「天晴れ門前塾」というのは、今どれくらいの知名度があるのだろう。
学生が主体になって企画・運営する学外自主ゼミのような物だ。
毎年静岡の大学・短期大学・専門学校の学生が数十人参加し、それぞれに成果を挙げている。
現在、静岡市内の大学だけでも、このような地域社会に学ぶ企画は相当な数、存在している。その中でも、規模や内容充実度では、かなり高ポイントなのではなかろうか。
基を質せば、これは、彦星先生の情報意匠論、最初の年のせいかとして提案された、御幸町図書館有効利用企画から派生した物だ。
その年はまだ正式な授業科目として存在しなかったので「日本言語文化各論Ⅰ」という名前で発進した。
そんな故事来歴はまぁ、いい。
現在の運営は、「運営一座」と名付けられた学生組織が企画・運営を行い、アッパレ会が資金援助や人の紹介などの支援をしている。
アッパレ会というのは……、まぁいいか。
今年度、第四期、5組のラインナップはこちら。
顔見世会という内容紹介・交流企画の第1回が昨日行われた。
あと2回は
10/17(金)18:45開場 19:00開演 20:30終了予定
B-nest 静岡市産学交流センター 小会議室
10/23(木)13:45開場 14:00開演 15:30終了予定
静岡大学 静岡キャンパス内 大学会館 研修室
とのこと。
興味のある人は是非覗いてみて欲しい。
社会人でも行ってみたら発見があるんじゃ無かろうか。
関係者は、私がこの活動に対してひどく冷たいと思ってるんだろうなぁ。
まぁ、その通りなんですが。
今に始まったことではないのだけれど、学生達の学習能力の欠如は、本当に深刻だとおもう。
そして、周りのオトナたちは、こういう活動をみると絶賛する。
褒められて育つというのも確かなのだけれど、日常的に学生と接し、それなりに成長させる責任も負っている教員としては、この程度で褒めてちゃせっかくの伸び代が無くなってしまう気がするのだよねぇ。
というか、褒めるべき所が違うんじゃないか。
与えられた課題をその通りにこなしたら、「はい良くできましたねぇ」と。
そうやって褒められればまた同じ事をやる。
犬と一緒だ。
学生に必要なのは、そういうことではなくて、オトナ達が思いもよらないような形で、しかし、オトナたちが目指していたことを見せてくれる力だ。
それは、ゼミに講師を招いてありがたいお話を聞き、引率されてどこかを見学したり体験させて頂いたりすることではない(勿論、そこで学ぶことは沢山ある)。
「門前の小僧」の学びとは、現場の傍らで、「教わる」事をしないまま盗みとることだろう。講義は不要だ。
先達はあらまほしきもの、ではあるのだけれど、教える人が多すぎて学ぶ力を弱めていることにもっと自覚的であるべきだと思う。
そこにある型が、なぜそうあるのかを理解し、自分の問題として自分のフィールドにふさわしい形として再現すること。
そういう物を見せてくれれば、私は素直に褒めます。
私に褒められた人が一人もいないのわけじゃないんですけどねぇ。
学生が主体になって企画・運営する学外自主ゼミのような物だ。
毎年静岡の大学・短期大学・専門学校の学生が数十人参加し、それぞれに成果を挙げている。
現在、静岡市内の大学だけでも、このような地域社会に学ぶ企画は相当な数、存在している。その中でも、規模や内容充実度では、かなり高ポイントなのではなかろうか。
基を質せば、これは、彦星先生の情報意匠論、最初の年のせいかとして提案された、御幸町図書館有効利用企画から派生した物だ。
その年はまだ正式な授業科目として存在しなかったので「日本言語文化各論Ⅰ」という名前で発進した。
そんな故事来歴はまぁ、いい。
現在の運営は、「運営一座」と名付けられた学生組織が企画・運営を行い、アッパレ会が資金援助や人の紹介などの支援をしている。
アッパレ会というのは……、まぁいいか。
今年度、第四期、5組のラインナップはこちら。
顔見世会という内容紹介・交流企画の第1回が昨日行われた。
あと2回は
10/17(金)18:45開場 19:00開演 20:30終了予定
B-nest 静岡市産学交流センター 小会議室
10/23(木)13:45開場 14:00開演 15:30終了予定
静岡大学 静岡キャンパス内 大学会館 研修室
とのこと。
興味のある人は是非覗いてみて欲しい。
社会人でも行ってみたら発見があるんじゃ無かろうか。
関係者は、私がこの活動に対してひどく冷たいと思ってるんだろうなぁ。
まぁ、その通りなんですが。
今に始まったことではないのだけれど、学生達の学習能力の欠如は、本当に深刻だとおもう。
そして、周りのオトナたちは、こういう活動をみると絶賛する。
褒められて育つというのも確かなのだけれど、日常的に学生と接し、それなりに成長させる責任も負っている教員としては、この程度で褒めてちゃせっかくの伸び代が無くなってしまう気がするのだよねぇ。
というか、褒めるべき所が違うんじゃないか。
与えられた課題をその通りにこなしたら、「はい良くできましたねぇ」と。
そうやって褒められればまた同じ事をやる。
犬と一緒だ。
学生に必要なのは、そういうことではなくて、オトナ達が思いもよらないような形で、しかし、オトナたちが目指していたことを見せてくれる力だ。
それは、ゼミに講師を招いてありがたいお話を聞き、引率されてどこかを見学したり体験させて頂いたりすることではない(勿論、そこで学ぶことは沢山ある)。
「門前の小僧」の学びとは、現場の傍らで、「教わる」事をしないまま盗みとることだろう。講義は不要だ。
先達はあらまほしきもの、ではあるのだけれど、教える人が多すぎて学ぶ力を弱めていることにもっと自覚的であるべきだと思う。
そこにある型が、なぜそうあるのかを理解し、自分の問題として自分のフィールドにふさわしい形として再現すること。
そういう物を見せてくれれば、私は素直に褒めます。
私に褒められた人が一人もいないのわけじゃないんですけどねぇ。
僕は「限界集落」と「地酒」に惹かれます。
が、今年は時間が作れるかどうか・・・。
十分関われないと却ってストレスかも知れないしねぇ。
中に入るのも良いけど、外から見るとまた違うかも。