2010年の、農商工連携等人材育成事業の研修「農商工連携プロジェクトマネジメントケーススタディ」で、さやま里芋増産倶楽部の取り組みについて、実地研修を行いました。
若手農業者の集まりのさやま里芋増産倶楽部メンバーのあきらめない努力で、狭山のさといもコロッケの商品化と販路の開拓が進められている、進行形の事例を知ることができました。
その後、農業者が自らサプライチェーンを生み出し、新しい、ビジネスモデルを作り上げました。
狭山市で狭山市のさといもコロッケを販売できるようにする、さやまの里芋をブランド化するということを可能としたのは、ほかならぬ生産者自らが動くことと、県職員の方のコーディネート能力によるものだと思います。
2011年度普及活動全国コンクールでは、農林水産大臣賞を受賞しました。
このような背景がある「狭山のさといもコロッケ」ですが、思わぬ場所で出会いました。
先日、エキュート赤羽を見て回っていて、蕎麦屋さんに立ち寄りました。
NRE(日本レストランエンタープライズ:JR東日本の100%子会社)が、埼玉県と東京都をつなぐ駅、赤羽駅だけで展開している店舗でした。
券売機を見ていると、「狭山のさといもコロッケ」入りと書かれていました。
かけそばが290円、この狭山のさといもコロッケ入りそばが400円でした。
(私が食べたことのあるものと少し違うような気がしましたが・・・)
さやま里芋増産倶楽部のものであるにしても、ないにしても、あきらめない努力が、現実の中で、実を結んできているのだと思いました。
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