・。

現PTA会長I氏は、在校生に記念品をあげるなら
それに同窓会がお金を出すのはおかしい・・などと言う。
PTAの積立金から出すべきだ、とも言って私を呆れさせた。
彼はPTA会長2年目であるが、何も分かっていない・・。
K氏もそれに賛成したが・・
次回はこんこんと言って聞かせようと思う私である。

積立金は、読んで字の如く「積立金」である。
それは2年3年で積み立てたお金ではない。
過去10年で積み立てたものなのだから
「在校生には」という括りで考えてはいけない。
観点が全く違っているのである。

更に「学校への記念品は同窓会が考えればいい」と言うが
そんな区別をする必要性がどこにあるのだろうか???
私が同窓会に関わってもいいと決めたのは
同窓会の皆さんが「学校や子供達の為に何かしたい」と仰ったからだ。

さてさて・・・
私の論法があの男性陣にどこまで通用するのかが見物である。
乞うご期待~~~!!

余談だが・・・
仲良しのU姉さんとKちゃんに
せんちゃんが事の外私に優しいのがばれてしまった・・。
一次会の会場はお座敷だったので、靴を履くのに時間のかかる私は
一番最後に席を立ったのだが・・・
先に行けばいいものを、アイツはずっと私を待っているし・・
二次会に行ったカラオケ屋さんでも
お会計を済ませて階段を上る私の傍から離れない。
U姉さんはそれをちゃ~んと見ていたのである。

「本当にやっちゃんの傍にいるね・・」
「うん、そうなんだよな・・」
「ありゃぁ・・・」
その後は言わなかったU姉さんであった。

またまたマニアックな話題で失礼しましたっ!


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