川の流れのように

日々の日常を 写真と供に送っていきます

レンズテストその2 ズミクロンVSウルトロン

2012年01月19日 | 日記

今日でお休みも終わり 何もしない三連休 プータローの頃を思い出す

キャノンのEFマウントは 口径が広くて マウントとフィルム面(今はデジタルだからイメージセンサー面)との間が狭いので マウントアダプターを噛まして 色んなレンズを取り付ける事が出来るのですよ 左の旧型に付いているのが 名機ライカの一眼レフの標準レンズ ズミクロンであります 今のライカのレンズはフィート記入が黄色だけど 最初期型は赤色 46年前のレンズなのです 右のマーク2に付いてるのが 日本のコシナで作られた ウルトロンであります この名前 あまり馴染みが無いけど 一応ドイツの名門メーカのレンズらしいです カニ爪が付いているでしょ ニコンマウントをアダプターで噛ましてるのですよ 沢山のレンズを集めて 写真を撮り比べるのを レンズ沼にはまるというらしいけど 程々にしておいた方が良いでしょう 中古カメラ屋になっちゃうよ

テストは名古屋駅のホテルロビーの展望台 写真はウルトロン40mmで絞りf2.8 ピクチャースタイル太陽光で忠実設定 一絞り絞るだけで周辺光量不足も目立たず十分実用的 でもこのレンズ無限大が印の手前にあって 遠景は微調節するはめに

写真はズミクロン50mmで絞りf2.8 ウルトロンと比べるとブルーでしょ マウントアダプターの精度の問題か 左と中央は無限大ちゃんと合ってるけど 右端は前ピン気味 まあアダプターは安い中国産だから仕方ないか 収差の影響かハイライト部分にじむ傾向があります

写真はズミクロンで絞りf4 ピクチャースタイルはスタンダードで WBオート この設定だと普通のレンズの様に写ります

場所を駅ロビーに移してパチリ この場所映画 禁じられた遊びのラストシーンの様で好きなのであります レンズはウルトロン絞りf2開放 やや周辺光量不足目立ちます ズミクロンよりワイドなのに 被写体深度なぜか狭いのです

この写真は ズミクロンf2開放 写りがこってりしている様に私には見えるのだが

写真はウルトロンの倍等トリミング シャープであります 私のはニコンマウントだけど 最近EFマウントのも発売されてるから キャノンのデジイチお持ちの方は そちらを買われた方が良いよ ただしマニュアルフォカスであります

写真はズミクロン倍等トリミング 周辺は収差の影響でフレアーぽくなるけど 中心部の画質は素晴らしい 学生のスニーカーの描写 痺れるでしょう トータルではウルトロンの勝利だけど ズミクロンの奥の深さも捨てがたい ズミクロンでポートレート撮りたいなあ 誰かモデルになって 忠告 マウントアダプターはケチらず 精度の高い物を買いましょう



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