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日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

今の日本に足りない事 / 『とことん やる』

2024-08-20 15:01:29 | 日記
先のメモを、もう少し詳しく書き残そうとしている中、先輩たちの思いを表す適当な『言葉』が見つからず、なかなか進まないままとなっていたが・・
土曜日(8/17)の朝に放送された、『一柳良雄が問う日本の未来【次代を担う若者へ 本音のメッセージ】』(リンクは8/24まで)という番組で、元経産省官僚で、今は、慶応大学で教えておられる 岸教授が、対談の中で・・
(手元にある、紙切れに、あわてて書き残したので、正確ではないかもしれないが・・)
 いま、日本の『風潮』は・・『ゆるく』なっている
 これが日本の『伸長』を妨げていると、思われる
 このため、日本を『再構築』するためには・・
 やりたいことを、『とことんやる』。これが、最も重要だが・・失われてきている。
 『とことん、頑張る人』『とことん、成果を生む体制』を考える必要がある。
・・・との事を話されており、この『とことん』が、『宿題』へ繋がりそうである・・
+*+**
先の先輩方や、今年4月から、NHKで、再構成し放映され始めた時の『WAIGAYA』で書き残した『MEMO』、『Project X』 / 追いかける『Needs』すら無くなった日本 で、今一つ『結論』が得られなかった ・・・
『サラリーマン時代』を思い起こし・・『とことん、頑張る』という事が・・
今の日本では、一番足りなそうな事である事が、・・少し見えてきた・・

なかなか、最近の『経済評論家』や『コメンテーター』で、このような切り口から、辛口の『見識』を述べられる方は少ないが・・・『余命10年』と言う中で、日本を、なんとか、立て直したいという思いが、お強いからなのであろうか・・・・
大きな『課題』を投げかけられたが・・どう、今後、『日本』として取り組むべきか・・
『働き方改革』や、これを受けての『ブラック問題』での『労務管理』
さらには、この『メモ帳』でも、『製造業/TPM活動が品質保証をダメにする』や、『SDGs』などでの『問題点』として挙げた、『到達点』を先に決める事での『創造性』が失われる事など・・・『日本再創生』のために、どうすべきか・・多くの『課題』が示されたのでは・・と、番組を見て感じた。

一週間ほど前の『経済番組』、『経済低迷30年と日本型ダメ経営』の『会社員のやるき調査』で、『世界一低い』と取り上げられ、特に『若年社員教育』などの『育成課題』も指摘されていたが・・・
『とことんやる』という事を、『展開』させるためには・・・
『社員』や、大学などでの『研究者』は、『とことん、仕事をしたい』『とことん、研究をしたい』『とことん、開発を続けたい』という、高い『欲求』『欲望』を持っている事が前提であり・・
『組織』としても・・『とことん、仕事をしてもらう体制』と『とことん、やってもらう環境』。 少し言葉は厳しいいが、『とことん、やらせる』事も、必要なのではないだろうか。

この『とことん・スパイラル』が、どんどん積みあがる事ができないと、『新製品』、『画期的な物』は生まれず、将来の『ノーベル賞』へも、繋がらないような気もしているが・・
今の教育体制は・・あまり実情は知り得ない所ではあるが・・この『意識醸成』には、少し遠いように思える。
その一つとして・・『学習時間制限』と共に、小生の勝手な考えかもしれないいが、『Why・What』を引き出しにくい『タブレット教育』などが、現状では『推奨』され・・
さらには、将来の『研究者』『開発者』を育てる『大学』も、『独立行政法人』として『成果』を求める事からなのか、『テーマ厳選』『研究期間管理』などが『先行』し・・
『とことん、突き詰める』という、『研究・開発』の『本来目的』と『醍醐味』を奪い、『入社前』の『勉強期間』『土壌』すら失われているのでは・・との意見も、これまでの『WAIGAYA』で、『古老エンジニア』達からは出ていた。

そして、今、多くの『日本企業』は、先の『MEMO』にも残したが・・『売るものすらない』という現実の中で、『開発方針・錯誤』は、少し言い過ぎかもしれないが、『時間』や『開発目標』などを、あまりにも絞ってしまった『管理・研究開発』となり、吉野さんなどが手掛けられた『Li-B』などでの、『Blue-Sky研究』のような、『とことん、突詰研究』。言葉を変えれば『自由闊達・研究環境』すら失った、『負の研究体制』となっているのでは・・との事も、先輩たちの言葉からは、聞こえていた・・

こんな中、最近、時々、『とことん研究』や『コツコツ開発』(『隠れ研究』)を行い、『ペロブスカイト』のように、少し明るい『成果』や『新商品』も報じられているが・・・
これも、世の中、特に『対抗メーカー』がいる中では、『とことん・・早く』『とことん・・高品質』が求められ、『開発・競争』の激しい世界へと突入するが・・・
ここで『とことん』をそぐような、『規制』をかけてしまうと、折角の『商機』を失う事になる。
・・・どうも、このあたりが『失われた30年』での、『反省』の様な、気もしている。

この『背景』には、『とことん・・』に報われないような『成果主義』があったり、『労使』が弱くなる中での『労務管理』なども行われ、『企業体制・スリム化』の中での『弊害』が出たのでは・・と、『古老・経営者』からの『反省の弁』も、『WAIGAYA』の中では出ていたが・・・ 次の『MEMO』で、残してみたい。

あわせて、これまでの『MEMO帳』の中で残してきた・・・
『とことん・・・』という事から、この『基盤』とも考えられる『探究』と『探求』のありかた。さらには、今の子供たちが、『とことん学ぶ』ための『環境』を『阻害』すると思われる、『AIに先を越されるタブレット教育』。『企業』での、『On-Line会議』などでの『ナゼナゼ力・醸成方法』など、今一度、検証する中で・・・
『とことんやりたい・・』という、『研究者』『開発者』の願いが、どうすれば叶えられのか・・・今一度、考え、次の『OB会』などでぶつけてみたい。

###
『番組』の中で、岸教授が話されていた事を、記憶ために、文字で残しておきたい・・・
++**
『とことんやる』ためには、『政府』『企業』(特に大手)は、前向きに取組むべき。
『働き方改革』などで、色々と制約され・・・
『とことん』が出来ないままで・・現状は、『ほどほど』になりつつある
この『とことんやる』事を進めるためには・・『組織』の中。特に大企業などでは
『しっかり・厳しく』。例えば『しかる』事などでも必要なのでは・・とも
この中で『経営戦略』を理解し、『失敗体験』を『成功体験』へ転じる事も必要
この『とことん、頑張る』が失われた要因として・・
最近は・・『リベラル』の人が多くなった
逆に、この世の中を牽制する社会の仕組み、『横串』『組織』が失われつつある
こんな中、スマホに代表されるように、『目の前』の事だけを追いかける『風潮』
SNSなどは・・『平均より少し上の事』しか、表現を考えない ・・
『とことん目立つ』『評価されたい』という・・願望も薄い・・
三点目には『政府』の『政策』も・・『とことん』を追求しずらくしている
生活面でも・・・『コスパ』という、『ほどほど』 ・・・等を、挙げておられた

そして『イノベーション・立国』として、『日本』としてどうあるべきか・・
なかなか『日本人』は、『未知』な分野。『ゼロから一を生み出す分野』は苦手
ただ、『技術を積み上げる分野』『今、あるものをよくする』『組合せ技術』は・・
農耕民族なのか強い所があり・・・(一方で『オタク的』な所??)も、これまでからの特技であり・・・この分野で『とことんやる』事が必要と思われる・・・
若い人には、、、まずは『やりたい事を見つける』。(『好奇心』を持つ事)
ここを『とことんやる』(ほどほどの『価値観』ではダメ)
そして『高齢者』も、『既成』に縛られず『好き勝手』にする事が、これを後押し
これらがうまく回れば・・『ベンチャー』も『成功体験』として、さらに伸びる
<背景> 日本の高度成長期・・ 『バブル』までは『組織』が貢献してきた
(日本・・農耕民族・・集団 コミュニティ力が強い・・と言う背景)
 失われた30年 ・・・ 日本は貧しいい国(個人として幸せ(Happy)でない)
 企業は内部留保で儲けを残せたが・・個人は貧しい(物価高騰に賃金追いつかない)
  働いても、お金も幸せがない ⇒ 大学生 意欲低下 ⇒ 会社退社・転職
★ 若い人には『やりたい事』を見つけてもらう ⇒ 社会の後押しが必要
<働き方改革の課題>  企業  ⇒ 『やりたい事』への『投資』促進 
 働き方・・現状 『働かない方がいい』 ・・と言う『風潮』の『変革』
 『若い方(Z世代・中堅)』 ⇒  『失敗・成功体験』などを通じ
  『自らの成長のため』・・・『厳しく指導してほしいい』・・との思いも
  (前提は・・信頼関係 『パワハラ』も、変える方法があるのでは)  
 究極は『自立できる人間』(出来れば、大企業は、厳しく人材育成)
 これが、将来の『ベンチャー』『尖った技術』へ繋がる    ・・・のでは

*+*++**
<未完(8-20)>
<追記>
岸先生は、『余命宣言』を受けられているが、これも、この『MEMO帳』の中のどこかに『年齢調節薬』などの、不謹慎な『記事』も残したが、『高齢者』が『とことん長生きする事・・』については・・・『社会学者』として、『日本の成長』の中で、どう考えておられるのか・・忌憚なき所をお聞きしたい所である。

+**+*
<次のMEMO用>
『想造』/『辞書にない言葉』/『嫁・孫たちから学んだこと』/『AIの先を行く教育』
『「創造」「想像」 ⇒ 「想造」』
『SHINKAスパイラル』『進化』『深化』『伸化』『新化』 『新しいものを生み出す』
『新製品開発談義』 『市場の欲求を探す』『Needs創出する』
  『Wants』『ドラエモンの世界』 『あたりまえでない商品』

『日本のメーカーは、売るものすらなくなった』
『先端ばかりを追いかける事は危険』『足元の『基礎産業』『基盤技術』が支え』
『売れる物』をしっかり守る事が重要

『創造性を高めるために』/『中国の想造力』/『日本の開発力』
日本の製造業 /『思考回路形成力』教育が急務
日本の製造業 物を見る力の向上策/技術伝承の中で
『鉄工場の新入社員』/『段取り教育』
『探究と探求』/『探究活動』/『Why・What 能力の醸成』
『満額古稀』/『古希を迎えた 元技術屋のボヤキ』/『危機はどうすれば感じる』
 『夜討ち朝駆け』『トヨタカンバン方式以上』『寝る暇なし』
製造業/TPM活動が品質保証をダメにする
久しぶりに、日経で『PDCA』の文字が・・
 『中間管理職の劣化』 『終身雇用』
 『成果主義』『コンプライアンス』『ボ~と生きている社員』『現場主義』
 『正社員』『非正規』『ナゼ?』『Why・What』 『正しく叱る管理職』 『OJT』
日本の製造業 物を見る力の向上策/技術伝承の中で
日本の製造業 品質管理 / 物を見る力の養成が急務
 『ゆとりの世代』
『AIに先を越される子供達』 / 『タブレット教育での課題事項』
『発想』『創造』 『Why』『What』 『AI』『新しい発見』 『Google 検索』
 『創造力』『想像力』
*+***+
『50年前のあった・あった(2)』/『組合活動』 /『業績を知る』/『同じ土俵の上』
                      (2022-07-20 11:24:03 | 日記)
『古希の技術者』/『70歳定年制』/『私たちの生活はこんなに変わった』/
『WALKMANの 次は生まれるのか』      (2021-12-09 15:23:47 | 日記)
+*+*
『小さくなった役員会』/『それでもSDGs』/『利益の創出』/『市場創生』
                      (2022-01-27 20:45:55 | 日記)

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『日本のメーカーは、売るものすらなくなった』

2024-08-16 15:07:58 | 日記
なかなか更新が出来ないままでいるが、色々な方とのおしゃべりや、『WAIGAYA』は続いている。
こんな中、お盆前、『23年』生まれの先輩から、同僚や、仕事を通じた関係者で構成されている
『23会』へお誘いを受け、特別参加をさせて頂いた。(この『MEMO』の先輩)
この方々は、今年『後期高齢者』入となり、多くの方々は『コンサル』などの『第一線』からも退かれているが・・・この夜も、自分たちが若き時代に仕えた『会社』を思う心で、熱き(暑き)宴となった。
+*+**+
開口一番、『業績』の『話題』が飛び出した・・8月5日、月曜日の『株価』である。
翌朝の『日経新聞』などの『株式面』を見て見ると・・軒並み『安値』は、黒塗りばかり
多くの会社が、年初来の『最安値』を更新したが・・この中、一部『白』のままの会社も
『投資家』の判断もあるのだろうが、『売買』すら出来ない、『さえない』会社なのか?
ザクットしか見れていないが・・『素材・原料』などの『メーカー』が多いように思える
『ナゼなのだろうか・・』『日本の素材産業は、大丈夫なのだろうか』
別の方からは、もっと切実な言葉も・・・
確かに、昨年あたりから『株価』は低迷し、『持株会』で、老後のために蓄えた『資産』は大きく目減りしているが、『今後は、どうなのだろうか?』・・との声も

(切り抜いていた新聞記事から・・この事らしい)
**+*+
参加された先輩方とは、1年ほどお目にかかっていなかったが、退職後、何度か『化学会社の現状』や『品質管理論』『開発方針のあり方』などで『議論』をさせて頂き、2018年の『日立化成・品質不正問題』が起こった時は、同じような業態に身を置いた立場から、色々な意見交換を行い・・・
『老いる工場』『供給責任製品』の『論点』で、『ババ抜き』で取り残された『残存メーカー』では、『撤退賛否』で『大激論』となり、この言葉には『異議あり』との声もあり、『新規開発』での『落穂ひろい』の重要性など、色々と貴重なアドバイスを頂いた・・・・
まだこの頃は、日本を支える『素材メーカー』として、在籍した『大手化学会社』は『機能』をしていたように思えるが・・この時から、5年という時間の中で、どう変化したのか・・色々な事が見えてきた。
++
話しの途中で、先輩の一人から、『日本のメーカーは、『売るものすらなくなった』・・のでは?』という
『見解』が出され、『議論』が沸騰した。
『売れる物(商品)』がなければ、『買ってもらえない』
これまでの『お客』との『パイプ』すら、失う事になる。
逆に『売ってほしい』と言う『客』へ『売るものがない』という事も、ますます悪化要因
設備の老朽化と共に、『経営短視』などで、コストだけで『廃番』としてしまうと・・
『ドンドン負のスパイラル入』・・・・と、なる可能性もある ・・
ただこの『撤退時期』も、『経営判断』の『ポイント』ではあるが・・
『マーケット縮小』の中で『供給責任』だけが、日立化成の様に付きまとう事も
一方で、『少しでも売れ続けていれば、多少なりとも、収益化』
『費用対効果』はあるが・・『内部留保は出来なくても、少しの投資は可能』
『新製品を得るまでの、ランニングコストは生み出せる』

誰かが思い出してくれたが、この『MEMO』のどこかでも残した言葉ではあるが・・
『マッチ棒で支える会社』でないと、『新製品』は生み出さない・・
今、日本では『ベンチャー企業』などが注目されているが・・『資本』があっての事
『尖った技術』を、世の中へ送り出すためには、何度も『死の谷』を超える必要があり
このための『バックアップ』『資金力』が必要であり・・・
このためには、『薄利多売・商品』でも、多くの方に『買ってもらえる物』が必要
逆に、これを『切捨』ると、一時的な『損益改善』とはなるが、先々困る事になる

・・・、とはいえ、今の『日本の産業』全体が、『負のスパイラル化』
この原因は・・『Wants』を探る必要があるが・・・
まずは・・『Market』に近い『末端産業』が動き出さないと・・
『素材メーカー』は『停滞』のまま。『魅力無・産業』で・・『株価』も低迷のまま

『末端産業』が動くためには・・『Wants・発掘』が必要で、ここからの『Needs 集約』なのだろうが・・
このプロセスも… 『何かおかしい・・』との意見も
この『MEMO』の、どこかの記事を覚えて見て頂いていた先輩からであるが・・・
あの図が印象に残っているが・・・ (との事で、このPPを、持参のタブレットから展開)

あまりにも『SDGsに固執しすぎ』『『皆で進めば怖くない・・』では済まされない』
『利益があってこそのSDGs』ではないか・・との、強烈なコメントも飛び出した。

+*+**+*
この後に飛び出した、色々な『話題』は、次の『MEMO』で、順次残して行くが・・・
最後に、まとまりがつかないままではあったが・・・・
『今後の、日本はどうすれば・・』との『問』に対し・・・先輩方々からは・・・
『先端ばかりを追いかける事は危険』
『足元の『基礎産業』『基盤技術』がないと支え切れない』
『少し、遅き感はあるが・・『売れる物』をしっかり守る事も重要』
『政府も、『先端技術育成』と共に『中小企業再編』も進めるが・・・
 『今の米』もしっかり見極めて、守る事も必要なのでは』

『先の『コロナ治療薬』ではないが、『基盤技術』を失う事は、日本には一大事』
『化学産業の基盤『電解産業』などは、維持する必要がある』
『日本の『コンビナート』も、もうすぐ70年。限界の50年を超えている』
『ポリエチレン・ポリプロピレンの生産が日本から消える事になる』
『『売れる物』『買ってもらえる物』を、再構築する必要があるのでは』
『BASFのように『基盤』を残さないと、日本の化学産業はなくなる』
『統合・集約がいいのか・・・分散・共立がいいのか・・悩みどころではあるが』
『ただ・・一本足打法だと・・・JSRさんではないが・・』・・・との声も
+**
話しが、飛び飛びになった時、飛び出した『後期高齢者・免許返納問題』では・・・
まだ『車』に乗れ、『ぶつからない車』が、欲しいが・・・
一方で『事故予防』の観点から、『車には乗るな』『免許返納せよ』との『大号令』が
今、『若者の車離れ』が進む中で、『新車』を買えるのは、『団塊世代』かも
ここでの『車消費』を促進し、『経済貢献』するのと・・『人の命』との葛藤も
『後期高齢者』が、安全に車を操り、『車社会』が維持できれば・・・
『新車購入』での『販売促進』『消費税・増税』『自動車税・増収』
そして、『環境』への問題は残るが『ガソリン税』も『増収』
こんな『売れる物』からの『循環・サイクル』を生み出さないと・・・
一番下を支える『素材産業』は、下積みのまま・・・
『インフレ転換』とは言えども、『100均』『ユニクロ』では『デフレ』のまま
『高額消費社会』が、生み出せず・・・
虎の子の『持株会・引継株』も紙屑同様 ・・・ との、『現実のボヤキ』も

・・・・・・こんな、色々な『声』が散会まで続いた
+*+*
この夜に出た、色々な『課題』は、追って『MEMO』に残したいが・・
別の『切口』として、飛び出していた『今の会社の問題点』・・・
『会社の現状を学なばない管理職』や『やる気のない社員増殖中』などは、
このお盆の間の『経済ニュース・スペシャル』にも取り上げられており・・・
多くの先輩方から発せられた、『働き方改革が、企業を弱くした』
『労組解体が原因』・・なども含め、もう少し詳しく纏めを行い、諸先輩方からの
ご意見を伺いたい。

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『令和の米騒動』 / 『インバウンド客が爆食?』

2024-08-01 15:07:20 | 日記

昨夜、前回の『WAIGAYA』に、いつもの仲間外で参加をしてくれた、後輩の『非常勤講師君』からメールが届き、先に、彼からの要請で、学生達の『夏の宿題(案)』として提供した、『米不足』『インバウンド客・爆食が原因?』の『回答案』を、纏めたいとの事で・・・ 
この週末、時間があれば、もう一度『統計君』を誘って頂き、『データー』を基に、この『テーマ』から『食糧問題全般』までを、ゆっくり話させてほしい・・との要望が飛んできた。
(どうも、前会で、初顔合わせだった?『統計君』と、蜜に話をしたかったようだが・・多人数で、彼も時間切れとなり・・この続きを持ちたいらしい)
+***+*
彼から、時々飛んでくる『ネタ・要請』は、この『MEMO帳』の、『セロファン』『レーヨン』を知らない学生たち』にも記した通りであるが、最後のお勤めとして奉職した『食物栄養学』の学生さん達へ、広くいろいろな事を知ってほしいとの思いから、主務の『化学』や『安全管理』(コロナの頃の記事より)と共に、正規な授業ではないが『周辺学』として『特別講義』を開催しており、今回も、この延長線上の『お節介補講』で、『黒子』として、勉強も兼ねた、お手伝として受けるようにしている。

こんな経緯で、今回も『夏旅行』中に、お願いメールが飛び込み、帰阪後、『ネタ』探しのため、新聞やテレビの報道を見ていると ・・・
『令和の米騒動』という『言葉』が、突然飛び出し、この要因が・・・
 ● 昨年の異常気象での『収穫減』(『作付・減反?』)
 ● インバウンド客の『米食』・・『爆食』との言葉も
 ● 『米食化・傾向』 (小麦高騰などでの値ごろ感)
などと、報道されていたが・・ 『データー』は、あまり示されておらず
学生さんたちには、自分たちの『身の回り』の事として・・・
『ナゼ・ドウシテ』『Why・What』を、少しでも感じて頂き・・・
今後、『日本の食』はどうなるのか・・『インバウンドでの影響は?』など
色々な『情報』を探る中で、鋭い『解析』をしてもらえれば・・との思いで
下記の様な『プロト案PP』を作成し、送信していた。


とりあえず、判る範囲で『データー』を探し、添付をしておいたが・・・
『日本農業新聞』に出ていた記事 (データー借用)では・・・
詳細は読みきれていないが、『現状で需要に対応できるだけの在庫がない・・』と
回答する米屋さんが・・・30%程度との報告がなされていた。


この後、『WAIGAYA』で、この話題も飛び出すかと、『データ』を探し、準備をしてみたが・・・ 
確かに、『新米』が取れるまでの『端境期』で、『食用在庫』は、大幅減となっている


そして『日経』にも・・『令和の米騒動』と・・・
『インバウンド客(訪日外国人客)需要の増大』が・・・『要因』との記事が出ていた


これらを受け、今週末の『拡大WAIGAYA』に向け、『宿題』の『回答』を探り始めたが・・
 ● 日本人 国民一人の『米消費量』は、どのくらいか
   ・『約 50Kg』の根拠は ・・・
     『農水省』『米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針』より
      ⇒ 主食用米等 需要量  681万トン(年間)  (3月指針)
     これを、 人口 1億2500万人で割り戻すと・・
      国民一人当たり 年間 54.5 Kg  月に 4.5 Kg となる
 ● この『約50Kg / 国民一人』という、『米消費量』が正しいのか ??
   ・ 例えば 朝は『パン食』 昼は『コンビニのオニギリ2個』
     そして、夕飯は 『お茶碗に1杯』で、ほぼ毎日同じとなると・・
   ・毎日の『米必要量』は・・・『炊飯飯』➡ 『生米*2.3倍』と仮定
     『オニギリ2個』⇒ 『ご飯 100gr/個 *2』 ⇒ 『生米 約 89 gr 』
     『茶碗飯 1杯』 ⇒ 『ご飯 150gr 』    ⇒ 『生米 約 65 gr 』 
  ・一日で 『生米 154 gr』 月 『4,620 gr』 年間『55,450 gr (55.5 Kg) 』
     ほぼ、『米需要量』と一致する数値となる
     大食漢の方もいれば、『米』を食べない人もおられ、納得できる

こんな事から、『インバウンド(訪日外国人客)』の、『日本食』での『米消費』が
『米不足』の原因となっているのか・・・『推算』をしてみた
  ・あくまでも、『前提の前提であるが・・・』
    好む日本食 ⇒ 代表的な『和食膳』『寿司』から、『コンビニおにぎり』
            最近話題の『ココイチカレー』『吉野家牛丼』
    食頻度 ⇒ 『訪日者数』(最近の6月では 330万人) 『滞在日数』
          これに『米食採択率』『回数』 などを織り込み
   ここから、前項と同様に『ごはん量』を基に『米必要量』を求めてみた

   この結果より、300万人の訪日客の半分が、食事として『米食』を食べた時
    滞在日数が少なくても、2,000 Ton もの『米消費』
    国民の『4万人分』もの、大切な『米在庫』を失う事になる
   インバウンド客が、延べで『年間 1億人』となり、
平均10日滞在、3割位の方が『米食』『滞在中回数 20回』となると・・
    計算式が間違っていなければ・・なんと『6万トン』の『在庫消費』となる
    『日本国民』が食べる分『118万人分』が『インバウンド消費』に向け

こんな『概算』を、学生さんたちに行ってもらう事で・・・
 ●『日本の米生産量』との 『バランス』 
 ● ここからの『食糧安保』  ・・・ などを、しっかりと考えてほしい
という事が、彼の思いなのであろうか。
こんな事を考えながら、もう少し『過去資料』を探してみたが・・・
『統計君』と一緒に勉強をした、『三菱総研』作成の、『食糧安保』の記事を見つけた
次回は…こんな事も踏まえながら、ゆっくり『宿題』を片付けたい・・・



そして、この『MEMO』を書きながら、もう一つの『疑問点』が発覚・・
『米』と共に、折角、高価で輸入した『食糧』を食い荒らすのは・・・『インバウンド客??』
『お好み焼き』や『ステーキ』を『爆食』『大量消費』してくれるのはありがたいが・・
『輸入小麦・大量消費』⇒ 『輸入増』⇒ 『小麦価格・高騰』・・・・とならないか
これが、庶民の味方 『お好み焼』の高騰に、繋がらないか
(小麦は、政府が税金を使って、『米価』と同じように、制御だから問題ないのか・・)
一方・・・『牛タン』は、『アメリカ輸入』なのに、『訪日客消費』へ
これも、『ホルモン』同様、『庶民のゴハン』とはならなくなっている
+++ このあたりも『統計君』にも、解析をしてもらう事にしたい


*+**+
投稿前に、再度、確認のため、ネット情報を探していると・・・
『食品産業社ニュース(2024年7月31日付)』に、直近の、農水省発表【需給俯瞰】の記事が載せられており・・・
インバウンド消費が、『年間3万トン程度』との事で・・・・
次回打ち合わせ用に『推算』した数字は、間違いなさそうである

  主食米 年需要実績  702万t 
    要因
     〈1〉高温・渇水に伴う等級・精米歩留まり減(6万t程度)
     〈2〉インバウンド消費(3万t程度)
     〈3〉食品値上げ局面での相対的な値ごろ感(2万t程度) と推測
  今年6月末在庫     156万t (速報値ベース)
          3月指針想定 177万tを大きく下振れ 
          前年 197万tから 41万t 圧縮
  需要比在庫率      22.2% 


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今年の『夏旅』

2024-07-08 14:28:09 | 日記
久しぶりに、この『MEMO帳』を開いてみると、5月に『消滅可能性都市』を残してから、はや2か月が経っており、今年も、後半へ突入した。
この間、5月の後半から、約1か月間。定年後の楽しみとしている『北海道旅行』に出かけた事もあり、『今日のアレ?』を、タイムりーに残せないままとなっているが、ボチボチ・・再開する事とした。

*+*+
今年の、初夏の『北海道ドライブ紀行』の詳細は、別ブログで残す事としているが、昨年の夏旅での宿題として残った、北海道での『縄文』から『続縄文』『擦文』。さらには、アイヌへ繋がる『オホーツク文化』を、さらに深く学んでみる事もあり、出来るだけ多くの『資料館』などを訪ね歩く計画で、ほぼ『全道』を走破してみたが・・・時間も限られ・・・
世界遺産に登録された『道南』や『渡島』での『縄文文化』と、北方の『釧路』『帯広』『常呂』などでの、同じ時代での『土器』の違いなど、ますます謎が深まる事となってしまった。


そして、町々の『郷土館』に展示の、『資料』などを、詳しく見ていくと・・
『和人』と『アイヌ』の方々との歴史の中で、『豊臣秀吉』が『松前藩』の『藩主』へ『館主』を引上げた事など、『明治』『江戸』と、『史実』を遡る中で、今まで知らなかった、もう一つの『日本史』も浮かびあがり ・・
江戸時代よりも前から、『北の脅威』への備えのため、多くの『防衛策』がなされていた事も判り・・・
昨年の旅でも感じた、・・ウクライナへのロシアの侵攻ではないが・・
『北の防衛』という事を、『南の脅威』ともあわせ、旅の中で、何度か海の向こうに見える『北方領土』からも、改めて、強い『危機』として感じる事になった・・。

一方、十勝の外れにある清水町の『郷土館』では、今週、『新1万円札』に登場の『渋沢翁』が、開拓の礎を築いた事の『特別展示』があり、広尾町では『坂本龍馬』が北海道に憧れていたとの紹介展もあり、この子孫の方が、地元画家として、『六花亭』の包装紙をデザインされたなど・・多くの方々が、『北海道』という『未開の地』へ、古くから関わって来られたという事も、学べた。


この他、道中に立ち寄った『旧上藻別 駅逓所』では、過去世界第三位の採掘量であった『住友金属鉱山』『鴻之舞金山』での『鉱山史』が展示され・・・室蘭市の郊外にある『市立資料館』でも、当時の栄えた町の生活を示す、多くの『大正・昭和レトロ品』が収蔵・展示されており、『せたな町・大成』の『郷土館』では、『ニシン漁』で栄えた町であった歴史も知った ・・・

今回立ち寄った町々の『資料館』から・・・道内の、多くの街々が栄えた『繁栄史』を知り、今は、残念ながら、『衰退』はしてしまったが、新たな町へ変遷した『町史』を学ぶ事が出来、『明治』以降の、日本の発展の『縮図』の様にも思えた ・・


+*+*
ただ、これらの町々の『歴史遺産』をお邪魔し、整理・保管する学芸員の方とも、立ち話をさせて頂いた時に感じた事であるが・・・
本業は『教育委員会』、『郷土館』のおもりは、片手間で担当しており・・時間が足りない事と共に。予算も、殆どないなど・・・色々な課題事項も見えてきた・・
この『MEMO帳』の中のどこかで残したが、『地方交付税』に頼る自治体では、どこへお金を使っていくのか ・・・ これも、重要な視点なのかもしれない・・・
そして、『道路拡張で、これ以上遺跡にあたらなければ』・・と、願うばかり・・
今回の『世界遺産登録』でも、『道路完成が数年遅れ』『工事仕様・大幅変更(トンネル地下化)』などから、町役場からは、本音に近い声も聞かされ・・・・
さらに、ある町の、若手『学芸員』の方からは・・・
『今さら、考古学をやる学生はいない』『感染症の研究員と同じように、大学の隅の、暗い所』
・・とも、話されており、『遺跡発掘』すら、ままならない状況のようで・・・
『畑からこんなものが出てきた・・』との声にも、手が回らない・・とのボヤキの声も
北海道という土地のため、『発掘』は雪のない期間であり・・夏は、熊も心配・・
そして、なにより人の手が足りない。
ただ、まだまだ北海道は、原野が残り、手付かずの土地が多く、竪穴住居の、凹んだ遺構なども、そのままの所も・・・都会地に近い、千歳の近くでも見つかっている
どうするのが…ベストなのだろうか。
今、やっておかないと、歴史は残せないが・・・
+*+*
こんな事をお聞きしながらの旅であったが・・・
来年も、車が運転でき・・・遺跡を歩きまわれる、体力が残っていれば・・・
勉強の旅は続けられるであろうか・・
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そして、もう一つ感じた事は・・・
各町の『歴史資料館』が、何を目的に・・・が明確でなく、道外や、道内でも他の地域から訪れた方が、その展示品が、地図の上でどこなのかがよく判らない事が多い。
これは・・・各町が『郷土資料館』として、町の『歴史』を残す事を目的で、展示構成されている所が大きいので、全体を示す事は、難しいのかもしれないが・・
例えば、『廃線』となった『駅』を残すのであれば・・
『どこからどこへ繋がっていた』
『どの駅から、支線として運転されていた』などが判れば
遠くから訪れた、子供達にも理解できるのではなかろうか。

もう少し、合併されたのであれば、町々の中で・・
さらには周辺の町々との連携で。
さらには、管区を超えた連携も・・・

折角『日本歴史遺産』として繋がった、『文化連携』も始まっており
外の方々にも見てもらう。『観光資産』としての取り組みも、必要なのかもしれないが・・・
やはり・・・『人的パワー』が足りない事で、難しいのかもしれない

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明日の『アれ?』は・・『上司の1万円』を予定

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大阪府の『消滅可能性都市』とは・・

2024-05-08 15:25:04 | 日記
昨日の『MEMO』で、『人口戦略会議』という、民間の有識者組織が報告した、『消滅可能性都市』について少し触れたが、さらに詳しく調べてみたくなり、今、住んでいる大阪府を中心に、仔細を見て見る事にした。
+***
とりあえず、2014の報告分と、先月報告の2024年版との動きを知るため、『データー』に比較障害がある部分を解消する必要があり、データーをExcelへ落とし込み、自分なりに、整理・解析を行ってみた・・・・
まだ、すべて理解が出来ていないが・・・『データー』を突き合せ『グラフ化』などをしてみると・・
『消滅可能性都市』の『判定』の『主要因』に用いられている『若年女性人口減』については、下記に示した通り、各市町村の『人口減』の動向と、強い『相関関係』にあるようにも思え、『人』の取り合いにはなるかもしれないが、『人口増』への努力が、『消滅防止』には、最も大きな『因子』の様にも思え・・・このためにどうするか・・・
『住みたい町』が『少子化対策』だけでいいのだろうか・・・という事も、疑問となってきた
(左側は、2014年報告 。縦軸は『若年女性人口減』 右側 先月報告データーより)


こんな事から、今回の公表されている『データー』で、『国勢調査』からの『確定値』と思われる、2010年と2020年の『実数値』の動きを見て見たが、大阪北部の市では、わずかではあるが『人口増』の傾向にあり、『若年女性人口減』も、少し緩和されている様にも思えるが・・2014年報告での、田尻町の様に『プラス』とはなっていない。
もっと大きな『施策』が必要なのかもしれない。


まだ、十分には把握できていないが、大阪府でも都市部から離れた市町村は、2010年から2020年の動きで、30年先の『2040』に近づく、悪化数値を呈しており、2024年版でも『限界可能性』と示唆されているが・・・・先の『金剛バス廃止問題』ではないが、住み続けるための『環境整備』を急ぐことも、重要なのかもしれない。

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一方、昨日の『MEMO』にも、下記のPPを残したが、『少子化』と共に、『高齢者増』も、別の『社会ひずみ』を起こす可能性もあり、国民一人一人が『人口減』の中での『年代構成変化』をもっと意識する必要があるのではと、改めて感じた。

(原典:国立社会保障・人口問題研究所 資料 上段 一部抜粋 下部 データー解析)
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定年後、北海道で夏場、長期滞在をし、若い方々が定住できる環境を探ってみたが・・ 『UNIQLOがある町』『パスタが食べれる町』とともに、検診に何時間もかけずに『出産が出来る町』などが必要そうであるが・・小さくなった町では、なかなか難しい
こんな事も考えながら…もう少し解析を進めてみたい・・

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