昨夜書こうと思ったことをこれから書くんだけれど、その間に関連する話題がチョコチョコ入ってきたので、少し回り道をしようと思う。
去年の冬にやった“卒論ミュージアム☆”の告知記事にコメントがあった。
何を検索してたどり着いたのか判らないし、ちょっと悪意、と言うか悪戯っぽさも感じられる書きぶりなんだけれど、“広告料”という言葉が出てくるのが少し唐突でもあり、また、タイムリーでもある。
何かイベントをやるときに、配付資料やポスターなどに広告を掲載することで広告料を御願いする、と言うのはよくあることだ。
特に、学生の企画などではそんな広告に効果があるとは思えなくても、協賛金くらいの覚悟で出資して下さる方も多い。
私の場合、近世文学会と、日文協と、両方とも、スーパーもちづきやキリンビールをはじめ、多くの企業・団体から協賛を戴いているし、極たまにだけれど、“ポケットマネー”をそれなりにつぎ込むこともある。
ただ、“卒論ミュージアム☆”では、広告という形で協賛を戴いたことはなかったように思う。
話の前段はここまでなんだけれど、本題(昨夜書こうと思ったこと)に行く前にまた別の話。
最近ネットで見た、24時間テレビ出演者のギャラの件。
チャリティで一般視聴者から寄付を募っているのに出演者は報酬を貰っているらしいし、放送局は広告料で儲けてるんじゃないか、と言う話。
これは、真偽が確認できないのであれこれ言えないんだけれど、むしろ、放送局は、収支(広告収入・募金収入/制作費・謝金・出演料・寄附金……)を明確にした方が良いんじゃないかと思う。
良い悪いは別にして、何でもディスクロージャーの時代だ。
特に寄付や募金に関してはみんな敏感。
難病の手術費用の募金とか、ちょっと要領が悪いと叩かれてしまう。
日本って(と言って良いのかよく判らないけれど、少なくとも自分を含めて身近な人の傾向として)、ボランティアとかドネイションとか言うことになかなか馴染めないんだなぁ、と思う。
私の関わっている市民団体でも、学生協力者に報酬を出すのが当たり前になってしまった(社会人スタッフは全員無報酬だ)。実際ボランティアでは集まらないのかも知れないけれど、報酬前提で参加してる人たちの意識には、やっぱり疑問がある。
数年前の話だけれど、彦星先生に、何か企画を提案するときは、スポンサーも一緒に、つまり収入源も確保した上で、と言われたことがある。
これは、多分教育現場にいる人には全くない発想だと思うのだけれど、本当に重要な事だと思う。
学生達も、身内の助成をあてにせず、“広告料”なり“協賛金”なりの“外部資金”を探って欲しい。
とかなんとか、私自身は人から貰うのも人にやるのも苦手なのでどうしようもないんだけれど。
とまぁ、身近な所の愚痴を並べたあとで、やっと本題。
二三日前に必要があって電気屋に行ったついでにワゴンセールのDVDをあさったらクインシー・ジョーンズの『LISTEN UP』があった。こんなのがDVDになっているのも驚きだし、やすいので購入、早速見て驚いた。
私がクインシー・ジョーンズという人をどうやって識ったのか、全く記憶がないんだけれど、多分FMの音楽番組だろうと思う。
高校生の時にソニー・スティットの『ペン・オブ・クインシー』を買った、と言う話は前に書いた。それ以来、初期のビッグバンドものと新作を中心に買っている(だから『オフ・ザ・ウォール』も直ぐに輸入盤で買った)。
高校生の頃気に入っていた理由は、とにかく「カッコイイ」と言うこと、それから、参加ミュージシャンの豪華さ。
若い頃からとんでもない人だったんだな~と。
それでも、『ウィ・アー・ザ・ワールド』はあんまり人気出過ぎて買わなかったし、似たような理由で『スリラー』も持ってない。
ちょっとポップすぎる、とか、生意気な思いもあった。
それで、『LISTEN UP』は二種類のCDを持っていて、しかし輸入盤で、どうも伝記映画のような物があるらしい、くらいしか解っていないまま随分時が過ぎ、件のDVDを購入。
『ウィ・アー・ザ・ワールド』のことも、その前にあった“バンド・エイド”のことも、ホントに表面的にしか注意が向いてなかったんだと思い知らされるし、それよりも、彼の生い立ちの凄まじさにまず驚かされる。
こういう人が、「諦めない」という、その説得力……。
本編でも色々驚いた(お気に入りの一枚でもあった『Back on the Block』のメイキング的な意味でも愉しい)んだけれど、特典映像でまた感嘆。
ボノと一緒にヨハネ・パウロ二世に掛け合ってアフリカのこどもたちを救った話、そしてScott NeesonのCambodian Children's Fundに対する表彰式(パーティ?)の様子は本当に感動的だ(これこそがドネイション)。
音楽が世界を救えるという信念が、現実になっている。
そして、そういうことは全然識らなかった自分(ウィキペディアにもそんなことは書いてない)。
クインシー・ジョーンズの公式サイトにある“QJ基金”から寄附出来るみたいです(チケット購入??)。
と、色々書いたけれど、またしても、やっぱりどこにも寄附しない自分なんだけれど。
去年の冬にやった“卒論ミュージアム☆”の告知記事にコメントがあった。
何を検索してたどり着いたのか判らないし、ちょっと悪意、と言うか悪戯っぽさも感じられる書きぶりなんだけれど、“広告料”という言葉が出てくるのが少し唐突でもあり、また、タイムリーでもある。
何かイベントをやるときに、配付資料やポスターなどに広告を掲載することで広告料を御願いする、と言うのはよくあることだ。
特に、学生の企画などではそんな広告に効果があるとは思えなくても、協賛金くらいの覚悟で出資して下さる方も多い。
私の場合、近世文学会と、日文協と、両方とも、スーパーもちづきやキリンビールをはじめ、多くの企業・団体から協賛を戴いているし、極たまにだけれど、“ポケットマネー”をそれなりにつぎ込むこともある。
ただ、“卒論ミュージアム☆”では、広告という形で協賛を戴いたことはなかったように思う。
話の前段はここまでなんだけれど、本題(昨夜書こうと思ったこと)に行く前にまた別の話。
最近ネットで見た、24時間テレビ出演者のギャラの件。
チャリティで一般視聴者から寄付を募っているのに出演者は報酬を貰っているらしいし、放送局は広告料で儲けてるんじゃないか、と言う話。
これは、真偽が確認できないのであれこれ言えないんだけれど、むしろ、放送局は、収支(広告収入・募金収入/制作費・謝金・出演料・寄附金……)を明確にした方が良いんじゃないかと思う。
良い悪いは別にして、何でもディスクロージャーの時代だ。
特に寄付や募金に関してはみんな敏感。
難病の手術費用の募金とか、ちょっと要領が悪いと叩かれてしまう。
日本って(と言って良いのかよく判らないけれど、少なくとも自分を含めて身近な人の傾向として)、ボランティアとかドネイションとか言うことになかなか馴染めないんだなぁ、と思う。
私の関わっている市民団体でも、学生協力者に報酬を出すのが当たり前になってしまった(社会人スタッフは全員無報酬だ)。実際ボランティアでは集まらないのかも知れないけれど、報酬前提で参加してる人たちの意識には、やっぱり疑問がある。
数年前の話だけれど、彦星先生に、何か企画を提案するときは、スポンサーも一緒に、つまり収入源も確保した上で、と言われたことがある。
これは、多分教育現場にいる人には全くない発想だと思うのだけれど、本当に重要な事だと思う。
学生達も、身内の助成をあてにせず、“広告料”なり“協賛金”なりの“外部資金”を探って欲しい。
とかなんとか、私自身は人から貰うのも人にやるのも苦手なのでどうしようもないんだけれど。
とまぁ、身近な所の愚痴を並べたあとで、やっと本題。
二三日前に必要があって電気屋に行ったついでにワゴンセールのDVDをあさったらクインシー・ジョーンズの『LISTEN UP』があった。こんなのがDVDになっているのも驚きだし、やすいので購入、早速見て驚いた。
私がクインシー・ジョーンズという人をどうやって識ったのか、全く記憶がないんだけれど、多分FMの音楽番組だろうと思う。
高校生の時にソニー・スティットの『ペン・オブ・クインシー』を買った、と言う話は前に書いた。それ以来、初期のビッグバンドものと新作を中心に買っている(だから『オフ・ザ・ウォール』も直ぐに輸入盤で買った)。
高校生の頃気に入っていた理由は、とにかく「カッコイイ」と言うこと、それから、参加ミュージシャンの豪華さ。
若い頃からとんでもない人だったんだな~と。
それでも、『ウィ・アー・ザ・ワールド』はあんまり人気出過ぎて買わなかったし、似たような理由で『スリラー』も持ってない。
ちょっとポップすぎる、とか、生意気な思いもあった。
それで、『LISTEN UP』は二種類のCDを持っていて、しかし輸入盤で、どうも伝記映画のような物があるらしい、くらいしか解っていないまま随分時が過ぎ、件のDVDを購入。
『ウィ・アー・ザ・ワールド』のことも、その前にあった“バンド・エイド”のことも、ホントに表面的にしか注意が向いてなかったんだと思い知らされるし、それよりも、彼の生い立ちの凄まじさにまず驚かされる。
こういう人が、「諦めない」という、その説得力……。
本編でも色々驚いた(お気に入りの一枚でもあった『Back on the Block』のメイキング的な意味でも愉しい)んだけれど、特典映像でまた感嘆。
ボノと一緒にヨハネ・パウロ二世に掛け合ってアフリカのこどもたちを救った話、そしてScott NeesonのCambodian Children's Fundに対する表彰式(パーティ?)の様子は本当に感動的だ(これこそがドネイション)。
音楽が世界を救えるという信念が、現実になっている。
そして、そういうことは全然識らなかった自分(ウィキペディアにもそんなことは書いてない)。
クインシー・ジョーンズの公式サイトにある“QJ基金”から寄附出来るみたいです(チケット購入??)。
と、色々書いたけれど、またしても、やっぱりどこにも寄附しない自分なんだけれど。
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