ゴルフ好き店主の日記

熊谷市「籠原駅近く」で不動産店を経営しています。運動不足解消のため毎週水曜日に、とにかく安くゴルフをしています。

行政に泣かされる!!

2019年11月14日 | 行政
不動産業を営んでいると、色んな壁にブチ当たります。その中で、どうにもならないのが、行政の壁(法令)ですね。これが、すべての部署で、共有されていて、納得いくものなら、仕方ないのですが、時折理不尽な壁に当たります。

今回は、土地の販売での事です。

今年の5月に、下の様な土地を購入しました。ここは市街化調整区域で、一般の人は建物を建築する事が出来ませんが、ある一定の条件にあてはまる方は、建築できます。その面積条件が、300㎡です。





購入時の公簿面積は、668㎡だったので、300㎡2区画と思っていました。ただ、道路の角地で、二つの道路の両方とも狭い(二項道路)なので、道路後退すると際どいと思っていました。
測量して最初は、土地家屋調査士から「大丈夫です。」と返事を貰っていたのですが、結果を見たら、599.25㎡なので、2区画には0.75㎡足りませんでした。土地家屋調査士が、「0.75㎡位なら許可を認めてくれるかもしれない」と、いったので期待しましたが、開発指導課の返事は「NO!!」でした。
仕方ない!利益は大幅に減りますが、諦めて1区画で売却することにしました。
するとどうでしょう~農政課は、1区画500㎡までしか認めないと言うのです。どうにもならない土地が、約100㎡出てしまいます。どうしてなの~~
不動産業界では、この様に500㎡を越えて、売買できなかった土地が、沢山有る様なのです。
100坪前後の分譲地の中に、10坪~30坪残った草ボーボーの土地が散見されると、見た目が悪いけどな~でも、行政には逆らえません~
しかし、この様な半端な土地が出ないように、開発の部署と農政の部署は、摺合せしておくべきものと思いますがね!!

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