昨日、「後藤さんの解放を祈る宗教者の集会」に参加しました。
その報告は後ほど掲載いたしますが、
まずは、仏教のアップデート運動で注目される山下良道師の友人・朴さんが書かれた、
素晴らしい祈りの言葉をシェアします。
(掲載は山下師から了解済みです)
この言葉のベースには、
ベトナム戦争の平和運動の指導者であり、
現在、医療からビジネスまで広い分野で関心が集まる
”マインドフルネス”の提唱者でもある、
禅僧ティク・ナット・ハン(タイ)の詩「私を本当の名前で呼んでください」があります。
朴さんはそのタイの思いを深く理解し、
現在の私たちの心にストレートで届く言葉で祈りの言葉を書かれました。
私もISIS(イスラム国)の一連の事件に触れるなかで、
ベトナムのボートピープルの少女と、
彼女を死に追いやった海賊に自分の姿を重ねたタイのその詩が、
胸にやどり続けていました。
私がもしシリアに男子として生まれ、
大切な人が米軍の無差別攻撃で命を落としていたら、
ISISの戦闘員になっていたかもしれない……
私がもしアメリカの貧しい家庭に生まれたいたら、
大学の学費を得るために米軍に入隊していたかもしれない……
以下、朴さんによる「私を本当の名前で呼んでください 」2015年版です。
その報告は後ほど掲載いたしますが、
まずは、仏教のアップデート運動で注目される山下良道師の友人・朴さんが書かれた、
素晴らしい祈りの言葉をシェアします。
(掲載は山下師から了解済みです)
この言葉のベースには、
ベトナム戦争の平和運動の指導者であり、
現在、医療からビジネスまで広い分野で関心が集まる
”マインドフルネス”の提唱者でもある、
禅僧ティク・ナット・ハン(タイ)の詩「私を本当の名前で呼んでください」があります。
朴さんはそのタイの思いを深く理解し、
現在の私たちの心にストレートで届く言葉で祈りの言葉を書かれました。
私もISIS(イスラム国)の一連の事件に触れるなかで、
ベトナムのボートピープルの少女と、
彼女を死に追いやった海賊に自分の姿を重ねたタイのその詩が、
胸にやどり続けていました。
私がもしシリアに男子として生まれ、
大切な人が米軍の無差別攻撃で命を落としていたら、
ISISの戦闘員になっていたかもしれない……
私がもしアメリカの貧しい家庭に生まれたいたら、
大学の学費を得るために米軍に入隊していたかもしれない……
以下、朴さんによる「私を本当の名前で呼んでください 」2015年版です。
私を本当の名前で呼んでください。
私は後藤 健二。
私は湯川遥菜。
私は処刑を担うイスラム国の兵士。
私はイスラム国へ空爆を行う米軍パイロット。
私は空爆で死んだ数千人の人々の一人。
私は行き場を失い逃げ惑う難民の一人。
私は...。私は...。私は...。
後藤さんが再び祖国の地を踏み、家族の元へ帰れますように。
イスラム国の存在する地域に住む、兵士を含めたすべての人々に安らぎが訪れますように。
このとてつもない苦しみのさなかにおいて、すべての人々に慈悲の扉が開かれますように。
私は後藤 健二。
私は湯川遥菜。
私は処刑を担うイスラム国の兵士。
私はイスラム国へ空爆を行う米軍パイロット。
私は空爆で死んだ数千人の人々の一人。
私は行き場を失い逃げ惑う難民の一人。
私は...。私は...。私は...。
後藤さんが再び祖国の地を踏み、家族の元へ帰れますように。
イスラム国の存在する地域に住む、兵士を含めたすべての人々に安らぎが訪れますように。
このとてつもない苦しみのさなかにおいて、すべての人々に慈悲の扉が開かれますように。