7/21
10日目がきた
丸太とサーコは夏休み。
私は仕事なので二人で初めての留守番。
ご飯はレンチンできるように置いて炊飯器はタイマー。
包丁とガスは触らない、ピンポンには出ない、けんかはしない、などなど言い聞かせ心配すぎるけど。
途中
1回目の電話→宿題をやってる
2回目の電話→ご飯の用意してる
3回目の電話→ゲームしてる
帰宅。
無事だった。ごめんね、色々我慢ばかりさせてしまっているよね。
ほんとうにごめん。
片付け洗濯掃除しながら留守番中の話をして。
布団を取り込み二人を連れて病院へ。
サーコの手紙を渡してもらったら、母が部屋から支えられながらも歩いてきた!
歩いてる!
そして喋ってるけど聞こえないみたい。目もあまり見えないらしい。
大丈夫なのかな。
無理してるんじゃなかろうか。
今からリハビリらしい。
またエレベーターホールからガラス越しに二人と手を振り合う。
洗濯物といらないものを受けとる。
じゃあね、とエレベーターに乗り、受け取った袋を見ると、サーコが渡したノートが。
そこに2ページ手紙が。
「おばあちゃんは死ぬかもしれなかったけど神様がサーコたちが大きくなるまで生きていなさい、と言ってくれているみたいなのでがんばって家に帰ります」
うん。
がんばって。
また泣ける
毎日毎日、涙腺は崩壊したのかな。
サーコは返事をそのノートに書いていた。
交換日記みたいだな。
夜母から電話が。
呼吸が苦しそう。
聞くとやはりすごく苦しいみたい。
死ぬといけないから、と保険や投資信託の場所を伝えてくる。
支払いやあれこれ、お金の心配し出したから大丈夫、大丈夫だから気にしないで、
そんなことより苦しいから何とかしろと言えって。
電話を切ったら動悸が。
涙が。
病院へこそっと電話して容態きいたらきのうの看護師さんなのか?
大丈夫です。数値は見てますし今は安定しているので。食事もとれてはいますし、明日は検査しますので。今夜は様子見るしかありません。
と。。。。
おい( `Д´)/
言い方よ…
こちらの質問にかぶせるようにねじ伏せるような喋り方。
一方的に切れた通話
絶対あいつだ
退院したらクレームいれてやる。
息が苦しいなんてつらすぎる。
母は息苦しいのがもっとも苦手だし。
何とかしてください。
助けて。