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日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『EXPO 2025 (大阪・関西万博) 』/開幕まであと5日

2025-04-08 13:42:17 | 日記
またまた更新が出来ないままになっている・・
今朝も、テレビニュースで流れていたが、『大阪万博』開幕まであと5日。
『前売券』をどうするか、まだ悩んでいる所だが・・そろそろタイムリミット・・
報道では、各国のパビリオンが紹介され始めたが、とりあえず、外からだけでも
どんな建物なのか覗いてみたく、『開幕早期分』を、手に入れる事にした。
++*
先の、1970年の『大阪万博』から『50年』の、前年となる2019年、
古い資料を整理している時に出てきた写真などを、『MEMO』として
残していたのを思い出し、今一度、開いてみたが・・・
この時の『日本館』は、五つの『円』の、組み合わせであったが・・・
これが、今回は大きな『大屋根リング』となって、一つの『円』になっている・・・
ただ・・今、世界は・・手を繋げ、『円』を描けない事態となっている。
ウクライナやガザでの戦争。そして、今年は・・・『貿易戦争』の様相に・・
早く・・手が繋げる日が来ることを、祈るばかりである・・
;;
<2019-4『MEMO』より(抜粋)>

 (日本館建設途中)

 (日本館展示内容(パンフレットより))

 (日本館内部)

 (日本館パンフレット)

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『備蓄米放出』/『食料危機』への負の第一歩

2025-03-10 11:33:22 | 日記
しばらく、更新が出来ないままとなっている。
ただ、仲間達との『WAIGAYA』だけは、途切れず続き、いつもの『ボヤキ』から、ふだんの生活の中であまり感じていない、多くの『危機』を、学ばせてもらっている。
先週末の夜は珍しく、『統計君』の呼びかけで集う事となり、興味ある話題だったので、『MEMO』を残しておきたい。
+***
いつもの、こてこての『大阪弁』のダジャレなどからのスタートとは違い、少し硬くるしい、『統計君』の『政府・放出米・騒動』からの『持論展開』で始まった・・・
昨夏、スーパーの棚から米が消える『米騒動』が起こり、これに引きづられて『価格高騰』となり・・・政府は、秋になれば『流通』が安定化するので、『数量』と共に『価格』も下がるとの見通しで、『政府備蓄米』の『放出』はしないとの方針であったが・・
今年に入っても『価格高騰』が続き、『店頭商品・希薄』も続いた事から・・・
いきなり『21万トン放出』との発表がなされ・・・もうすぐ恩恵を受けれれるかもしれないが・・・
本当に、これは正しい『政策』なのだろうか・・・(彼の疑問点である)
『少数与党』となつた『自民党』が、単に、国民に向けた、目くらましの『リップサービス』のように思える。今、同時期に『年金の壁』の議論もなされているが、これの『ガス抜き』とも感じてしまう・・・
(との、強硬な意見も)・・
そして、もう一つ、マスコミも含めてであるが、日曜日にはNHKでも、この『米問題』が討論されていたが・・・
この『備蓄米放出』は、我々『国民』の大切な『食料』という、稼ぐ事では得られない『貯金』を『食いつぶす』事であり・・・
自らが引き起こす『食料危機』で、この対応は、この『暗躍の世界』へ一歩踏み込んでしまった事になる・・・(彼からの一つ目の問題提起)
こんな事を、『国民』が正しく理解し、この『備蓄米・放出』を受け入れるのか・・
単に『生活が苦しい』だけて、『売価』『現生』に踊らされれれば・・・
ここ数年の『異常気象』ではないが、『猛暑』は『農産物』には大きく影響し、これが、一転、この冬は『雪害』となったが・・・
かって『平成の大飢饉』では、『冷夏』で『米不足』となり・・『食べる米』すらなくなり、この10年後も『冷夏』となり・・この時も『価格高騰』となったが・・
『米』は、KON-Cyanが、何度か、『MEMO』にも残してくれている通り、日本の一部の地域を除けば、『年1回』しか『収穫』は出来ず・・・工業製品のように、原料さえ手当てが出来れば、すぐでの『増産』という事が出来ない・・(二つ目の問題提起)
今日は・・・こんな事を考えるため・・『資料』を持ってきた・・・一緒に考えてほしい
・・・との、『大演説』から始めてくれた(裏メモを基に、話したことを残してみた)・・
+***+*
ここから『WAIGAYA』が展開し・・ 少し硬い話が続いた・・・
まず最初に、もう少し『統計君』の『Why』を詳細に聞き出す事としてみたが・・
きっかけは、小生も、少し記憶の外となっていた、昨夏、『米』が消え始めた『令和の米騒動』が勃発時、後輩の『非常勤講師君』からの要請で、学生達の『夏の宿題(案)』として提供した、『米不足』『インバウンド客・爆食が原因?』の『回答案』を纏めるため、色々な『データー解析』を、ずっと続けていたことが、今回の『危機感』に繋がった・・・との、事かららしく、事前に、なぜか、彼からの要望で、後輩の参加要請があった事も、納得できた・・
少し、いつもの『飲んべ~会』とは異なる雰囲気で展開し、彼が、ここ何カ月か勉強する中で集めたらしい、『図表』などが、タブレットから壁へ写しだされ、これを基に、学校ではないが・・『質問形式』で進んでいった・・(当日のPPを提供してくれたので、参加者の、後々の『記憶整理』のため、この『MEMO帳』へ貼り付けておきたい)
*+**+
まず最初の『質問』は・・・『放出20万トン』という、『規模』を知る事であった。
新聞報道等では、『米』の『年間収穫量』(『収穫量』は『生産量』の様な、確定した数値でない事の説明もあり)が、約『700万トン前後』。この中から、『年20万トン』を、不測の『緊急時』に備えるため、5年分詰みあげ、約『100万トン』『備蓄米』として『政府保管』。『米不足』の時、最大2カ月程度は、持ちこたえられるため・・と、参加からは、概略の解が出てはいたが・・・『20万トンはどの位?』という事までは、感覚的につかめていなかった ・・
そして、彼から、今、住んでいる『大阪府・米収穫量は?』。『米・生産トップ県は?』など・・・『具体数値』の『問』が繰りだされ ・・普段はほとんど見た事が無い、あいまいな『記憶』の中で、回答を行ったが・・
なんと、今回の『備蓄米放出量』は、『大阪府・年間・米収穫量』の、約『10倍』。近畿圏で、『米どころ(『集荷量』が多い)』と言われる『兵庫県・滋賀県』でも、この『20万トン』を、単一県の『生産量』では、賄えない事を、知る事になった。
そして、『米』は『全国』で、もっと均一に『収穫』されているかと思ったが、『東京・大阪』などの『都市部』は、『最下位』に名を連ね、『トップ県』は、予想通り『新潟』であったが、それでも『60万トン強』。この内の『20万トン』という事を考えると、『収穫量』に対する『放出量』の大きさを、改めて認識させられた。



次に、毎年『新米』が出る前の、『米・在庫量』が、どの位なのか・・との問いが。
確かに・・このあたりの数値も、昨年の、『消えた米』の中では、明確でなかった。
完全に『ゼロ』となった訳ではないので、『価格高騰』のあおりを受けたが、我々は生き延びれた・・ 『政府備蓄米・100万トン 』という事であれば・・この『何倍か?』との感覚である・・・
こんな観点から、彼も、まだ『勉強中』との事ではあるが・・・との断りで、下記の資料が提示された。

この『データー』の左側は、数年前から、今年にかけての『民間在庫(流通在庫)・月別推移』であるが、ここ数年『米消費量』が変わっていないという事であれば、『R4/R5年在庫( 緑色)』を『基準』とすれば、『供給』は、あきらかに『不足気味』となっており、『余剰』の無い中で、昨年は、『インバウンド消費』で『出荷増(数万トン)』や、『南海トラフ緊急事態発令』などでの、各家庭『在庫積増』が起こり、『令和の米不足』となったように思え、昨年末の『年末在庫』では、さらに『不足加速』となっているが、よくよく見て見れば・・・
ここ何年か前から『需給』がおかしくなり始めているのでは・・との、彼なりの『解析コメント』が示された。
そして、もう一点、右側の『切抜』は、これも、あまり、今の『米騒動』を、あおらない様にしているためか、『マスコミ』等ではあまり報じていないが・・・
『農水省・月次報告』を基に、『農業新聞社』が『推算』した、今年、夏場での『米不足』が、再び起こりそうな事も示唆されており、ますます、今回の『緊急放出』への『疑問』や、あらためて、なぜ、今、『米増産・政策』を論じないのか・・・と感じている事を、話してくれた。
*++**
貼付されていたPPに下記の物があったが、この『農業新聞社』の『元データ』のようである。たしかに、R3/R4までは、若干『過剰在庫』気味ではあるが、これ以降は、前年対比、ずっとマイナスが続いており、この年あたりから、『在庫不足』への兆候は見えていたはず・・と、改めて確認をした。

+*+**
たぶん、彼は、これらの『図表』から、『20万トン放出』が、『正しい行為』なのかどうか。
『マスコミ・報道』や、『政府』からも、『転売屋』や『悪徳ブローカー』の『買占』が、『在庫不足』の『最大要因』。これが引き金での『価格高騰』であり、『備蓄米・放出』で『価格』さえ『下落(安定)』すれば、『一段落』との見解が出されているが・・・・『本当なのだろうか・・』。
本当は、『慢性、米在庫不足』なのでは・・・近い将来『食べる物が無くなる・・』のではとの、『疑問』が、再度示された。
そして、このあといくつかの『追加資料』も、『質問』を加えながら、見せてくれたが・・・
確かに、ここ数年、『在庫率推移』などを見てみると、『需要』へ『供給』が追い付けなくなっている様に思え、こんな事から、もう少し『米増産』という事も、真剣に考える必要がありそうとの、仲間内からの声も聞こえた。


+*+**+
次に、もう一つ『米・政策』の間違いについて、彼なりの『疑問』を示してくれた。
『マスコミ・報道』や、『政府関係者』では、この『米不足』の『要因』として、下記の『図表』に示した通り、2010年の『米需要量』『820万トン』から、2020年には『704万トン』。『14%』と大きく落ち込んでおり、この一つの『要因』が『人口減少』であり・・・当然、これに合わせた『生産規模』への『減反』を進めてきた・・・と報じられているが、本当にそうなのだろうか。

‥続けて、こんな展開に・・
確かに、『2020年』までは、この『傾向』でも正しかったかもしれないが・・『コロナ』明けでの『外食変化』や、ここ数年、『インフレ感』での『節約』を受けての『食変化』。さらには、『若者』の、『オニギリ・丼』などといった『米・回帰』などで、ここ数年『米消費』が戻っている事も考えられ・・・『減反』での、『ブレーキ』を踏み続ける事はどうなのだろうか・・
そして、もう一つは『米農家』の『高齢化率』を見て見ると・・『70歳以上』が、半数以上。『団塊世代』であれば・・もう『米』は作れない・・・
ただ、『米』は‥何度も言うが、『年1回』しか作る『チャンス』は得られない。
そして、今年『生産』しようとしても、『今月』からでは『無理』
『統計』で物を言ってきた、俺が言うのは何だが・・・『統計』での『傾向・解析』を信じる事は、どうなのか・・
『食糧』は、『工業製品』と違い、『天候』の『影響』を最も受ける。
もっと『多方面・解析』での『生産計画』を、早めに立てるべきではないか・・・が、彼の口から飛び出し、この『裏付・説明』が続いた・・・
*++**
次に・・・昨年の『令和の米騒動』の再確認ではあるが、『日本人はどの位、米を食べるか?』との問いが・・・『20万トン』が『お茶碗で何杯分・・』とかの『数値』が、時々出ているが、正しく、現状を把握するため・・との事であった。
良く知られて『データー』では、我々が育っていた、1960年代がピークで『年間100Kg』。現状は、約半分の『50Kg』程度の『米・消費量』となっているとの事。

ただ、この『米』を食べているのは、誰かを正しく探らないと、先の『米需給』を見誤り、これを基にした『米生産』や、『在庫・確保』を、見誤る事になる。
農協が調べた『資料』の中に、2001年からの、年齢別の『米消費量』という『データー』を見つけたが(右側グラフ)、『若い方』の『米消費』はあまり変わていないようで、最近では『60代』の落ち込みが大きく、若者より『米』を食べていないとの結果を示してくれたが・・・この『数値』だけで、今の『世相』を語れるだろうかとの疑問も出てきた・・
仲間達からも、起点となっている『1960』は、我々は、まだ『10代』。『万博開催』の1970年でも『20歳前』。確かに・・、この頃は、おかずが、まだ『質素』だったこともあり、『ご飯』だけを食べ、『親父』や『祖父』に比べても『大食漢』だったような気がする。『中学・高校』と『ドカベン』。クラブ活動の為、『アルマイト弁当箱』を、毎日、2つ、学校へ持って行き、『早弁』をしていた・・との懐かしい話も飛び出したが、たしかに、当時は、まだ『米』しか、お腹を満たす物が少なく、キャンプに行った時も『飯盒(4合炊)』に、カレーをそのまま入れ込み、抱えて食べた・・との、豪快な話も、酔いがまわる中で出たが・・こんな『団塊世代』あたりが、『米消費』を促進していなのかもしれない。
+*+*
こんな『団塊世代』の『米食虫』も、今は『食生活』が変わり、この『大変化』が、『米消費・低迷』へ影響したのか・・
下記表は、当夜の話を受け、彼なりに、『主食』が『米党』なのか『パン党』のかを『時代分け』をしたものを、過去作成した事があったらしく、翌朝、参考までにと、送信してくれた・・・・
たしかに、『団塊世代』だけを見て見ると、『年代別・米消費・推移』での、『60代・急減』は、若かりし頃は『朝・晩・米食』。さらには『昼弁当』で、おまけに『世代人口』も多く、『総米消費』は、2000年頃までは、それほど落ちずにいた事が推測され、この後、『家族社会』で、『健康ブーム』などもあり、『パン食』や『麺類』へ転換し、『一日・一食・米飯』となった事などがあり・・『米離れ』となった・・ような気もしてきた。・・

だんだん、別の『米製品』で酔いがまわる中、最後に、『米在庫』はどうすれば・・との話題へ・・・
彼が最も気にしていたのは、国としての『在庫水準』の考え方・・
今の『100万トン』では、次の『新米』までは待てない。
この『図表』にある通り、『平成の米騒動(1993)』での『タイ米輸入』。そして、あまり『話題』には上がらないが、この10年後(2003)の『冷夏・米不足』。
さらには、この約10年後の『東日本・大震災』。一昨年の『猛暑』での『等級不良』が続き、10年毎に『食糧危機』の『一歩手前』まで来ている。
『平成の米騒動』では、この『前々年冷夏』もあり、『備蓄米ゼロ』まで追い込まれたが、この時の『作況』は『全国平均』で『90』。最悪の『青森』では『53』と言う数値であり、『700万トン』の『10%減』となると、『70万トン・減』で、『備蓄米』の大半を失う事になり・・・この『数字』だけを見ると、『20万トン・放出』はあり得ない・・と、思うとの事。ましてや・・・一昨年からの『マイナス在庫』の中で・・とも

下記の『図表』でも示されている通り、『昭和55年(1980)』から『4年間』、気象条件が悪く『不作』が続き、この時の『米消費』は『1000万トン』ではあったが、これまでの『過剰在庫』に支えられた事で、『食糧危機』は脱したようである。
ただ、この時は、いま『70代・農家』の方でも、当時は『30代』。しっかり『米作』の取り組める『年齢』であったが・・・今、このような『不作』となれば・・・『翌年』からでも、リカバーできるのであろうか。

+**
この後は、フリートークとなったが・・・
日曜日の夜、『ポッンと一軒家』という番組で、山村部の『元農家』さん等を訪ねる報道を見ているが、『棚田』が、儲からないから『果樹園』へ転換され、今は、それすら『放棄』され、まだ、『自分たちの食べる分』だけを作られておられる所もあるが・・多くは、『元棚田』だった所の『石積』だけが残されている。
確かに『減反政策』や『米価』を考えると、『採算性』や『労働力』を考えると・・『継続』は難しいのかもしれないが・・『イザ』という時には、細々でも作り続ける事が必要である。
こんな話が続く中、、『KON-Cyan、20年程前、田舎で米作りしてたんとちゃうんか・・』との問いが・・
確かに・・母方の実家の『水田』が、『後継人』がいなくなり、農協からの要請で、『空き田んぼ・(まだら田んぼ回避)』のため、無理やり、殆ど人任せではあったが、『米』を、作らされていた事がある。
この時の苦労話を、仲間達へ、少し話してみた・・
この時は、まだ現役『バリバリ』であり、月に何度か、休日に、車で1時間半ほどの田舎へ出向き、『米作り』を手伝ったが、大変さを知り、多くの事も学べた。
当時は、『自主流通米』ではなく、『農協買入』で、『価格』が安く、おまけに、春先の『種籾・購入』から始まり、『苗作り』。この前には『水田準備』も。『田植』から『雑草取り』。秋の『収穫』まで、都度の『人件費支払』で、財布は『大赤字』。おまけに、叔父が購入の『農機』の『ローン』まで背負わされ、『借金まみれ』。『玄米』が『サイロ』に入って、しばらくしての『代金・相殺』までは『冷や冷やもの』。『収穫』が出来なければ『夜逃げ』であり、叔父が残した『田畑・家』が『借金のカタ』に入っていなければ、『サラリーマン転職』では、到底できず、『兼業』でも『タダ働き』にも思え・・当時、出始めていた言葉の『農協漬(借金地獄)』という事もあり、色々と、争う事になった・・・『農機ローン金利5%』を解消するため、『安価金利』の『市中銀行融資』への『借換』を模索したが『猛烈抵抗』。『減反』で余った『田んぼ』を活用のため、『陸稲』として『古代米』などを植え付けたが・・これも『減反違反』などでの『制裁』・・『儲ける』ための手は、繰り出さないまま。ただ、通う中で、昔、祖父が、『朝夕』『田んぼ』を回り、手を突込み、たぶん『水温管理』をしていたのだろうと思うが、この『水管理』は、苗の成長へ大きく影響していることが判り、夜間での『冷込』や、逆に、朝、水を入れる事で、根の『高温障害』が防げる事も、これらからつかんだが・・『農業』は、長年の『経験』からの『知』と、ここからの『勘』が、必要であり、このためには『体験時間』が必要で・・誰かの教えを乞う事の重要性も判ったが・・
残念ながら、すべてをつかむ手前で、東京転勤となり、『田んぼ』から離れたが、『米作り』の大変さは、身を持って体験した・・・
**+
こんな事から・・『統計君』が心配している・・『農業』。特に『水田・米作り』は、『安直』に、そこに『土地』があるからと言ってできる物ではない・・と言う事は理解できる。
前年、『米作』をした『水田』で、今年も『田植』するとなると、『稲刈』をした『田んぼ』は、すぐに『耕うん』し、『土づくり』を行っておく必要があり、『田植え』の前には、水を入れ『代掻き』までの、『事前準備』も必要となる。そして、もう一つ大変なのは、『苗』作り。『種籾』を、『選別・消毒』『催芽』そして『種まき』で、『苗代』を準備するが、この時の『温度管理』など、結構、手間暇がかかる。なかなか『経験』が無いと出来ない『作業』のようにも思え、いきなり『米農家』とはなれないのでは・・と思われる。
そして、『田んぼ』は『水』が必要である。『住宅地』に取り残された『田んぼ跡』では、これまでの『水路』が失われ、必要な『水量』や『水質』が得られない。経験的には、『棚田』の様な、少し『冷たい』、『栄養豊富』な『用水』が確保できないと、『水温』が上がり、『根腐敗』や『病気』の『原因』となるような気もしている。
『ポツンと一軒家』でも、『代々の土地を守る』という事が、良く語られているが・・『上の田んぼ』が『休耕田』となると・・・『下の田んぼ』は、水の『恩恵』が受けれなくなる事も・・・
こんな、あるあるの話を続けたが、『代掻き』一つでも、それなりの『田んぼ』でも、『水平』が求められ、『20m角』の『水田』でも、『左右高低差』が『10cm』も違うと、『稲が漬かりすぎたり、干上がったりで大変』・・とも、紹介してみたが、元土建屋の仲間からは、『トラクター運転、上手すぎや・・』との言葉も飛び出し、『米農家』の『経験則』が、今後、失われる事が気になる所である・・
+***
今、『米作』も『大規模化』しており、『50M*50M』位の『水田』であれば、『大型機械』を入れて『田植』から『刈取』はできるが、この間の『草取』や『水管理』は、まだ人に頼る所が多く、小さな『田んぼ』では、『耕運機』程度の『小機械』は導入できるが、手間がかかり、『政府積上』への『貢献』は出来るのかは心配であるが、この『コツコツ』までもが失われると、それこそ『食べる物が無くなる』事態となるかもしれない。
+**
別の仲間から、『50M*50M』の『水田』で、どのくらい『米』が取れるのかとの質問が出てきた。
酔っ払い初めの『酔算』ではあったが・・・こんな『数字』を示してみた・・
『大規模農家』の『田んぼ』が『50M*50M』であれば、面積は『2500㎡』
『アール(a)』に直すと『25a』 米の標準的な『収穫量』は、『530Kg/10a』位なので・・・
『25a』であれば、『530Kg』の『2.5倍』 少なく見積もり『500Kg』として・・・
『1,250Kg』の収穫が可能かもしれない・・・
ただしこれは『玄米』なので、『白米』は『約10%減』『1,125Kg』『約1トン』となる
『家族・親戚』で『1年』、分け合って食べると、今の『米消費』であれば・・・
『米収入』を考えなければ・・約『20人分』。『一族郎党』は賄えないかもしれないが・・
ただ・・『棚田』だと、どうだろう・・ 『猫の額』程度の土地が、『何枚』かあっても
『長さ20m・幅5m』で『100㎡』。『1a』『一畝』であり・・『一俵』『60Kg』が、せいぜい
家族『5人』が食べるためには、この『田んぼ』を、『5枚』以上、作る必要がある
『耕運機』や『田植機』『刈取機』が入らない『棚田』だと、すべて『手作業』。。
こんな事で『米』は作り続けられるだろうか・・・

ただ・・『こんなコツコツ』が無ければ、『政府備蓄米・放出分』を『カバー』出来ないような、気もしてきた。
『秋田』や『新潟』などの『大規模水田』は『機械化』が進み、『米収率』は上がるかもしれないが・・いきなり『倍増』まではいかないと思われる。
このためには、『小規模農業』。これまでの『兼業農家』などで支えてきた『田んぼ』を、今すぐにでも『復活』させないと・・・『失われた20万トン』。
いや・・・ここ数年での『ショート在庫』の『リカバー』は出来ない・・ように思える。
何年かに一度の『冷夏』も起こりうるかもしれない。
『政府』も『放出』はいいが・・・『増産』への掛け声が無い・・・
『今年は大丈夫か・・・』
この夜、『統計君』が訴えていた『政府備蓄米放出は・・』『食料危機への負の第一歩』という事を、あらためて認識をし・・・
話しが長くなり始めたので・・・打ち切りとなった

+***
こんな事から・・・『作付面積』と『収率』等がどうなっているのかが気になり・・・
『食糧自給率』も、今一度『整理』する事が必要そうで・・・今週は取り組んでみたい

 『この国の食と私たちの仕事の未来地図』

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『2025年』が始まる/最初の 『雑感』

2025-01-06 15:25:22 | 日記
今年。『2025年』は、東北での『大雪』を除けば、比較的平穏なスタートとなった。
そして、いよいよ『大阪万博』を迎えるが・・『気運』向上は、今一つのままである。
先の『1970年』に開催の『大阪万博』では、30年先に迎える『21世紀』に向けた『ワクワク感』があり、多くの人が集ったが・・この『WAKUWAKU』が、見えないからなのだろうか。
『21世紀の扉』は、『バブル崩壊』。その後の『超円高』『輸出減退』。さらに、『最悪』となった『金融破綻』などの中で、開いたが・・翌年には、アメリカでの『同時テロ』なども起こり・・・ここから、はや『25年』・・・『四半世紀』が過ぎ去ったが・・『日本』は、まだ『失われた30年』の中のままで、『世界』から、取り残されている・・

今朝の朝の報道番組でも・・『GDP。韓国に抜かれた』と報じられており・・この原因が『労働生産性』の低さなど・・と、『コメント』されていたが、本当にそうなのだろうか?
よくよく見て見れば、『GDP』は、国の『稼ぐ力』を『総人口』で割ったもの。そして、『労働生産性』は、この『報道』での『定義』が不明瞭な所はあるが・・『稼いだお金(粗利)』を『労働力』で割る、いわゆる『付加価値・労働生産性』として考えると、『分子』の『稼ぐ力』が大きく伸びなければ、『分母』の『総人口』が『少子高齢化』で『減少傾向』にあり、この中での『働き手減少』『労働力不足』が起こっても、大きな『プラス指数』にはならない・・・『人口減少』以上に『減退』した、『経済収縮』と捉えた方が良いのかもしれない・・
そして『稼ぐ力』は、『売上』であり、今の『デフレ』『100均価格』が、あたりまえの中で『総売上』や『粗利』を高める事が出来ない事も明白であり、『国民』が『国力・増強』のため『インフレ』を『容認』し、これに伴う『給与水準引上』という『プラス・スパイラル』がまわらり、『消費』が拡大しないと、『GDP』は上がらないのも、事実であり、『労働生産性』も『働き手減少』であれば、良くなるはずである。
どうすれば・・『数字』の『一人歩き』ではなく、正しく『国民』が理解し、正しく考える事ができるのか・・『報道』のあり方たにも、『疑問』を感じた。
*+*+
この『疑念』の中には・・これまでの『MEMO』の中で・・今の『日本』は、どこかで『稼ぐ力』を失い始め、『売るものすらない』と書き残したが、この事が、この『分子』を小さくしてしまっている事は、否めないような、気がしている。
どのような『スパイラル』を取るのが、『現代版』で、正しいのかを模索しているが・・
『作る人』⇒『売るもの』⇒『売れる物』⇒『欲しい物』⇒『買ってもらえる物』⇒『買ってもらう人』。この、逆からの『WANTS』を探り出し、『欲しい物』へ、繋げる事すら、今の『日本』ではできているのか・・・と、改めて『市場(π)』を増やすという事での『不安』を覚えた。
先の、元大学の先生との『コーヒー談義』の中で、『日本』が再び立ち上がるため、『種をまく』事の『重要性』を話されていたが・・どんな『種』を蒔くはともかくとして、『種』を蒔く事すら忘れた『日本』となっていないか…という事も、気になっていた所である。

そして、これも『高齢・元エンジニア』の『屁理屈』なのかもしれないが、『政府』は『労働生産性』を上げるため、『AI活用』『AI導入』を『奨励』し・・『中小企業』の遅れなどの話題が何度も出てくるが、・・・一方で、生き残るため、『付加価値』の高い『商品開発』も要望され、『脱系列化』などでの『自立・開発』などでは、『自社の強み』を探る必要もあり、『ムダ・ムリ』などを『究明』する中での、『新発見』もあるように思え、『AI導入』する際でも、『現場力』『物を見る目』『ナゼナゼ力』など、これまで培っは『基盤技術』は残せる事も考える必要があり、これが『種』に繋がるような気もするが、どうなのだろう。
*++**+
そして、もう一つ、『分母』側の、『課題』も残っている・・・
正月明けなので、孫たちのお守で疲れた、いつもの仲間達との『WAIGAYA』を、まだ開けていないが、東北に住む友人から届いた『メール』の『PLAN 75 再び』という事で、
『GDPランク後退』と『高齢化率・世界最高』という、『両天秤』での『検討課題』して提言してみたいと考えている・・・
この『PLAN 75』の『記事』は、3年前、『新型コロナ』が一段落し始めた頃に残したが、『政府』が、『国家維持』のため、『強制的』に『生命スイッチ』を切る事の『意義』を問う『映画』であったが・・・いま『日本』は、『稼ぐ力』を失なう中、見かけ上の『GDP』を上げるだけで、このような『PLAN75・政策』はとる事は許されず、一方で
・・・この中でも見え隠れした、真の『高齢者福祉』とは・・・を、問う事になると、『高齢者』を『延命』事での、『年金』や『医療費』での『原資』が『課題』となり、これを『負担』する、『若年層』へも降りかかる問題である。
『暴論』ではあるが、『人生リミット』が決まれば、積み立てた『年金額』は増える可能性もあり、『社会保険』や『医療制度』も、もっと『緻密計算』できるようにはなるが、はたして『長生きしてください・・』は『国家の為なのか・・』と、昨年の夏ごろの『WAIGAYA』の中で、やぶ医から発せられた、驚きの『言葉』がよみがえった。

あわせて、このメール発信人の知人医師からだったと思うが、この頃、『希死念慮』という『言葉』を届けてくれ、『『人生の定年を決める』処方箋』なども学んだが・・・いよいよ突入する『2025年問題』で、我々も、『後期高齢者』へ仲間入りする事もあり、最後の『人生』を、どうすべきかを、仲間で考えてみたい。
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今朝、届いていた、別の仲間からの『メール』では、これまでも何度か、彼の『持論・展開』で、『日本活性化・大作戦』『後期高齢者・大消費作戦』などの、『冗談』交じりの事が書かれており、『孫へやるより・自己消費』。愛する『ニッサン』のためなのか、『後期高齢者・免許返上停止』。最後の『新車購入』や、『発泡酒・禁止』『ビール転換』。『100均出禁・デパート購入』など、『財産放棄作戦』『年金消費作戦』で、最後は、『寝たきり』にならず『PPK』・・・などと、多々の事がが書かれていたが、・・彼も、今の『沈没日本』を『浮上』させるためには、『懐ある所からの消費拡大』が必要そうだ・・とを感じてと思われるが・・・
これには、『PLAN75』のような、『End Point』が決まらないと・・どこかで『破綻』も否めない・・・と、折り返しておいた。
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話しを少し元へ戻すと・・・今日の『MEMO』でも残したが、この『GDP拡大』だけでも、色々な『スパイラル』が絡まりあってくる。
彼の『後期高齢者・大消費作戦』では・・・『高齢者』⇒『消費拡大』⇒『企業販売増』⇒『利益』⇒『納税増』・・ と共に『消費』⇒『納税』という事になり、『消費』が動けば、世の中が『プラススパイラル』となる事は間違いないが・・『飽食・世界』では『欲しい物』が無くなり、『消費』に繋がらない事も事実である。
何時だったか、アメリカ在住の仲間が・・『日本人』と『アメリカ人』の『価値観』の違い。『農耕民族』の『日本人』が『持家』を、 固辞するのと、『ノマド』を『ルーツ』とする『アメリカ人』の、『賃貸文化』について話してくれたことがあるが・・『ノマド』の方が、『Wants』という事の『追及力』が強く、『消費構造』は『停滞』しないのでは・・とのコメントもあり、こんな事がないと・・『国家』の『成長』は続かないのかもしれない。

一方で、『失われた30年』と言われるが・・我々世代は経験した事がない、『太平洋戦争』後の様な、トコトン打ちのめされ、ここから這い上がった、『戦前世代』の方々の『努力』は事は行えていない。どちらか言うと、『敷かれたレール』を、速度をあげる、事をしながら走ってきた。
時々、『警鐘』のように、『大地震』『大水害』と共に、『軽微』な『経済危機』は押し寄せるが、食べる様なものが無くなるような『大危機』ではなく、チョット大きな、『波』で、何とか回避できているが・・・自ら『荒波』へ立ち向かう事や、これへの『工夫』や『備え』も危うい様に思える。
いよいよ『日本列島・沈没』の様な、這い上がる事すら出来ない事が起こるかも知れず、『食料危機』の様に、『台地』があっても、すぐに対応が出来ない事もあるかもしれない・・・

+**+
この『年末年始』では、日本の『未来』を問う『特番』が報じられてり、幾つか参考となる事があった・・
『ウエルビ-イング・経営』では、『幸福度』と『生産性・向上』について『議論』され、『必然性』を感じる所はあったが、『助け合う事』と、仕事に対する『責務』。さらには、『業務』への『深堀』が気になり、大丈夫だと思うが、労わりあいすぎると『ユルユル経営』とならないかとも、心配事として感じた。
一方、新感覚という点では『昭和レトロ』から『平成レトロ』となる中で、再度『昭和・アルアル』で探し出した『特化型』の『家電製品』なども出始め、『Z世代』から『α世代』への移行の中での『ヒット商品』も、『問題解決型』『危機回避型』と『プチハッピー型』への『二極化』も起こっているようで、ますます『売れる物』を探る、『Wants』を探るものが難しく、かっての『Walkman』のような、『皆が欲しがるもの』は生まれなくなり・・・『爆発的消費』へ繋げる事は、難しくなっている事も学べた。

この他、ある『経済学者』の方から・・最近の『経営者』『政治家』は、『お金』に詳しくない・・『国家予算』の『数字』を、空で『答弁』出来なかったり、『CEO』が『全社売上』を、突然の『インタビュー』で『回答』出来なかったり・・ あまりにも、『数字』に『無頓着』。『紙(資料)』を見ればわかるのであるが、少し前の、大臣や、社長は、大体の事は即答できている・・最近は・・・ と『苦言』を呈しておられたが・・
確かに、最近は、役員会でも『紙』ではなく、『タブレット・OHP』であったり、決算資料も、きれいにまとめられた『図表・グラフ』だけで、『全体像』が、摑めきれていないようにも思え、『他社情報』なども、『抜粋』しか見えず、『経営者』として必要な、本当の『情報』が伝わってこず、『見えているようで・・見えていない』。もっときつく言えば、どこかの『大臣発言』でも見え隠れした、『見ようともしない』ことになっている様にも思われた。
こんな事が、『決算書』だけならいいが・・、安全を司る『安全指針』や『品質規格』で、『媒体』が『デジタル化』されるなどが、『見ているようで・・見えていない』『意識』として『認知』出来なければ、『大事故』に繋がるのでは・・とも、この『報道』から感じた。
特に『品質管理』では、『3σ除外』や『AI判断』などで『管理チャート』も『自動グラフ化』され、これを基に『管理』が行われることが多いが、『異常値』や『傾向分析』でもしっかり見ていく必要があり、ここでの『ナゼナゼ』『Why-What』が、『事前予防』と共に、新しい『製品開発』へ、繋げられる可能性もあるが、このあたりが弱くなっている事が・・次の『日本』を支える『種』を見つけられない、要因なのかもしれない。。

今日も‥雑多で、長くなり、支離滅裂になりかけたので、いったん終了
(未推敲のまま保存)
 
 (2019-4 『MEMO帳』)

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『「必要」は発明の母』/『人間は考える葦』/『種をまく』

2024-11-18 14:21:03 | 日記
昨年、『国家ビジョン』が見えない日本(2023-04-05)というMEMOで残した、御年90を超えられた元大学の先生とは、夏場の猛暑もあり、なかなかお目にかかれないままでいたが、秋が深まる中、『コーヒー談義』のお誘いを受け、先週、ご自宅を訪ねた。
今回も、前回、取り持ってくれた友人を通じての招請であったが、何か月か前に残した『MEMO』(今の日本に足りない事 / 『とことん やる』)や、この続きの『『とことん・・』の続き』を、かなり詳しく読んでいただいていたようで、ここで触れた『次のノーベル賞の可能性はどうすれば』や、今年の受賞対象となった『AI』の将来。このための『とことん・・』という事を話してみたい・・と、予めの、宿題を頂いての『勉強会』となり、今回は友人を含めた3名が、色々な切り口で、この『超難題』の『解』となるようなお話をお聞きした。
いつもの仲間との『WAIGAYA』とは、少し雰囲気が異なり、コーヒーの心地よい香りの中で、先生よりいくつかの『切口』が提示され、このご講釈から話は展開する事になったが・・・『裏メモ』に残しきれないほどの、多岐に渡るお話だったこともあり、後先逆転しているかもしれないが・・記憶の範囲で纏めてみる事にした。(後日・・たぶん、先生からのご指摘があると思うが・・)
+***
まず最初に出てきたのは・・最初にお目にかかった時にも、話されていた事の中で・・『食糧問題』が、いま世界では、最も気にすべき事態ではあるが・・何か、このあたり、世界の動き。日本としても、取り組みが見えず・・もっと真剣に考えるべき課題では・・とのお話から始まり・・、この前提として、今、生活の中で『必要』とする物を、考える事すら失われている事が・・最も『心配事』との事であった。

今、先進国は、まだ『貧困差』はあるが、『飽食の世界』となりつつあり、あまり『不自由』を感じない世界となったが、逆に、新しい物が生まれてこない。このための『先進技術』が出てこない。
『「必要」は発明の母』と言われる通り、今の全世界には『必要』と感じる事。もう少し言えば『欲望』(Wants、Needs)が失われており、新しい物が生まれないにしても『欲求を感じる』事が『停滞』し始めており、これが進むと『次世代』は危うく感じる・・との事を話された。
例えとして・・『必要』が大きく時代を変えたものとして、『物を運ぶ』という事から『内燃機関』は生まれ、『遠くへ伝える』という事では『通信』が発展し、今や『スマホ』の世界となったが、これを超す、次の『必要』な事は、いまだ出ていない。
生きていく上での『必要』が、失われたのもしれない・・・
この、個々人が生きていくうえでの『必要性』というものが、何なのか・・『人間』としての『要望』『欲望』が、無くなりつつあり・・この『必要』という事が、あまりにも、時間軸が縮まった『高速社会』では、考える事すら出来なくなって来ているように思え・・
『人間は考える葦』とも、言われているが、この、小さな『考え』をする事すら、怠り『AIに委ねる』事も、心配である・・とも話されていた。
そして、『移動を早く・遠くへ』という事では、人間の『究極目標』であった、『空を飛ぶ』事が実現し、この部分では『必要』な事ではあったかもしれないが、今や『宇宙船』で、地球の外へも行けるようになったが、これは、本当に、人間にとって『必要』な事なのか・・この事以上に、生きていくうえで『必要』な事はないのだろうか・・
さらには、『欲望』という事では『隣国侵攻』などもあるが・・議論が、正しくはないかもしれないが・・日本が戦争を始めた時の様な、次の成長の中での『物資不足』という中での『必要』『必然性』とは、なにか・・少し異なってきたようにも思える・・とも。
ただ、これが『自国拡大』だけであればいいのであるが・・『国内貧困』『物資不足』。そして『食糧飢餓』という負のスパイラルを辿る事で、『侵略』という事になれば・・大変な事態となるが、このための『必要』とは何なのか・・『発明の母』は、もつと色々な事を考える必要があるのでは・・と、少し『禅問答』のような、展開もされた。
+**
こんな中、『とことん・・』『次のノーベル賞』を受けてか、日本の『危うさ』についても、冗談交じりに『「必要」は「工夫」の母』という、事で切り替えられた。
日本は、これまで、生活に係るような「電化製品」でも、『必要』から『発明』へ結びつけた物は少ないが、『必要』を探り、ここから、先行品をモデルに『工夫』する事で、成長を遂げ、これが日本の『高度成長』に繋がっている。
この『MEMO帳』でも、何度か書いている『マネをする』『よりいい物』『かっこいい物』から、『簡単・便利』『軽薄短小』などの、さらなる『工夫』が、『必要』をあたりまえへ変えたが・・・確かに、この次が無い。日本の『家電』も、いまや『シンプル・特化』『機能集中』と『価格戦略』で、海外市場は奪われ、衰退してしまった。唯一、残ったのは、『米文化』の『必要性』から、『炊飯器』だけなのかもしれないが、これは『井の中の蛙』でしかない。
先生のご見解では・・この、日本人独特の『工夫文化』は、はるか昔の平安時代や、近年では室町、江戸、明治と進む中で、『大陸・先進技術』を学ぶ中から培われた物であり、感性の高い『物を見る目』が、人々の『必要性』から、もう少し高い『欲求』をまで探し出せる能力であり、これが『日本文化』を生み出せていたが・・何か、ここ何年かで、こんな事も失われたような気もしている・・とのお言葉も
あまりにも、今の世の中は『急ぎすぎ・・』『急がれすぎ・・』。そして、この『悪流』が、どんどんひどくなり、目先の物だけを追いかける事になっているのではないか・・
もう少し『葦』のように、しっかり、地に生え・・独り立ちして考える事が必要なのでは・・と、つぶやいておられたのが、印象的であった。
*+*+*
話しが、今年の『ノーベル賞』へ展開していき・・昨年、お会いした時も、『AI』というものが、人類にとってどうなのかと、話されていたが、・・今日も、『人間は考える葦』であり、ユラユラ揺れ動くが、突き進む方向は、『人間』しか判断できないのでは・・と
持論を展開されていた。
そして、もう一つ『AI判断』以上に、『何も考えないで動く事』『同調で動く事』が、この『AI伸長』という事で、気になるとの事も話された。
お話の途中で、時々、ブラックジョークも挟まれるが、近い将来『ノーベル賞、AIが決定』・・・受賞のための『文献読込』も、『AIが選別』なんてならなければいいのだが・・とも、冗談で済まないような事も・・
『同調』という事では・・これも、先の『国家ビジョン』の中でも触れられていたが・・あまりにも『政府』『産学』共に、『世界に乗り遅れたくない・・』という思いからなのか、『最先端へ、一足飛びに行こうとする、悪い癖』『基礎を捨てて(失ったままで)、土台無しに、見せかけだけ、躍り出ようとする‥』小生が残した『MEMO』を、元にされたお言葉では、『我も我もSDGs』と言うような事が多い。・・もっと日本は、『基本』『基礎』に立ち返るべきでは・・との、コメントも頂いた。どこかで残した、日本産業の『マザー技術』というものを覚えておられ、『「必要」は、発明の「母」』と言うように、『母体』が無ければ、『人間』は生まれず、『母乳』が無ければ、育つことも出来ない・・との、ご専門の『生命論』へ結びつく話も、されていた。
+***
そして、かなりの時間、貴重なお話をお伺いしたが・・こんな中で、『「必要」は発明(工夫)の母』という事を考える時・・・今の、子供達へ。そして、先進国から発展途上国への展開として・・『必要』という事の、押しつけの危なさに、言及された。
これは、今、日本人が、安全安心な社内の中で、『必要な物』を感じない事の逆として、例えば、子供たちに、便利な道具を与え、あたりまえの。安全で、快適な環境を与えてしまうと・・『必要』という『感性』が芽生えなくなる可能性があるのでは・・
同じように、『発展途上国(低開発国)』でも、『ODA援助』などで『支援』をすると、『自らの工夫』が無くなり、次の展開ができにくくなる。『工夫しない国』となってしまう。
幸いに、日本は、敗戦後、『飢餓環境』があり、『立ち上がろう』『世界で一番に』を国民で共通認識として持てたので、今の発展があったと思うが、・・もっと潤沢な支援が入っていれば・・どうだったのだろうか・・とのお言葉も
;;::
この先生は、時々『100均』で買い物をされるらしいが、まだまだ、このお店は、商品が『かゆい物へ手が届く』努力をされており、『必要』ではないが、この感覚を『Needs』から『Wants』へ励起させる何かを持っており、こんな事がない事には、次の日本の成長は危うい。車も、『やれ、EV』と言えば、『右向け右』となってしまっているが、一人ぐらいは『スポーツカー』を望んでいるかもしれず、たぶん『AI』では得られない『Wants』を探り出せないと、『JAPAN as No1』『 世界の工場』の復活は程遠いかもしれない・・・と感じた。
****
最後に、もう一つ、次の展開のための重要な事を話された。
それは・・『種をまく』・・と言う事。
『種』をまかない限り、芽は出ず、育てる事も出来ず、収穫はない。
『種』をまけば、ほったらかしに出来ず、水をやり、色々と観察し、
途中、生育の手助けを行い、栄養の補給や、色々な『工夫』をする
『必要』は、自らの意思で始まる事であり、この第一歩が『種をまく』
これが無ければ、『成果を得る』という‥究極の『Needs』『Wants』はない

『ノーベル賞』も、多く蒔かれた『種』を育てる中で、『Why・What 力』が優れた、研究者が『特異点』を見つけ出し、『人類の幸せになるもの』として成果が得られたものへ授与されると思うが、この、先生の『種を蒔く』は、自ら、能動的に広げる必要があり、この場では話しきれなかった、『とことん・・』という事も必要なのではと、改めて思い起こされた。

色々と、話が出てきたが・・究極の『必要』とは、何なのか
『平和』という漠然としたものではなく、今日の話題にも出ていた・・
目の前の『食料危機』の方が『先決問題』なのでは・・
『SDGs』も『持続可能な開発目標』とは提唱しており・・
『水資源確保』や『貧困抑止』なども、行動計画としてあげられているが
今回の話の中で出た、真の『種まき』とはを、考える必要がありそうである

『鶏ー卵』の議論ではないが・・・『種もみをまく』『発芽する』
この時『水不足』であれば・・ 『水を引く』事を考えるであろう
『休耕田』の議論より、『種を蒔く』
もっとさかのぼれば・・この『蒔く』ための『種籾』をどうすべきか
明日『Black Day』とならないとは限らない・・『米不足』騒ぎどころではない

『必要』『Wants』『Needs』という『感性』が、この先生の様に、途切れず、研ぎ澄まされる事の重要性を、感じさせられた午後であった。

途中で、これも冗談で出されていた、2025年4月1日・・『日本全停電』。『エープリル・フール』の悪戯ではないが、これくらいの『イベント』が起こらないと『ボ~とした日本』には『危機感』が伝わらず・・・『必要』な事を考えだせないかもしれない・・とのご発言も、たしかに昨今の大地震や、異常気象を考えると、重要なことなのかもしれない。次回は、この先生と、もう少し『風やー桶屋』で突っ込んだ話をしてみたい。

未推敲のまま・・







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『とことん・・』の続き

2024-10-07 12:41:06 | 日記
しばらく『MEMO帳』の更新が、とんでしまった。
明日から、今年の『ノーベル賞・授賞者』が発表されると、テレビでは報道があり。一方、新聞やネット記事では、もう日本から、受賞者が出ないのでは。その原因は・・・などの記事も見かけ、色々と要因分析もなされているが・・・
一昨日の東京新聞記事『日本人のノーベル賞ラッシュは期待できる? 「20世紀の遺産」頼みはもうできず…』では、『「注目論文数」が急落』との解析もあり・・・
先の『MEMO』に残した、『とことん』という事を、今一度、『日本』として考えないと、『ノーベル賞』はさることながら、飯の種となる『世界へ売れる物』すら、生み出せなくなっていくのではなかろうかという気持ちが、ますます強まった。

この『とことん』に関して、ここ1ヶ月、色々なご意見を頂いたが・・・
ある方から、『老兵、再出陣』が、必要なのでは・・例えば『ベンチャー支持』『教育現場・再構築』などで、時間は無駄かもしれないが、もっと『WAIGAYA』を行い、『老兵』が『賑わい意見(参考意見)』を提言する事で、若手の『気づき』。『物の見方への切り口』を進め、ここからの『Why・What力』というものを、『会得』させ、『とことん』まで展開・・ こんな事も必要なのでは・・・との、具体例も・・
たしかに、『ニトリの家電・開発』ではないが、『市場・Wants』を探り切れず・目標を失いかけた『大手家電メーカー』から、思いの強い『家電人材』や『Old Engineer』達をたくさん集め、『トコトン』を突き詰める事で、本当に欲している『商品』へ繋げており・・・このような『とことん・スパイラル』。『とことん仕事をしてみたい』(『いい物を作りたい』『売れそうなものを作りたい』)という『技術者願望』と、『とことん・やってもらいたい。』そして『とことん・売れる商品』を『とことん早く』という、連鎖を作らないと・・本当に『日本』は沈没してしまうような気がしている。

別の方からは・・『中国・トコトン失敗』との感想も頂いた。
今、中国が、色々な面で失敗し始めているのは、この『MEMO』のどこかでも残したが、『経済成長』の『原動力』となった『模倣ビジネス』の『減退』。これを成就させるための、『トコトン物まね』。そして『とことん安価』という事が、一段落してしまったためではなかろうかとの事である。
たしかに、『日本』での『トコトン阻害』が『働き方改革』の様な『政策』が要因とすれば・・中国では『共産党政権支配』での『規制』が、この『トコトン』に蓋をしてしまっている可能性もある。
飛んできたご意見の中には、『働き方改革』が『働かなくてもいい改革』と、誤解しているのではとの厳しい言葉もあったが・・・
中国での『規制』とは少し異なるが・・安易な『政策』は、岸先生の『ゆるくなっている』『ゆるくしている』を助長し、『物事の本質』を極める、物の本質を見て見たいという、『探求』『探究』という事すら忘れさせてしまっているような気もする・・

過去、『染料』を研究していた同期からは・・いまでは『ブラック』かもしれないが、ドイツの染料メーカーと開発競争する中で、最終製品を仕上げるため、『1週間・工場から出なかった』。『とことん』やるためには『寝食を忘れる』ような事も必要であり、自分の目で『現象』を追いかけないと・・新しい物は生まれなかった・・との事も、昔懐かしいい話が、再び飛んできたが・・『とことん研究をしてみたい』と『とことん・やってもらう』という、管理社員のサポートがあっての事だったような気もしている。

ノーベル賞を取られた、京都大学の山中先生が、久しぶりにテレビに出演されていたが、研究所長という『管理』を外れ、いまは『実験の虫』。『研究が楽しい』と話されており、『とことん』と言うためには、このような『雑業務』をいかに排除するかも重要なのかもしれない。『研究費用』を生み出すためには、綿密な『研究計画』を立て、『予算』を分捕るための、莫大な『労力』が必要であり、特に、大学が『独立行政法人』となり、この中での『管理・事務』という事が『悪影響』している・・との様なことも、過去の番組で話されていた記憶があるが、『トコトン』という『環境』を、どうすれば得られるのかが・・・これからの『技術成長』の課題であろう。

ただ・・・一つ言えることは、『とことん・・』の始まりは・・『興味』である
山中先生もそうであるが・・『なぜ・どうして』『Why・What』が芽生えないと、スタートしない。
この『MEMO』の中でも、何度か書いてきた、『AIに先を越されない』事が、重要そうである。
最近では『論文』も仕上げてくれるようであるが・・
『なぜ、この研究に取り組んだのか』は、人の『思い』である
この『想像』から『創造』した『プロセス』を決めるのも、『AI』ではないはずである。

『AIパソコン』を開いたとたん、『顔認証』で・・・
『今日はこんな事を、やってみよう』・・なんて、恐ろしい事が起こらない事を期待したいが、『チコチャンに叱られる』ではないが、『ボ~』としたままでは、『目的』が見えず、『ナゼ』すら感じず、『スケジュール』に管理された一日となってしまう。

こんな事を感じた、夏の暑い日であった・・・
頂いたご意見などを、もう少しまとめてみたい

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