昨夜遅くのNHKニュースや、今朝のテレビ番組では、昨日、東京で発生した、地下に投棄されていた『アセチレンガスボンベ』らしきものを、誤って掘削用ドリルを貫通させたことによる『大爆発事故』が報じられ・・・この後、『中国化学工場・大爆発』・・との映像も流れたが・・
この二つの『事故』から・・久しく忘れていた『化学品』による『爆発力』を、今一度思い起させられ・・ 『災害』は忘れた頃にやってくるではないが・・
『化学事故』も、忘れた頃にやってくる ・・との、思いである。

(引用記事;新華網 | 2025年05月27日 21:11:42
原標題:山東高密化工廠爆炸事故致5人死亡6人失聯 )
日々のニュースでは、『化学会社』での『爆発・火災事故』は、よほどの『近隣被災』や『人身事故』が無ければ、大きく報じられる事が少なく ・・
一昨年の、先輩たちとの『飲んべ~会』でも・・『化学会社事故』は、『自然災害』より『頻発性』は低くなったのでは・・とか、我々が在籍した『化学産業』は衰退傾向。特に『石化・大型プラント』は、ますます『統合・縮小』し、元気を失う中、『イベント性』がない『微少事故』は報じる必要もなくなった・・ と、マスコミ側も捉えらえているのでは・・・との『冗談』も飛び出していたが・・・
『化学・事故』は、決して忘れてはいけない事であり・・・たとえ『化学会社・爆発事故』ではなくても、
いつだったかの、『札幌』での『スプレー缶廃棄作業時・爆発事故』のように、『化学品』として、正しく扱う事の重要性を伝える事は・・『危険予知』からの『危険回避』を行うためにも、その『危険性』を、折に触れ『発信』させる必要もあるように・・今日のニュースを見て、改めて感じた所である ・・
+**
そして、もう一点、今朝のニュースを見ていて、『発災後』の映像が、『黄色い煙』に包まれており、『猛毒ガス』ではないかと思え、ネットで検索してみると・・
『映像(写真左貼付)』から、プラント内で『黄色い煙』が立ち上っている事も確認され・・
ニュース詳細として・・『爆発工場』は・・中国山東省高密市、豪邁集団の子会社、山東友道化学の工場で、2019年8月設立。農薬や医薬中間体の生産を行っている・・との記事が出ていた。
『中間体』であれば『塩素化物』『ブロム化物』である可能性もあり、この『出発原料』を含め『有毒ガス』発生は否めず、『黄色い煙』もうなずける内容であった。
そして・・この『MEMO』を書いている中、もう6年もたっているが・・
『中国、化学工場で爆発/日本の精密化学産業への影響は(記事)』という事を思い起こした。
この時は、すでに現役を離れ、この『爆発事故』で、『輸入原料』としての影響を知る事はできなかったが・・『風や~桶屋』で、早急な対応がとれ、問題はおこらなかったのだろうか。
今『トランプショック』で、世界中が『バタバタ』しているが、何年か前には『Zero China』でどうなるのかとの『WAIGAYA』をした記憶があるが・・・
『化学原料』の『中国依存』をどうするのか・・・を、先の『抗生薬品・枯渇問題』などを含め、改めて考えるきっかけになればとの思いである。
『中国が止まったら』/『経済安保』/『新製品開発でのT/S』
<追記>
このブログが11月には停止となり、移行は考えていないので、再読のため、参考記事を貼り付けておきたい。
<荒川化学 富士工場 火災事故>
荒川化学(富士工場) 爆発火災事故発生
荒川化学(富士工場)爆発火災事故原因究明結果
<その他 参考>
『BCP・BCM またどこかへ』/『日本を支える古典的基盤製品』
『先輩の一言』/『コロナに翻弄される日本』/『枯れた製品』/『メラミンモノマー』/『教科書に無い化学品』
この二つの『事故』から・・久しく忘れていた『化学品』による『爆発力』を、今一度思い起させられ・・ 『災害』は忘れた頃にやってくるではないが・・
『化学事故』も、忘れた頃にやってくる ・・との、思いである。

(引用記事;新華網 | 2025年05月27日 21:11:42
原標題:山東高密化工廠爆炸事故致5人死亡6人失聯 )
日々のニュースでは、『化学会社』での『爆発・火災事故』は、よほどの『近隣被災』や『人身事故』が無ければ、大きく報じられる事が少なく ・・
一昨年の、先輩たちとの『飲んべ~会』でも・・『化学会社事故』は、『自然災害』より『頻発性』は低くなったのでは・・とか、我々が在籍した『化学産業』は衰退傾向。特に『石化・大型プラント』は、ますます『統合・縮小』し、元気を失う中、『イベント性』がない『微少事故』は報じる必要もなくなった・・ と、マスコミ側も捉えらえているのでは・・・との『冗談』も飛び出していたが・・・
『化学・事故』は、決して忘れてはいけない事であり・・・たとえ『化学会社・爆発事故』ではなくても、
いつだったかの、『札幌』での『スプレー缶廃棄作業時・爆発事故』のように、『化学品』として、正しく扱う事の重要性を伝える事は・・『危険予知』からの『危険回避』を行うためにも、その『危険性』を、折に触れ『発信』させる必要もあるように・・今日のニュースを見て、改めて感じた所である ・・
+**
そして、もう一点、今朝のニュースを見ていて、『発災後』の映像が、『黄色い煙』に包まれており、『猛毒ガス』ではないかと思え、ネットで検索してみると・・
『映像(写真左貼付)』から、プラント内で『黄色い煙』が立ち上っている事も確認され・・
ニュース詳細として・・『爆発工場』は・・中国山東省高密市、豪邁集団の子会社、山東友道化学の工場で、2019年8月設立。農薬や医薬中間体の生産を行っている・・との記事が出ていた。
『中間体』であれば『塩素化物』『ブロム化物』である可能性もあり、この『出発原料』を含め『有毒ガス』発生は否めず、『黄色い煙』もうなずける内容であった。
そして・・この『MEMO』を書いている中、もう6年もたっているが・・
『中国、化学工場で爆発/日本の精密化学産業への影響は(記事)』という事を思い起こした。
この時は、すでに現役を離れ、この『爆発事故』で、『輸入原料』としての影響を知る事はできなかったが・・『風や~桶屋』で、早急な対応がとれ、問題はおこらなかったのだろうか。
今『トランプショック』で、世界中が『バタバタ』しているが、何年か前には『Zero China』でどうなるのかとの『WAIGAYA』をした記憶があるが・・・
『化学原料』の『中国依存』をどうするのか・・・を、先の『抗生薬品・枯渇問題』などを含め、改めて考えるきっかけになればとの思いである。
『中国が止まったら』/『経済安保』/『新製品開発でのT/S』
<追記>
このブログが11月には停止となり、移行は考えていないので、再読のため、参考記事を貼り付けておきたい。
<荒川化学 富士工場 火災事故>
荒川化学(富士工場) 爆発火災事故発生
荒川化学(富士工場)爆発火災事故原因究明結果
<その他 参考>
『BCP・BCM またどこかへ』/『日本を支える古典的基盤製品』
『先輩の一言』/『コロナに翻弄される日本』/『枯れた製品』/『メラミンモノマー』/『教科書に無い化学品』