7/15
朝、母の長年の友人Mさんとモーニング。
Mさんはコーヒーを飲みながら母の倒れたときのことや今の様子をゆったりとした口調で聞いてきた。
本当に心配してくれているな、という気持ちが伝わってくる。
お見舞いとお菓子を受け取り、倒れたときのこと、今の容態など話し、また様子を教えてと言われ別れた。
病院から電話が来た。
着信画面見ただけですごい動悸がする。
やはり脳のれんしゅくがあるらしい。
頭痛と微熱も。
でもそれとは別で
母がわたしと話したいと。
んん?
電話をかわると、たどたどしく、
リハビリを始めるので靴を持ってきてほしいそう。
スマホとメガネもほしい。
喋れてる。
よかった。
看護師さんに持っていってもいいのか確認し、そして親戚の方が来たと言われた。
よっちゃんか?と本人に聞いてみたら違うらしい。
何だか混乱しつつ、病院へ。
母はとてつもない時間はかかったけれど車イスでトイレに行けたらしい。
カーテンをまた開けてもらって、洗髪中だったけど少し顔が見れた。
何となく微笑んでいたかな?
手をふってバイバイして。
リハビリがんばって
がんばってしか言えないけど
応援してる。
辛いと思うけど乗り越えてほしい。
何でもするから
お願い神様ご先祖さまおじいちゃんおばあちゃん、
お母さんを助けて。
あの靴を履いて帰ろう
夜サーコは何とか涙はこらえたものの、腹痛の薬を飲み、眠りについて夜中に鼻血が吹き出した。
何かの事件のあとか?っていうくらい布団に飛び散るたくさんの鮮血。
サーコ、大丈夫だよ
ちゃんと眠って、元気でいなきゃと声をかけ髪を撫でる。