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ブログは自分のために書きなさい

私の仕事観、仕事術、書評などを中心に自分の軸を確認するためにブログを書いています。

より参加型になる映画コンテンツ

2009-11-09 | コミュニケーション
子供が毎日曜楽しみにみているプリキュアですが、今日はその劇場版に行ってきました。

話は結構、いろいろなヒット作からのオマージュというか、ブルース・リーやマトリックス、ハリポタ、マーズアタック、ジュラシック・パークそしてエヴァとよくもまあ詰め込んだなって感じです。

それはそれで楽しいのですが、最近3Dの流れもあるようにより劇場での体験を楽しむ方向に映画は流れていくのかなと思いました。

というのも、子供には、劇場に入る前にハート型のペンライトが配られるんですね。それを劇中のプリキュアが声をかける場面があって、その場面にくると一斉にペンライトをピカピカとやるわけです。

まるでコンサートのような感じになるわけですが、そんな感じで楽しい小一時間でしたね。


コロコロが買えない

2009-10-28 | コミュニケーション
コロコロコミックを楽しみにしている子供が全国にごまんといます。

うちの子も多分にもれず、毎月買っておりますが、今月号はちょっと買いそびれていました。

で、昨日近くの本屋を数件回ったのですが、これがどこも売り切れと相成りまして、子供の落胆といったらありゃしませんでした。

私も駅の近くの本屋を帰りがけに回りましたが、時既に遅し。もうだめかと思ったとき、ふと、品川駅のエキナカの本屋が目に浮かびました。

もしかしたら、あそこならと飛び込んでみたら、案の定、ありました。しかも平積みでびっしり。さすがに、ここはちっびっ子の商圏ではないのでしょうね。

こういうエリアマーケティングもあるのかなとふと思いました。

金魚救い

2009-10-13 | コミュニケーション
お祭り屋台キット ・ 金魚すくい屋さん

クツワ

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金魚救い。

もちろん正しくは金魚掬いである。

が、実際、私たちは金魚掬いをした結果として、数匹の金魚をビニール袋にいれてもらい、それを大そう大事にしながら家までの道を歩き、家に着けば、早速大きなたらいに水を張り、翌日は、ペットショップに行って、水槽とぶくぶくとエサを買って、我が家のペットとして正式に屋台の金魚を迎い入れるわけである。

もし、そうでなければ、屋台の金魚たちはその商品価値が尽きたとたん、処分されてしまう運命にあるわけだから、やはり金魚掬いは金魚救いなのである。

たとえ我が家で誂えた水槽の中で元気に泳ぎまわっていたとおもったら翌日には腹を上にして浮かんでいたとしても、金魚としてまっとうな扱いを受けたわけだから、金魚としては本望なのではないだろうか。

ところがだ、先週末、トライした金魚掬いでは金魚を救うことができなかった。

1回300円の金魚掬い。金魚が必要な場合は1回なのだが、金魚を持ち帰らない場合は、300円で2回挑戦することができるというルールになっていた。

で、しばらく眺めていると、持ち帰らないちびっ子がほとんどだった。

もちろん、ちびっ子達は金魚をほしがっている。だが、親のほうで1回より2回できるのだからという理由をつけて持ち帰らないほうにもっていってしまうのだ。

でもこの親の気持ちもよくわかる。持ち帰れば、世話をするのは親なのだ。子供は興味がうせればほったらかし。しかし、生き物である以上、世話をするのが道理。

であれば、持ち帰らないという理由をつけてくれて、なおかつ挑戦できる回数を増やすという商売方法は理に適っているというものだ。

かくいう我が家も金魚を掬うことなく、置き去りにしてきてしまった。

屋台の金魚たちが心なしか元気がなかったように見えたのは自分の心が反映した結果なのかもしれない。

『「結果を出す人」はノートに何をかいているのか』の著者である美崎さんから早速コメントがついた件で

2009-10-08 | コミュニケーション
昨日、書いたブログに早速、著者の美崎さんからコメントがつきました。

小生のようなもののためにコメントをいただけるとはうれしい限りですね。

これだと、力をいれて続きも書かなくちゃと思うわけです。

で、たぶん美崎さんはグーグルで24時間以内で書名の検索をする(あるいはRSSかな)などしてコメントを書いているのだと思います。

で、このコメントはこの書に対する新たなコンテンツを生むわけですね。

で、それはオフィシャルブログにリンクするということでプラットフォーム化されるわけです。

うん、実に合理的かつお見事な仕事ぶりといわざるを得ません。

こういうことを継続してできるかどうか。まさしく言うは易し、行うは難し。

本当に頭が下がる思いがすると同時に、昔、自分でもまめにネットしていたよな~。

最近は子育てにかまけてやっていないよな~。と自己反省。

ぼちぼちエンジンかけて行こうかと思います。


運動会

2009-10-06 | コミュニケーション
最近は受験等の影響もあって、運動会を春に行う学校も多いと思います。

先日は、幼稚園に通う下の子の運動会でした。

例によって、グランドの回りを囲むようにパラソルとテーブルが並びました。

上の子の初めての運動会のときは結構、違和感というかびっくりしたりもしたんですが、もう慣れるとこれが当たり前になってしまいますね。

会社の同僚に話をすると相変わらずびっくりされますが・・・・。

環境破壊で紫外線も強くなっていますし、見学者には高齢の方もいらっしゃいますので、日除け対策として運動会にパラソル+テーブル持込はありだと思いますが、どうでしょうか?


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日本語が通じない

2009-10-02 | コミュニケーション
ロスト・イン・トランスレーション
ソフィア コッポラ
アーティストハウスパブリッシャーズ

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日本語が通じない

昨日、レストランで。

ランチタイムは百円の追加でコーヒーが飲めるということで、若いウエイトレスに

「あの、ランチにコーヒーを」

「ホットとアイスどちらにしますか」

「ホットで」

「食後にお持ちするのでよろしいでしょうか」

「えー。これはおかわりできるの?」

「はい?」

「あーだから、おかわりできるのなら、最初に持ってきてほしんだけど」

「かしこまりました」

で、食事が終わったので、

「すいません。コーヒーのおかわりをお願いします」

「はい」

といって、コーヒーを持ってきた。

で、しばらくして、また、そのウエイトレスが来て、先ほど挿しておいたレシート入れに追加のレシートを挿そうとしたので、

「あの、おかわりできるっていったのにどうして追加オーダーになるのかな」

「????」どうやら彼女は意味がわからないらしい。

「すみませんが店長をおねがいします」

で店長が来て、話をして事がすんだしだい。

なにかと疲れる世の中である。



内省的自己対話と人体実験の狭間で (twitterが出てくる必然性について)

2009-06-16 | コミュニケーション
私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)
齋藤孝 梅田望夫
筑摩書房

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コメントするなら読んでからということで、私なりに一連の本を読む。

で、『私塾のすすめ』も読む。

印象に残ったのは対談の相手だった斉藤さんの「ネットのない時代に自分は本と向き合うことで内省的自己対話をしながら自己を深めていく作業を行ったが、これはネットのある時代でも有功である」というコメントだった。

本から受ける影響を受け止めて自己へ向かって発言し自分で受け取るといういとなみを続ける中で自己は化学変化を起こし発酵しいつしか他者がわかるほどの自己変容を自己にもたらす。

これが従来のやりかたで有功なのはわかるが手間も暇も必要でちょっとやそっとじゃできない。

で、インスタントにするとなると短時間に不特定多数の他者からのショートレビューを受けることでメタファーとしての自己が自動的に作られ、それをよりしろに自己変容が起きるかをみるという試みをしてみたくなる。

自己の変容だからそれによって化学変化が起きるかどうかは自分にしかわからない。他者では試すことができない。第一その意義を他人に理解してもらった上で依頼するなんてことはできないし、他人からのフィードバックでは確信がもてない。やはり自分を実験材料として試すほかはない。

で、人体実験として群衆の知やそれ以外のものを含むすべての情報をシャワーとして浴びることを決意し実行に移した。

結果は、自分にしかわからない。仮説としては、変化がなかったからもうやめるともいえるし、なんらかしらの効用が存在することを確認できたので次のステップへ移行するというようにとらえることもできる。

見える変化としては、ブログからtwitterへ移行しているようにみえる。

で、どうかといえば、ネットで自己を深めるのは厳しいというか向かないということなのだろうと自分では感じている。

彼はネットの中に著しい想像力の欠如を感じたのではないか。

twitterのようなつぶやきの連鎖は壁を覆う蔦のようで一見すると周囲を支配しているようにみえるがその実は容易に排除できる存在であろうし、それ以上でもそれ以下にもなり得ない。

彼はいまでも僕と君の間で対話を続けているのだろうか。

友達の友達はみな金蔓

2009-06-05 | コミュニケーション
仕事で使える!「Twitter」超入門 (青春新書INTELLIGENCE 250)
小川 浩
青春出版社

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ブログもSNSもあれなので、そろそろtwitterする?

という気配であるが、

先日、ビジネスウイークのポッドキャストでバーチャルな友達の輪を特集していたわけだけど、

「君、twitterのフォロワー何人?」

「俺、いまだいたい14000人くらいかな」

「あっそう、それってお金になるね」

「うん、なるなる」

というような会話が展開されていた。

で、ああやっぱり彼の国の人は友達すら金勘定するんだねと思い、

そのシナリオにのるととんでもないことになっちゃうなと。

で、まだ続きがあって、

「あのさ、金になるともだちって誰?」

「それは、天才でビジネスでも成功している一流のひとかな」

「例えば?」

「ビルゲイツとかね」

「なるほどね。彼のそばにいる、彼と口を聞けるってだけでグレイトだよね」

というような話で、これって落語の世界でいうところの旦那と幇間(たいこもち)の関係じゃんと思ったりした。

梅田さんってIT界のすぐれた幇間なんだよな。

次にくるのは、質的調査法M-GTAかもしれない

2009-05-25 | コミュニケーション
質的調査法入門―教育における調査法とケース・スタディ (叢書・現代社会のフロンティア)
S.B. メリアム
ミネルヴァ書房

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最近、数量的調査法によるアプローチに限界を感じる。

ITの世界でワン・ツゥ・ワンが、双方向マーケティングがといわれつづけてはや10年。

達成できたのは、以前から説としてはあったが、計算力が足りなくて実現できなかったベイズ等々のデータマイニングであるが、あたるも八卦あたらぬも八卦の域を出ないのではないかと思う。

で、どうするか。

量的調査法の対概念として質的調査法がある。簡単にいえばインタビュー、観察ということになるわけだが、これは調査が面倒くさい上に、調査結果の適用範囲が限定されるということで光があたらなかった。

が、しかしである。

量的調査法が計算機パワーの恩恵を受けたのと同様質的調査法もITの利用によって今後は大いに利用されるようになると思う。


まず、個人別の行動ログがとれるようになり、それがクラウド環境上でひとつに集約されるとほぼ個人の活動がデータ化される。そしてそれを観察し推論し個人向けのサービスを提供する。この場合、他の人はどうでもよい。というか個人差要因を勘案すると他人との比較は却って個人差考慮の妨げになる。

で、最後のはやはり人間の目によってインサイトする必要があるが、それまでの前処理がITによって大幅に簡略化されるので、今後は質的調査法がマーケティングの世界でも大いに取り上げられるはずだと思う。

と勝手に考えてみた。

本日のコーヒー(怒)

2009-03-26 | コミュニケーション
ネスレ ネスカフェ ドルチェグスト MD9741-RD

ネスレ

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私は、ほぼ毎朝、オフィスの自販機で缶コーヒーを買う。

今日も、寒かったので早速、微糖を一本と思ってボタンを押した。

しかし、出てきたのは冷たい一本。

はっとしてよくみると、全てが冷たいものに切り替わっているではないか?

先週までOKだったのにな。今朝なんかちら雪だったのに。どうなっているんだこのオペレーションは。

最近は売上も無線POSだろうから、温かいものが売れていることはわかっているだろうに。

わかってないね。全く。

あーあどうしよう、この冷たい一本。

WBCで一番驚いたのはバックネットのデジタルサイネージ

2009-03-20 | コミュニケーション
デジタルサイネージ革命
中村 伊知哉,石戸 奈々子
朝日新聞出版

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今日また韓国戦で、盛り上がっているWBCですが、自分的に一番驚いているのは、バックネットのデジタルサイネージ技術でした。

今回、バックネットの一番大きなバナー広告はリアルではなく、デジタル処理で画面合成をして出しているんですよね。(スロー再生の画面をよくみるとわかるんですが、再生時には画面合成していないので、バナー広告がある場所は単なる緑の枠になって映ります)

これはいわゆるクロマキーといわれるやつで、既にニュース番組(例えば天気予報等)でリアルタイムでバンバン使われていますが、スポーツの試合にまでそれが持ち込まれているのかと勝手に自分で驚いてしまいました。

これにいま話題のライフログ(この場合は視聴ログになるのかな)を掛け合わせると見ている人に合わせてバックネットに表示されるバナー広告も変わってくるという世界に早晩なるのでしょうね。


レコード・マーケティングのすすめ

2009-03-16 | コミュニケーション
レコードといっても盤のレコードのことではない。(むしろこちらを想像するほうが難しい時代かもしれないが)

ここでいうレコードとは記録のことである。

記録をつけることで興味がわき、いつの間にか記録自体に意味があるように思えてきて、最終的には記録を維持・向上することが目的化する行動原理を応用したマーケティングが今後の主流をなすのではないか。

というのも、あらゆる情報がデジタル情報で記録される社会ではユーザ起点で自らの情報をマネジメントすることでエージェントサービスやコンシェルジュサービスを受けることができるようになるはずだからだ。

で、このレコードマーケティングにもっとも向いているのが家計管理と体重管理の分野である。この2分野は未だ開拓されていないマーケティング界のラストリゾートといえるのではないだろうか。

家計管理も体重管理もそれこそ数々の商品、サービスが世の中に出回っているが、これぞ真打ちというものはまだでていない。それは記録することの面倒くささと相関関係がある。

やった方がいいと思ってもやることが面倒だとひとはやらないのである。この永遠の真理に対して情報化社会はいまや手を差し伸べることができる状況を作り出してしまった。

ということで今日はここまで。


大統領選で成功したITを駆使したワン・トゥ・ワン・マーケティング

2009-03-12 | コミュニケーション
マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝
バラク・オバマ
ダイヤモンド社

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今回、アメリカ大統領選はオバマ候補が勝ったが、これは政治の勝利というよりもマーケティングの勝利というべきではないかと思っている。

インターネットが商用化されて以後、盛んにネットを利用したいわゆるワン・トゥ・ワン・マーケティングが取り上げられてきたが、この業界で少しでも飯を食ったことがあるならば、この手法が上手く行くとはお世辞にも言うことはできないと思っていることだろう。

上手く行かない理由はハッキリしている。それは個人(あるいは特定のカテゴリーに分類された集団)へのレコメンドをする際の属性情報の量が不足している(または不適切に運用されている)からだ。

ITを利用してレコメンドするためのシステムはすぐに組めるがそれを運用するためには初期にモデリングされたアルゴリズムのパッチワークや個人差を考慮したきめ細かいパラメータ変更が必要となるが、この点が全くできていない。それは第一に金と手間がかかるということと、それを適切にした場合の効果をROIで見せるのが困難だと思われていたからだ。

有効性はわかっていても結局は上手く運用できない。それがワン・トゥ・ワン・マーケティングに対する業界常識だったわけだが、今回のオバマ候補が展開したキャンペーンはその面倒くさい運用をきっちりとやりきったら効果があるという成功事例となった。

詳細は省くがまっそういうことです。