この冬は暖冬の予想だったが、やはり例外もあったようだ。大寒期の終了と入れ替わりで寒気団の到来の模様、当地も冷え込んだ。夜半から雪が降り出し、朝、目覚めるとうっすらと雪化粧。当地の初冠雪だ。早速カメラ片手に近隣をうろついてみるが、左程の積雪はない。僅か1~2センチもあるだろうか。これなら短時間で消え失せるだろう。有り難いのは路面が凍り付いていないこと、通勤や通学にも支障は出なさそうだ。当地は比較的に温暖な気候、降雪は年に数回といった趣だろうか。ましてや冠雪ともなると年に1~2回有るか無しかといった案配だろう。
雪景色も眺めている分には見事な景観だ。しかしながら雪中での生活ともなれば障害の方が大きいかも。屋根の雪下ろし、道路の雪かき、困難な通行、高額な暖房費、物流の停滞、耐雪強度の確保・・・・・・等々、無雪地帯と比べ余分な労力と経費が発生してしまう。肝心の農作業など、半年近くは休憩状態だろう。子狸のように冷え性タイプの人間は生活不能となってしまう傾向が。
当地がほぼ無雪地帯である事はラッキーだった。屋根の雪下ろしなどまっぴら御免、タモリ氏では無いが高い所など登りたくは無い。雪かきの力仕事も苦手だ。かくして温暖な地の有り難さをしみじみと実感している。雪見障子など洒落た装置は無いが、暖房の効いた部屋から眺める雪景色に留め置きたい。
降雪の後ともなれば農園はジュクジュク状態だろう。出向いても作業はほぼ不可能、待機に徹するしかあるまい。仲間達も多分だが同様の思いだろうと推測している。
雪景色をしばらく眺めている内に、道路からはほぼ消えてしまったようだ。うっすらとした降雪、積もるほどの分量は無かったみたいだ。この後は降雪の可能性は低いかと思うが、過去には3月の上旬に積もった事例もある。夏仕様の車で走り回ってる身では用心しておかないと。