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日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『化学会社・爆発事故』の続き / 『農薬』『殺虫剤』への影響

2025-06-05 15:02:23 | 安全管理
先の『MEMO帳』で、中国の『化学会社・爆発事故』を残し、ここが製造する『化学品』。
特に『出発原料』とした場合の、『風や~桶屋』での影響について触れたが・・・
今日、 株式会社 Record China 経由で、こんな記事が載せられていた。
『中国山東省の化学工場の爆発、世界の殺虫剤供給に影響か―中国メディア(2025/05/30)』
<記事より>
(出典)  2025年5月28日、中国メディア 澎湃新聞
(報道要約)
 ・(発災工場) 中国山東省高密市 山東友道化学 工場 
  (発災日時) 5月27日 正午前  大規模爆発
  (被害状況)  同日夜時点 5人死亡、6人行方不明 19人が負傷
  (生産内容) 高効率で毒性の低い農薬やその中間体 研究開発と生産
      ・主要製品 クロラントラニリプロール原薬
       フロアブル剤(微粒子を水に分散させた液体製剤)が含まれいる
     注) クロラントラニリプロール ⇒ 毒性の低い殺虫剤
       水稲や大豆、綿花、果物、野菜などの農作物に広く利用
       2008年の発売以降 世界で最も多く売れる殺虫剤製品
  (生産能力)・同社 昨年1月 公報
       クロラントラニリプロール 合計生産能力 1万1000トン
       世界最大 クロラントラニリプロール原薬生産企業 を発表
       生産工場 全自動化 コスト削減 環境に優しく安全な生産 実現
 (今回の爆発事故の影響) 
   中国証券会社 光大証券 
    クロラントラニリプロール 短期的な供給に影響 価格上昇の可能性

今日確認が出来た、この記事を受け、もう少し詳しく見始めたが ・・・
 日本植物防疫協会の紹介記事 ⇒ 開発したのは DuPont(アメリカ)
       別記事では 北興化学(日本)との共同開発との記載も見つかった ・・
『文献(新規殺虫剤クロラントラニリプロール剤の作用特性と特長 (デュポン株式会社 島 克弥)』
構造の中に『ブロム』が含まれているので、あの『黄色い煙』となった様にも思える・・
『製剤』としての販売は FMCケミカルズ(旧デュポン社から農薬事業の主要製品と、研究を取得)をはじめとした、国内でも数社が行っているようで・・
トウモロコシやキャベツなどでは、空中散布も可能な『殺虫剤(農薬)』のようであり、
もしこれが『供給停止』となると、農作物への影響も心配な所もあり・・・
今、とりわけ『豊作』を祈る『稲作』へも、使われる量が多いのであれば・・
なおさら、『影響度』を見ておく必要があるのではと・・思われる

明日以降、もう少し詳細を調べてみたい・・・
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