コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

非常勤2コマ

2006-07-21 22:04:09 | 
06年度前期総括(3)

木曜日の午前中、1限と2限で二つの大学をハシゴしている。
あんまり居ないんじゃないかな。

08:50~10:20 静岡英和学院大学 日本文学特殊講義
10:40~12:10 静岡県立大学    日本文学研究ⅠA

こういう事になってしまったのは、県立大学側の事情もあるのだけれど、まぁ、人数も少なくて(英和13・県立5)、快適にやらせて頂いた。


内容は、共に「『おくのほそ道』を読む」、で、大雑把に言ってしまえば、後期に静大でやる日本言語文化各論IIIと一緒。


『おくのほそ道』は、静岡に来て最初の年に演習でやって、以来、何年かに一度、必ずやるお気に入りのネタ。
実際、わたし、ちゃんと業績もあるのだ。これとか、これとか。
これもそうかな。

かなり、練れてきていると思う。
そろそろまとめたいな、とも思っています。
野望。

後期の授業は、かなり整然と出来る、はず。
でも学会の準備があるからなぁ。



少人数なんだから、もう少し活発に参加してもらえるような工夫が出来ないモノか、と言うので随分悩みつつ、結局殆ど講義しっぱなしで、例によって御意見帳でかろうじて双方向性を確保する程度。

俳句を作らせたりもしたんだけれど、喋りたいことも多いし。

もう一つ、少人数だったことと、同日だったことで、後半、プリントを統一した。
私の授業の場合、そこそこインタラクティブなので、同じ話をするわけではないのだけれど、省エネと言うこともありつつ、隣の大学の学生はどんなことを考えてるんだろう、と言うのも面白かったんじゃないかな。

ちなみに、英和は福祉系の学生が多く、県大は日文だから、専門性が違うのだけれど、そう言うことはあんまり関係ない印象。
それだけ、予備知識が乏しい、と言うのもある。

本当に、芭蕉について、とか、『おくのほそ道』について、とか、或いは江戸時代の文芸作品や作者名を聞いても、まともに答えられる人は少ないのが現状。寂しいなぁ。
後期に受講する静大の学生達は、少し予習しておいて欲しいです。


非常勤の楽しみは、講師控え室での交流。
英和では、毎年、常葉の大川先生、スクールカウンセラーの大物で芝居通の堀内先生とご一緒するのが本当に楽しい。

県大の控え室は滞在時間が短いのだけれど、グローガーさんが一緒なので、やっぱり楽しい。


後期は別々の内容になる。これ、結構きついな。

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1 コメント

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お茶展の告知 (石久保義幸)
2006-07-24 14:05:28
外人記者の見た日本のお茶事情の告知があると聴きましたが・・・・わたりませんでした。



ishikubo@tokai.or.jp
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