ごめんね、ダーリン!

基本的に何でも口にする性格だが、それでも夫には言えない事もあるし、言いたくない事もあるよな・・、うん。

2008年09月10日 00時34分26秒 | 息子達のあれこれ
祭が始まった。
今年の同窓会は、昨年同様「卒業生紹介」のブース
に加え・・・「あいす工房ラッテ」のジェラードを販売する。
高校生も含め、それ以下の子供は¥100というお値段!!
さて・・どうなる事やら・・。

9月6日(土)晴れ
昨日、準備が終ってからせんちゃんとお茶をして・・
二人の心配は「アイス、溶けないかな?」であった。
冷凍庫2つの内1つは業者さんから拝借したもの。
だから大丈夫として・・・
もう1つは「捨てようと思っていた」代物を
知り合いから、せんちゃんが貰い受けたものである。
だから・・
「明日の朝、ジュースになってたら・・どうしよ」
「だよなぁぁ・・・」
「大丈夫だと思う?」
「微妙・・・」
こんな会話をして別れた二人であった。
心配で眠れなかったのよね・・。

朝8:30
学校に行くとこんな「垂幕」が掛かっていた。



子供達が書いたらしい。
そうか・・今年で60回目の文化祭だったんだな・・。

教室に行くと、会長と70歳を過ぎて尚お元気なIさんが。
今年紹介するのは落語家のO君である。
去年よりもちょっとインパクトが無いのが気になった・・。
やっぱりパネルが多い方が見やすいんだよな~。

受付に座る会長とIさんをパチリ!



職員室に行き、ジェラードの販売場所「食堂」の鍵を借り
若手のM君と階段を降りる。

ここ数年、M高文化祭は「劇」をやるクラスが多い。
ピロティーで最後の練習に余念の無い子供達。
私は演劇部以外が劇をやる高校を始めて見た・・。
「祭」にそれが適しているかどうかは疑問だが
子供達の中に妙な「達成感」が生まれるのは確かだ。
一昨年、次男かずくんのクラスもミュージカルをやり
あのいつも醒め切っていたかずくんですら
「何か不思議と面白かった」と言っていたからな~・・。

食堂の鍵を開け、中に入って程なく
「還暦チーム」のH女史とI女史がやってきた。
それから・・
大学生のだいちくんと社会人二年生のまみちゃんも・・。
まみちゃんは「食品衛生管理」の資格を持っている。
彼女がいてくれないと・・アイス販売は出来ないのである。
心配していたジェラードは・・・
カチンコチンに凍っていた~!(ホッ)

今回は両日とも来られないせんちゃん・・。
ジェラード販売元が同期生の女性のお家で
仕入れにも携わったものだから・・
気になって仕方が無かったらしい。
9:30には最初の電話があった。
「アイス大丈夫だった?」
「うん、もう売れだしてるよ!」
「もう?」
「うん、子供達が続々買いに来る」
「100円だしなぁ~・・」
「だね・・」

劇が多いので「幕間」に行列が出来るのよ・・。
こんな感じにね・・。



お味は三種類「ミルク」「抹茶」「チョコチップ」
見る見るうちに売れていく・・。

「あいす工房ラッテ」はこの辺りでは有名である。
市のはずれにある6っの牧場が共同経営するお店で
東京家政学院のお隣に位置している。
牧場の絞りたてのミルクで作るから、これが美味いっ!
但し・・辺鄙な所にあるから車でないと行けない。
時折「あら!ここで食べられるの~?」と
お母様達が感嘆の声を上げてくれるのも嬉しい!
学校長と副校長も買って下さった。
(だからVサインすんなってば・・・)




午後2時を少し回った頃・・
なんと、アイスは完売してしまったのである!
その少し前からせんちゃんに電話をしていた私。
「もう無くなっちゃう」
「どうする?追加する?」
「向こうにいくつあるかな・・」
「俺、ちょっと聞いてみるよ」
「うん、こっちも会長と相談する」
「おっけ」
会長に相談すると・・・
次の日に一つも無いってのはマズイだろ・・と仰る。
だけど用意できる追加分は少し小さめのカップで
しかも「ミルク味」しかない、と販売元が仰っている・・。
さぁ、どうする?
しかも取りに行っていると学校は閉まってしまうかもしれない!
「少なくてもいいから仕入れよう!」
という会長の意向を受け、職員室に走る私・・。
副校長に「6時頃までに帰って来ます」と言い残し
マイカーで市の外れまでぶっ飛ばす!!(大忙しです)
ルートに自信が無いので、兄上を助手に抜擢した。

お店に着くとせんちゃんが電話をしておいてくれたので
200個は既に発泡スチロールのケースに入っていた。
「これ以上は無理ですよね?」
すると・・
「いえ、それが予定が狂って・・もっと出せます」
ラッキ~~~!!!
「じゃ500個・・良いですか?」
「良いですよ」

こうしてケース5個を積み込み、学校に戻ったのであった。
せんちゃんに電話をし、値段表を新たに作っておいてもらい
まみちゃんが原付でそれを取りに行ってくれた・・。
お疲れ様でした・・・。

こうして初日は幕を閉じた。

帰りにせんちゃんの所に寄ると
チーズケーキをご馳走してくれた。
「もう座ってて良いからっ!」
座ってチーズケーキとお茶をいただきながら
今日の報告をする私をジッと見つめるせんちゃん。
労わってくれているのが分かって・・・
力が抜けてしまった・・。

「おつり銭、ある?」
「あ・・・足りないかも・・」
「50円玉だな?待ってろ」

明日は「子供50円」で販売するから50円玉が必要だ。
せんちゃんはお賽銭の入った袋と木箱を抱えてきた。
仕切りのある木箱は神社で使っている物。
明日はそれを貸してくれると言う・・。
木箱の蓋に、お賽銭をジャ~~~っと出すせんちゃん。
二人でその中から50円玉を探し出す。

「やっちゃん良いからゆっくりしてろっ!」
「大丈夫だよ」
「ホントか~?」
「うん」

結局9000円分の50円玉を探し出し両替してもらう。
小銭がイッパイの木箱は、せんちゃんが車まで運んでくれた。

「じゃぁな?明日は2時半には行くから」
「うん、待ってる!」
「早く寝るんだぞ?」
「分かった~~、バイバイ」
「ん」


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