さいたま国際マラソン。女子マラソンの国際大会（各種選考レース）ではありますが、一般ランナーの参加費の高さも横浜マラソンに並び国内最高級であります。何せ、15000円です！ 館山若潮マラソン、板橋Cityマラソンなら軽く2回出場できる訳です！！（笑）
横浜マラソンも高いのは高いのですが、事前受付にはEXPOも開催され、当日も非常に華やかな大会であるかと思います。しっかりとした事前案内も郵送されてきます。
一方のさいたま国際マラソン。なかなか参加案内が（郵送で）届かないな～、と思っていたのですが…。
そして昨日やっと「参加案内」がきたのではありますが…。
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なんとメールで！！！
え、え、え、メールでですか！！
しかも、詳細はPDFをダウンロードしろ、受付票も自分で印刷しろというのです…。
事前受付も（食べ物コーナーはあるにしても）EXPOらしいものはなさそうですし、ただ「受付だけ」行いにわざわざさいたまスーパーアリーナまで行かないと行けないのです・・・。
こ、こ、こ、これ、相当の「手抜き」ではないですか！
しかし、繰り返しですが参加費は国内最高クラスの15000円ですよ！！
多摩川河川敷で参加費2000円、参加者200人の小規模大会ではないのですよ・・・。
もともとどうも華やかさ自体感じられなかったのですが、さすがにここまで衝撃な参加案内とは思いませんでした。
これだと間違いなく記録証も自分でダウンロードして印刷しろ、なんでしょうね～。
しかし15000円も徴収していてそのお金、どう使われているのでしょうかね…。まさかエリート招待選手のギャラ？？？
ちょっとかなり辛口な記事となってしまいましたが、さいたまが非常に不人気（応募期間終了まで定員にならず）な理由が分かったように思いました。
まあ、当日はそういうことを抜きにして純粋に「フル完走75回目」に向けてレースに集中できればと思いますが・・・。
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大会を運営する費用のうち、参加費で賄えるのは半分程度だと思います。
それ以外はスポンサーからの収入、自治体や協賛団体の補助金・協賛金などです。
EXPOもまた選手向けのサービスのように見えてスポンサーからの収入源でもありますので、あれをできるかできないかはスポンサーとの関係をどうするかということでもあるのです。企業色を出さないこともそれはそれで一つ大会のあり方だと思います。
そして何に費用がかかるのかということ。交通網をどうするかということが大きいと思います。何も封鎖せず公園内でやるような大会はそうお金がかかりませんが、封鎖すると一気に上がります。警備・設備・スタッフですね。
案内についてはPDFでメールで送ることでギリギリまで発信を遅らせることができ、少ない運営メンバーでやっている場合はこの方式が多くとられています。もちろんコストも大きく違います。ここも、送られてくる立派な選手ガイドには多くのスポンサー名が載っていると思います。それを取れるかどうかなのです。手抜きではなく、スポンサーを取るかどうか、取るノウハウや力があるか、そこにリソースを割くか、なのです。自力でやるしかない場合は、最もコストのかからない方法を選択するしかないということです。15000円でも決して黒字にはできないと思います。
もちろん！参加選手に満足してもらう大会運営にするのは重要なことなので、それができてないのは評価が下がるポイントですしそこに異論はないのです。ただ、儲けよう手抜きしようってわけじゃないんですよ～～ってだけ言わせてください（笑）
長々とごめんなさい！
記事は結構自由気ままに書かせていただいていますが、もし手抜きの部分に違和感を覚えられて不快な思いをされてしまったら申し訳ありません。
まず、大会のスタッフやボランティアの方々は皆さん一生懸命されているかと思います。我々ランナーは当然ですが感謝しなければなりません。
また、運営費に関しては自治体が相応負担しているのも承知しています。一例では長野マラソンもかつてはセブンイレブンが特別協賛していたこともあり2009年には5000円だった参加費は現在は10800円まで値上げせざる得なくなっております。
私は「参加費に見合う付加価値が得られる」なら参加費が15000円でも良いかと思います。同じ参加費の横浜マラソン（今年は残念ながら中止になりましたが）はラッキー給食などランナーを楽しませる付加価値が素晴らしい大会だと
思います。
ただ、いろいろな大会に出場してきた私からするとちょっとさいたま国際は（これは主催者という意味で）ランナー視点にたっているのか、すなわち15000円の価値にある付加価値を与えているのかがちょっと感じられない、という意味での記事でした。
なお、将来的には各大会がペーパーレス化することはランナー、主催者双方の経費軽減という意味では悪くないとは思います。分厚いプログラムも右に同じく…。
要は大会が発展するには「ランナーにとって（高いエントリー代を払っても出場する）付加価値があること」「主催者にとっても（地域発展のために相応の経費軽減をしても）運営を続ける価値があること」のバランスが一番重要でしょうね！
今後ともよろしくお願いいたします。
決して不快に思ったわけではないのです。自分も参加者目線なら同じように思っていますし、運営側に立った時の言い訳をしたかったのかもしれません。
おかげさまで「参加者にとっての満足度」を高めるために何をすべきか、の視点を常に持ち続けるべきだな、という改めての気づきがありました。
感謝します。ありがとうございました(＾＾)
もしかして、大会のスタッフの方だったのですね！ 失礼しました！！
本当、どの大会でもスタッフの方々にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです！
なんだかんだ実は私もさいたま国際は（フルマラソン完走75回目の記念レースとして）楽しみにしているレースですので当日は楽しみたいと思います！
少なくとも横浜のように中止にだけはならないことを願ってます。
また、私のブログ、普段なかなかコメントをもらえないもので（笑）、コメントいただき大変嬉しかったです！
今後もランナーへの質問など含めぜひお立ち寄ち下さい！！