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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

メインはくり拾い?

2024年10月06日 05時28分58秒 | 森の果樹園

本日は定例の「森の作業日」である。例によって子狸が参加不能なので、過去の画像を使用しつつ、本日の作業を推測してみようと思う。季節は10月、秋の実りのシーズンだ。チームリーダーからは、草刈りとくり拾いが作業内容とかの指令が。多分だが、仲間の心境から言えばくり拾いがメインとなるのかも。大きく膨らんだイガイガ坊主を見つけたら草刈りどころじゃ無いですよね。しかも柿も実ってるはず。自ずと収穫作業に重きがおかれるのは当然かとも。

くりは好き嫌いがあるかも・・・・ですね。くりご飯等で賞味するか、おやつ代わりに囓るか、活用法は様々かと。子狸的には嫌いでは無いが好みでも無い・・・・・と言った評価。喉に詰まりやすいのが難点かな。活用に当たって留意することは、くりの鮮度落ちが激しいことだろう。できれば収穫したその日のうちに消費するのが望ましい。時間が立つと皮と実がへばりついて剝きにくいようです。

くり拾いがメインかも、とは言っても作業に熱中するのが仲間達。くり拾いはひとまず置いといて、所定の草刈り作業へ。毎月の事ながら、森の維持管理の基本は草刈りなんですね。森をヤブ状態から解放し、見通しの良い明るくて歩きやすい状態にするのが当面の目標。開けた森になれば野草花も咲きますし、小動物や野鳥なども生活しやすいかなと。夢だけは大きいようです。

何時もの如く2サイクルエンジンの音が響き渡ります。刈払機を担いだ仲間達が展開し、彼方此方で作業の開始なようです。エンジン音の響き具合で、作業状態が概ね予測できます。不具合の発見もエンジン音から、喧しいのも時として便利な一面もありますね。

無論、作業のご褒美はくりの実。一人当たりどの程度分配できるか未知ですが、年に1回位はくりご飯の賞味と行きたいものです。上述のように鮮度落ちとなら無いように、持ち帰ったら奥方への伝達をよしなに。

 

 

 

 

 

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天日干し始まる

2024年10月05日 05時12分00秒 | 耕作放棄地

10月に入って当地も稲刈りシーズンとなってきたようだ。田圃の一角では稲刈りマシーンが稼働中、賑やかなエンジン音が響き渡る。この稲刈りだが大別すると2種類に分類されるかと。それは、①コンバイン使用+機械乾燥、②バインダー使用+天日干し乾燥、かと。前者は主に平地の広い面積で活用されるのに対し、後者は主に山間部の棚田地帯で使用される。当地は山間部の棚田地帯、では後者の手法かと推測されるが、どちらもありなのだ。

当地でも道路際など一定の条件に該当する田圃はコンバインの使用が可能だ。効率性から考えると、条件的に可能ならコンバイン使用が望ましい。圧倒的に短時間で処理が可能だ。コンバインが使えない農地は必然的にバインダー使用となってくる。昔のように手鎌で刈り取る風景は壊目見られ無い。このバインダー使用でみられるのが、画像のような「天日干し風景」だ。里山地帯特有の牧歌的な景観かも知れない。

具体的には稲木をセットし、稲藁を叉開きにして掛け、茎葉の栄養分を籾に吸収しながら乾燥させる仕組みだ。稲藁に残った栄養分が残らず籾に吸収されるので米の美味しさは格別だとか。米は美味しいが労力と手間暇を要求する厳しい労働だ。次第に減少気味なのもやむを得ないかと。

当地でも条件の厳しい場所はバインダーに頼らざるを得ない。バインダーとはご承知かと思うが、エンジン付きの稲刈り機を押して歩きながら一条づつ刈り取って結束するマシーンである。我々が稲作に従事していた頃もバインダーを使用していた。

この牧歌的な天日干しの風景、何とも長閑で山村特有の景観なのかもしれない。但し上述したように徐々にだが減少しており、何時までこの光景を眺められるのかは未知数である。見事な光景だが、後継する若者も少ない今、天日干し風景は郷土史の副読本にしか残らぬ世界なのかも。

 

 

 

 

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ダイコンの発芽

2024年10月04日 05時15分00秒 | 耕作放棄地

以前にダイコンとカブの種蒔きを行った旨レポートしたかと思うが、どうやら発芽に到り、順調に育ちつつあるようだ。一番幸運だったのは、タイミング良く種蒔きできた事だろう。畝作りから始め、雨模様の前日を待っていた。運良く条件が満たされ、種蒔きの翌日雨となったのだ。ご承知のように種子の発芽には水分を必要とする。上述のように雨の前日あたりを選択できれば好都合なのだ。

ダイコンを取り上げてみよう。発芽して数センチの大きさとなった。未だ間引きは実施していない。従ってランダムな状態だが、元気良さだけは実感出来るかなと。発芽に伴い雑草の芽も伸び始めている。次なる手順は1回目の間引きと雑草の抜き取りだろうな。雑草類は畝作りの段階で処分したはずだが、種は残っていたようだ。

間引き作業は一気にでは無く数回に分けて実施している。一度にやると、残された1本のダイコンが生長しかねる事例もあり得るのだ。安全パイを考慮すべきだろう、最終的に1ポイント1本となれば良いのだから。

時として抜き忘れ、2本のダイコンがくっついて成長する場合も無きにしも非ずだが、それはまあご愛敬と言うことで。大は大なりに小は小なりに・・・・・それぞれ使い道がありますので。くっつきダイコンでも有効に使用できます。

ダイコン畑を総括的に眺めて見ると、9割~9割半ぐらいの発芽率かな。状況としては申し分無いかと。ただ子狸の特徴でもあるのだが、発芽状況は一列縦隊とは行かないようだ。多少のくねくねは存在する。ここらがお隣の「百姓候補生」氏との大きな相違で、彼の畑はまるで定規で引っ張ったような景観だ。お見事。

 

 

 

 

 

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白い煙がほのぼのと

2024年10月03日 05時06分46秒 | 耕作放棄地

本日は快晴、「長老」もご機嫌なようだ。雑草を刈り取って積み上げていたが、どうやら処理に掛かるらしい。無論、言わずと知れた焼却処理だ、作業の一環としての焼却だが、そこはそれ、楽しみの側面も。流石に焼き芋をするほどの火力は無いが、そこそこの火勢はあり、点火には気を遣う。延焼事故など起こしたら即出入禁止、否、何よりも村の衆に顔向けできない。慎重な配慮の下に注意を重ねて点火する。

乾燥した雑草たちだから、即座に燃え上がるかと思っていたら左程でも無かった。立ちのぼるのは白い煙のみ、勢いのある炎の姿は見えない。どうしたことか、考えられるのは素材たる雑草類が完全には乾燥しておらず、多分に水分を含んでいるのだろう。雑草類の下部に古竹などを挿入しておけば、火力を保ちつつ燃えあがってくれるのだが。長老の手元には古竹は見当たらないようだ。

白い煙のみの焼却作業だが、なあに、しばらく継続すると徐々に燃えてくれる。仲間の「大御所」がしばしば挑戦していたが、青草でもこの手の手法を使えば燃え上がるのだ。真竹を割って農業用資材として使っているが、数年経過すると廃棄処分となる。それを焼却用の基礎資材として活用するのだ。

子狸も焚き火は好物(?)で、しばしば挑戦する。叉、自ら挑戦しなくとも眺めるだけでも至福の一時なのだ。長老の焼却作業も子狸にとっては楽しみの一つ。白い煙を眺めているとほのぼのとしてくる。もう少し火力があって焼き芋等への挑戦が可能なら尚よろしいのだが。

数ヶ所に別れて積み上がっていた雑草類だが。順を追って焼却処分となったようだ.火勢の静まるのを待って消し止め、残り火の確認を行ってから野小屋へと引き上げた。本日のノルマは達成した模様だ。

 

 

 

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サツマイモの試し掘り

2024年10月02日 05時00分05秒 | 耕作放棄地

10月に入った.そろそろ「サツマイモ」のシーズンである。収穫はともかくとして、出来具合が気になるものだ。其処で2~3株掘ってみようかとの思惑に。ただ気がかりな点が脳裏をかすめる。発育途上で、特にベニアズマの成長が芳しく無かったのだ。40センチ間隔で植え込んだのに成長したのは一株飛び・・・・・・といった状況だった。本来なら青々とした茎葉が繁りまくり、ツル返しに難儀するのに。今年はツル返しに悩む必要も無かった。つまりそれだけ茎葉が閑散としていたのだ。期待は掛けれないだろうな・・・・・と一抹の不安も。

〇左列がベニアズマ、右列がベニハルカの茎葉です。

2~3株のツルを切り払い、スコップで掘り起こす。畝の土も平べったいようだ。例年ならイモの大きさで土まんじゅうみたいに盛り上がっているのに。出現したイモをみて、落胆せざるを得ない。まるで子どもサイズみたいに小さいのだ。発育が良すぎて大きすぎるイモも難儀だが、画像のように小さ過ぎるのもなあ。

子狸は品種的に「ベニアズマ」と「ベニハルカ」の2種類を栽培している。両者とも掘ってみたが、ベニハルカの方が多少ましなようだ。茎葉の発育状況と比例関係である。それにしてもイモが小さい。

〇ベニアズマのイモ

2~3株掘っただけだから全体像の把握ではないが、大凡の状況は掴めるものだ。今年は典型的な不作だろう。気になるのは仲間達の状況だが、未だ誰も試し掘りを行っていないみたいだ。外観上判別出来るのは茎葉の成長具合程度、眺めて見ると仲間達達の茎葉は勢いが強いようだ。そうなってくると子狸だけの失策とも言えるのかも。

〇ベニハルカのイモ

栽培途上で長老から指摘があった。芋の茎葉とりわけベニアズマのそれが水不足では・・・・・との見解だった。あわててポンプで水撒きしたのだが、1~2度の散布では大勢を決する事にはならなかったのだろう。遅かりし由良之助・・・・・ではないが、後悔先に立たずだろうか。

 

 

 

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