この記事は2010-01-29 21:01:02に公開しましたが、最後に補足をしましたので投稿日時を変更します。
変則的な暦のせいもあって、間が開いてしまいました。
その間に質問もあったので、それに答えつつ。
まずは、授業プリントから引用。
テーマ 私が作る言語文化学科の総合問題
文字通りです。言語文化学科の総合問題を作って下さい。まとめて冊子にします。
ただし、一問だけ。[解答例・狙い・採点基準]もつけること。
提出はA4縦方向・縦書き、四方とも25mmの余白をとり、合計四頁に収めて下さい(超過しそうな場合は連絡を下さい)。
〆切は、2/12(金)17時。厳守。
ここにいるみなさんの多くは、言語文化学科が前期日程の個別試験から国語をはずし、「総合問題」にシフトして3年目の受験生でした。
そして、「情報意匠論」や「静岡の文化」が正式に発進して4年目。
いろんな意味で、新生言語文化学科が、はっきりとした輪郭を持ち始めた位置にいます。
しかも、半分くらいの人が、去年私の「音声言語・文章表現Ⅰ」を履修していますね。
そしてこの「文学概論」、それから学科の専門科目を含め、大学で約2年学んできて、皆さんの中にも「言語文化学科」という場の意味が見えてきているのではないかと思います。
そこで、改めて考えて欲しいのが、入試問題って何? ということです。
入試問題が、単純に“学力”一般を問う物であるなら、センター試験で十分です。“個別試験”を課しているのは、他ならぬ言語文化学科で一緒に学びたい人を選ぶためです。試験ですから、課す方に選択権がありますが、実際には、過去の試験問題を見て受験するかどうかを決める事もあるでしょうから、最初の選択権は受験者側にあります。
大学の広報手段は沢山ありますが、そういうわけで、入試問題もその一つだと言えます。
と言うわけで、この課題は、言語文化学科に入ってきて欲しい、一緒に学びたい人を、入試問題だけで選抜する為に最もふさわしいと思う問題を考えて下さい、ということです。
解りやすく言うと、あなたはモテモテ状態だとします。沢山交際申込があります。その時、会うことも話すことも出来ず、たった一つだけ、同じ質問をし、答えを書いて貰うだけで相手を選ばなければならないとしたら、どんな問いにしますか? と言うような物です(こっちも考えてくれて良いよ)。「私のどこが好き?」みたいな単純な質問でも良いし、“課題図書”の感想でも良いですよね。ただ、その時、自分は、こんな人を求めてるんだ、というメッセージがそこには自動的に込められてしまう、と言うことに注意を払う必要があります。場合によっては“金の箱”こそが正解かも知れない。
【参考リンク】
言語文化学科「総合問題」に関する追加情報
“コニタス”内を“総合問題”で検索
2001~02年に私が書いた“入試問題を作る”という文章(リンク切れ多数)
微妙な問題がありますが、可能な範囲で私の考えは述べたつもりです。
あとはみなさんで考えて下さい。
さて、提出物の書式について質問がありました。
一つは、表紙を含めて4枚か、ということです。
皆さんの“作品”をまとめて冊子にしますので、表紙は不要です。
その上で、次の質問は、4枚未満でも良いか、ということ。
揃えたい欲求はありますが、少ない分には構いません。
今のところ、超過しそうだ、と言う声は聞こえてきませんが、うまいこと編集で調整します。
更に関連して、学籍番号・氏名は何処に書けばよいのか??
これは、ちょっと虚をつかれたんですが、冊子にまとめるとき、匿名を希望されると勝手に思っていました。確かに、名前は入れた方が良いかもしれません。この辺のことは、最終回の時に意見を募ろうと思います。
あと、細かい書式は、本物の真似をしてみて下さい。
多少違っていても構いませんが、文字を小さくしすぎないこと、余白はしっかり確保すること、は守って下さい。
勿論、〆切は厳守!
編集→印刷、と言うことがあるので、必ず守って下さい。
また補足するかも知れませんが、取り敢えず、こんなとこで。
質問は、この記事のトピック欄に。
2/08【重要な補足】
このレポートは、言語文化学科活性化プロジェクトと連動しています。
そこで、“総合問題”への意見、問題を実際に作成してみての感想なども是非レポートに添付してください。活用させて頂きます。
授業最終回で徹底できなかったので、学籍番号・氏名はどこかに確実に掲載されていればOKです。冊子にするときにはこちらで調整します。
変則的な暦のせいもあって、間が開いてしまいました。
その間に質問もあったので、それに答えつつ。
まずは、授業プリントから引用。
テーマ 私が作る言語文化学科の総合問題
文字通りです。言語文化学科の総合問題を作って下さい。まとめて冊子にします。
ただし、一問だけ。[解答例・狙い・採点基準]もつけること。
提出はA4縦方向・縦書き、四方とも25mmの余白をとり、合計四頁に収めて下さい(超過しそうな場合は連絡を下さい)。
〆切は、2/12(金)17時。厳守。
ここにいるみなさんの多くは、言語文化学科が前期日程の個別試験から国語をはずし、「総合問題」にシフトして3年目の受験生でした。
そして、「情報意匠論」や「静岡の文化」が正式に発進して4年目。
いろんな意味で、新生言語文化学科が、はっきりとした輪郭を持ち始めた位置にいます。
しかも、半分くらいの人が、去年私の「音声言語・文章表現Ⅰ」を履修していますね。
そしてこの「文学概論」、それから学科の専門科目を含め、大学で約2年学んできて、皆さんの中にも「言語文化学科」という場の意味が見えてきているのではないかと思います。
そこで、改めて考えて欲しいのが、入試問題って何? ということです。
入試問題が、単純に“学力”一般を問う物であるなら、センター試験で十分です。“個別試験”を課しているのは、他ならぬ言語文化学科で一緒に学びたい人を選ぶためです。試験ですから、課す方に選択権がありますが、実際には、過去の試験問題を見て受験するかどうかを決める事もあるでしょうから、最初の選択権は受験者側にあります。
大学の広報手段は沢山ありますが、そういうわけで、入試問題もその一つだと言えます。
と言うわけで、この課題は、言語文化学科に入ってきて欲しい、一緒に学びたい人を、入試問題だけで選抜する為に最もふさわしいと思う問題を考えて下さい、ということです。
解りやすく言うと、あなたはモテモテ状態だとします。沢山交際申込があります。その時、会うことも話すことも出来ず、たった一つだけ、同じ質問をし、答えを書いて貰うだけで相手を選ばなければならないとしたら、どんな問いにしますか? と言うような物です(こっちも考えてくれて良いよ)。「私のどこが好き?」みたいな単純な質問でも良いし、“課題図書”の感想でも良いですよね。ただ、その時、自分は、こんな人を求めてるんだ、というメッセージがそこには自動的に込められてしまう、と言うことに注意を払う必要があります。場合によっては“金の箱”こそが正解かも知れない。
【参考リンク】
言語文化学科「総合問題」に関する追加情報
“コニタス”内を“総合問題”で検索
2001~02年に私が書いた“入試問題を作る”という文章(リンク切れ多数)
微妙な問題がありますが、可能な範囲で私の考えは述べたつもりです。
あとはみなさんで考えて下さい。
さて、提出物の書式について質問がありました。
一つは、表紙を含めて4枚か、ということです。
皆さんの“作品”をまとめて冊子にしますので、表紙は不要です。
その上で、次の質問は、4枚未満でも良いか、ということ。
揃えたい欲求はありますが、少ない分には構いません。
今のところ、超過しそうだ、と言う声は聞こえてきませんが、うまいこと編集で調整します。
更に関連して、学籍番号・氏名は何処に書けばよいのか??
これは、ちょっと虚をつかれたんですが、冊子にまとめるとき、匿名を希望されると勝手に思っていました。確かに、名前は入れた方が良いかもしれません。この辺のことは、最終回の時に意見を募ろうと思います。
あと、細かい書式は、本物の真似をしてみて下さい。
多少違っていても構いませんが、文字を小さくしすぎないこと、余白はしっかり確保すること、は守って下さい。
勿論、〆切は厳守!
編集→印刷、と言うことがあるので、必ず守って下さい。
また補足するかも知れませんが、取り敢えず、こんなとこで。
質問は、この記事のトピック欄に。
2/08【重要な補足】
このレポートは、言語文化学科活性化プロジェクトと連動しています。
そこで、“総合問題”への意見、問題を実際に作成してみての感想なども是非レポートに添付してください。活用させて頂きます。
授業最終回で徹底できなかったので、学籍番号・氏名はどこかに確実に掲載されていればOKです。冊子にするときにはこちらで調整します。
問題の性質上、どうしても本文と回答例を縦方向・横書きにしたのですが、やはり縦方向・縦書きでなければ駄目なのですか?
縦方向・縦書きにすると問題文に違和感が生じる上に枚数が4枚を大幅に超過する可能性があります。
分量については、あまり大量になってしまうと困るので(というか、実際に受験生が45分くらいで解けるものでないと困るし)、ちょっと考えてください。
“総合問題”への意見、問題を実際に作成してみての感想なども是非レポートに添付してください。
とありますが、「問題」とは別に感想などを書きたいと思っています。
そのため、別に書いた感想を添付すると、提出するのが5枚になってしまうことが考えられるのですが、それでも大丈夫でしょうか?
それとも「問題」の最後の方に感想なども書き込んで、そのまま印刷できるようにした方が良いのでしょうか?
すみませんがお答えよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします!
やぁ、正確に伝えるって難しい!
問いは一つとありますが、大問を一つと考えて、その中にいくつか小さな問いを設けるのは良いのでしょうか。
小問複数はOK。
過去問をみると、ずっと大問が二つなので、その片方を作って下さい、と言うことです。
今、私の手元に14人分あります。
*Mさん、再提出してくれて有難う。
助かります。
今頃みんなやってるのかな~~。
明日、楽しみです!