田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊の旅-11(2017年秋)

2017-11-07 | 
10月4日(水)5時30分起床 曇り一時晴れ
雨は降らなかったようで室内気温は12℃まぁまぁですね、風が強かったみたいですが両側を建物とキャンピングカーが挟んでくれていたんでそれほど感じませんでした。

「道の駅 みたら室蘭」-1
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昨日分かったんですが道の駅に来るまでの道路沿いにたくさんの工場が密集しているんですよ、どうも朝の出勤時間帯は混雑しそうなんでその前に脱出しようと朝食も取らず早めの6時30分に道の駅を出発しました。

「道の駅 みたら室蘭」-2

昨日ライトアップがきれいだった「白鳥大橋」を渡ります。

「白鳥大橋」-1

昨晩見た時はそんなに感じなかったんですが結構デカイです、そして高さが、風が強いと揺れそうです。

「白鳥大橋」-2
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今日は長万部を経由して今金町の「珍古部(ちんこべ)川」を目指します。当初は「旅」の終盤に行く予定をしていたんですがお天気の関係で道南に来ちゃいましたんで予定変更です。室蘭から長万部の間の街道沿いに連なっている「だて歴史の杜」「あぷた」「とようら」などの道の駅ををチェックしながら長万部には9時30分ごろ到着しました。途中の「あぷた」の駐車場が空いていたんでここで朝食、休憩をとりました。長万部には特段の用事はなかったんですが4年前の真冬の2月に長万部駅から小樽駅まで鈍行列車で「旅」をしたことがありまして懐かしくてついふらりと寄ってしまいました。あの時は雪だらけで一帯が雪に覆われていましたんで雪のない長万部駅は何となくピンと来ませんね。
(4年前の記事です<厳寒の北海道旅行記12>)

「長万部駅」


「国縫(くんぬい)川」
長万部から「旅」3日目に寄った「国縫川」沿いのR230に入り走っていると先日チェックしたポイントからしばらく行ったところで川原に下りられそうなところを発見、下りてみることにしました。ここで地図を見てみると「茶屋川」とありましたが確か「国縫川」のはず、おかしいなぁと思って後で調べてみたら「国縫川」の中流域の地名がどうも「茶屋川」ということで、ただ上流には「茶屋川」という支流が実際にありますので、ちょっとややこしい話です。まぁそうは行っても道路沿い周辺には人家はほとんどありませんのでどうでもいい話かもしれません。

「国縫川」-1

土手のところに道らしき踏み跡が続いていましたのでそこを下っていくとちょうど砂利の溜まった良い感じの中洲がありました。秘密兵器のヒップウェーダーを履いていましたんでなんなく渡り、そして堆積した砂利を見てビックリ、あちらこちらにメノウが、メノウの山です。

「国縫川」-2
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こんなデッカイのもゴロゴロ、たぶん台風の大雨の影響で山から流されて来たんだと思われます。

「国縫川」-3

上流の方にもっとデッカイのがあるんじゃないかと思って少し遡ってみると意外や意外メノウどころか石ころもありません。どうも溜まりやすい場所っていうのがあるみたいですね。

「国縫川」-4

例によって熊さんの心配もありますが、でもここは直ぐ脇を道路が走っているんでまぁまぁ安心ですかね。

「国縫川」-5
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でもそうは言っても絶対はありませんのでほどほどにして上がることにします。

「国縫川」-6

R230でさらに進むと途中でこんな橋を見つけてしまいました、「水晶橋」。

「水晶橋」-1
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そのネーミングからついつい惹き寄せられてしまい路肩に車を止めチェック、橋の上から眺めた感じでは何となく匂いますが川に下りられそうなところがありません。まぁここは予定外なんでパスすることに、次回機会があればということで記憶にとめておきましょう。

「水晶橋」-2
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「珍古部(ちんこべ)川」
そして美利河峠を越えると今金町、そこから旧道にそしてありました目印の「花石バス停」。

「花石バス停」

続いて今は閉鎖されてしまった今金町地域特産品生産センター(花石めのう館)、私がここを訪れるようになったのはここが閉鎖された後なんで中に入ったことはありません。平成22年ぐらいまではメノウの加工品、メノウや水晶の標本が販売、展示されていたそうです。う~ん、見てみたかったな、復活はないですかね。

「今金町地域特産品生産センター」
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ここまで来ればもう直ぐそこです。この辺りは人通りがほとんどないんですが4~5人の方とすれ違いました、黒い服装ですのでどうやらお葬式ですね。そして到着しました「小金橋」、下を流れているのは「珍古部川」です。

「小金橋」

「珍古部川」は橋の名前からも判るように「メノウ」というよりどちらかというと「砂金」の方が有名です。その道の方々が夏にはたくさん?やってくるようですが、あれぇ?、去年と川の流れが変わっていますねぇ?なんか全然違う川みたいです。

「珍古部川」-1

道路脇の駐車スペースに車を突っ込んで早速探索開始ですが、先ほどの国縫川と同じでメノウだらけ、あっちにもこっちにもメノウがキラキラ光っています。

「珍古部川」-2

でっかいのもゴロゴロしています。台風による大雨の影響ですね。そのあとそんなに人が入っていない感じです、ラッキー。こんなのはとても重くてダメですので小ぶりで良さそうなのを探しましょう。

「珍古部川」-3
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小さいんですが白い透明感のあるやつを発見、よく見ると小さな水晶の結晶が混じっていました。

「珍古部川」-4

上流の方は「羆」さん怖いんですが目一杯笛をピーピー吹き鳴らして7~80mほど遡ってみました。

「珍古部川」-5

台風は雨、風などで災害を引き起こし圧倒的にデメリットが多いんですが一方で水不足の解消など多少のメリットもあります。その中に大雨による濁流でこうして山や谷からメノウやその他の石などを押し流してくれる効能があります。水石や盆石のコレクターさんなどはわざわざ台風や大雨の後を狙って採集に出かけると聞いたことがあります。
そしてコイツを発見、う~ん「花石オレンジ」、大きさといい色合いといいGood Oneです。
時計を見ると13時過ぎ昼飯も忘れて夢中になってメノウ探しをしていたようです。6月に来た時にはあまり見つからなかったんですが今回はもう十分楽しませて頂きましたので上がることにします。

「珍古部川」-6
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ここから20分ぐらいところに今金町の市街地がありますのでそこに向かいます、まぁそこ以外この辺りでは食事ができるところがありません。町に入るとセイコマ発見、ここで弁当ゲット、温泉施設「あったからんど」の駐車場を借りて弁当を食べました。まぁ汗かいたんで風呂に入りたかったんですよね。今金町の市街にはもう一軒温泉があるんですが今日はここに入ります。

「今金町交流促進センターあったからんど」-1

ここの温泉は塩化物強塩泉、少ししょっぱいですが体が温まっていい感じです。休憩室も広くて雨の時の避難場所としてはいいかもです。そんなことを考えていたら本当に雨がパラついて来ちゃいました、でもそんなに強い感じではなく通り雨ですね。さて今晩のお宿を探さなければなりません、ここからだと日本海側の方が近いんですが寒さが厳しそうなんで太平洋側に戻ることに、今朝見た道の駅三つのうちの何処かにしましょう。

「今金町交流促進センターあったからんど」-2

またR230で長万部方面に、山の頂きが西日に照らされてキレイ、良く判りませんがメノウの供給源である坊主山、ルコツ岳方面、道南の分水嶺の山々ですかね。そこを源流にこっち側に流れて後志利別川に合流して日本海に流れているのが「珍古部川」、その反対側から太平洋に注いでいるのが「国縫川」です。行ってみたいんですが「羆さん」のフィールドみたいですのでちょっと難しいですね。

「分水嶺」


「虹」
おっと虹が出てきました、デッカイ虹ですね、虹の剣が山に突き刺さっているみたいです。

「虹」-1

こっちはダブル二刀流、何かの加減でこんな見え方をするんですね、初めてです。

「虹」-2
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ここからずうっと虹を追っかけて走りましたがいつまでたっても追いつけません。虹は山道の右に左に場所を変え長万部に到着してからも虹は続いていてR5に出てからはより大きく見えて来ました。

「虹」-3

長万部を過ぎたあたりでついに全貌が、大分色は薄くなってきましたが、フレームに収まり切れないほどの虹のアーチを見られました。いつしか方角の関係で見えなくなりましたがこんなに虹を見続けたのは初めてですね。

「虹」-4

さて今夜のお宿なんですが順番に道の駅「とようら」「あぷた」と見て来たんですが駐車場が狭かったりでしっくり来ず「だて歴史の杜」まで来ちゃいました。駐車している車は多かったんですが他県ナンバーの車中泊らしき車もあったんで今晩はここにします。

「道の駅 だて歴の杜」-1

小雨が降りだして肌寒くなってきました。キャンピングカーの隣に駐車、目張りとベッドメイキングを済ませ夕食を食べることにしました。いつもはコンビニ弁当なんですが寒いんで来るときにチラッと見かけたラーメン屋さんに行くことにしました。

「ラーメン屋」-1

例によって初めて入ったお店の注文の定石、「メニューの最初のヤツを注文する」ということで「合わせ味噌らーめん(600円)」、美味しかったです。北海道のラーメン屋さんはどこに入ってもハズレはないですね。

「ラーメン屋」-2

今日は室蘭を出発してまた室蘭の近くに戻って来ちゃいました。この辺りが比較的最低気温が高い方なんでということもありますが、ラジオで天気予報を聞くとまだ寒さは続きそうです。でも「使い捨てカイロを寝袋に入れる」という教えて貰った防寒対策がバッチリで寒さにもだいぶ慣れました。(私はカイロそのままだと熱いんで軍手に入れていました)昨日買った文庫本を読んでいると寝袋がカイロでポカポカ温かくなりいつの間にかウトウトと寝入ってしまったようです。

本日の走行距離 232km( 道の駅 みたら室蘭 ⇒ 道の駅 だて歴史の杜 ) 累積走行距離 3,337km

次回に、つづく。

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