社内クラスターに巻き込まれた筆者が濃厚接触者→陽性→中等症患者→入院→退院→職場復帰→復帰後をきな臭く書いていくブログ

職場で起きたクラスターや、筆者のコロナ闘病記がメイン(でした)。今後は色々と。できれば最初から読んでください。

職場復帰 前夜

2021-08-31 17:12:45 | 日記
8月○○日 夜

さて、いよいよ明日から職場復帰だ。

濃厚接触者認定を受けてから、一ヶ月近くも休んでしまっていた。

午後~夕方にかけて掃除、洗濯、入院中に届いた郵便物を確認し、明日に備える。
うん、多少は体も動く。

夕飯は外食などせず、もっぱら自炊かコンビニ、スーパー等の出来合いの物しか食べていない。最近は、夜納豆にハマっている。夜に食べると血栓予防や肺にいいらしい。

嗅覚と味覚は相変わらず。ちゃんとした仕事をしてくれないが気長に待とう。食欲は戻ってきている。

明日に備えて早めに床に就く。
今まで、不規則な生活が続いていたので体内時計を調整せねば。
入眠。



夜中
寝苦しさを感じ、目が覚める。
寝汗が冷たい。やはり、体調や身体に違和感がある。ストレスもあるのだろうか。

汗を拭き、着替えたあと、トイレへ。
うわ、尿が濁っている。内臓に負担がかかっているのか?

気休めに水を飲み、スマホで明日の天気を確認してから、また床に就いた。

明日は暑くなるそうだ。最近は涼しくて過ごしやすかったのに。

横を向いて目を瞑っているうちに、いつの間にかまた眠ってしまっていた。


続きます














再び美味しく食べられる日がくるのだろうか?

2021-08-30 15:35:05 | 日記
8月○○日 午後

「そろそろかぁ」
なんだか、独り言が増えた気がする。
孤独な時間が長かったからかな?


職場復帰について会社に連絡しよう。

会社に電話し、担当者に繋いでもらう。
二、三分ほど話しただろうか、8月○○日から復帰することに決まった。それと、いくつかのお願いを会社に伝えた。

電話を切り、色々考える。

体力的不安
今後の健康状態
後遺症

正直、気力もだいぶ弱っていた。
動けない、食べられない、(味覚と嗅覚異常で)食べても美味しくないのだから。



下を向いていても始まらない。
これからは良くなると思いこみ、楽しいことを考えよう。



また、ラーメン美味しく食べたいなぁ。

※トップ画は7月、自宅待機前に食べた埼玉県某市 日月堂の味噌ラーメン。
濃厚で美味しかったです。


続きます











退院したばかりだが、やることは山積み。

2021-08-28 19:29:26 | 日記
8月○○日 朝

久しぶりの自宅で迎えた朝
昨日は溜まったままの洗濯物を洗ったり、寝具や部屋の消毒をしたり、友人や関係者に退院の報告をしたり、職場復帰の日程を会社に相談したりで、疲れていつの間にか寝てしまっていた。

さて、今日は…


寝てよう💤
まだまだ本調子ではないのだ。
体力も戻ってないし、後遺症もある。

あ、そうだ。
仕事用に使っていた、自動巻きの腕時計をチラリと見る。入院中、自宅に置きっぱなしだったので、もう、針は動いていない。

時間と日付、曜日を合わせ、円を描くよう、軽く振ってゼンマイを巻く。
うん、動いた動いた。


なんとなく、少し日常に戻った気がした。いや、そんなことはないのだが。

さて、もう一眠りするか。
ウトウトしていると、携帯が鳴った。
メールだ。


実家の母親からだ。
(退院おめでとう。あまり無理しないように。何か送ってほしいものある?)

ずいぶん、心配や迷惑をかけたと思う。本当は電話で話したいだろうに、自分の体調を気遣ってメールで連絡くれるのだ。本当に、申し訳ない。

返信しよう
(とりあえず、必要なものは揃ってるから大丈夫。のんびり療養してるから心配しないで。)


もし、濃厚接触者認定を受ける前に、実家に帰省していたらと思うとゾッとする。両親は高齢で、ワクチンも一回目がそろそろ打てるという頃だった。


本当に、本当に、あいつら二人はなにしてくれてんだ!



すみません、書きながら怒りが。
一旦、頭冷やします。


続きます






番外編 健康で食べられるって大事ね 少し脱線

2021-08-28 09:33:45 | 日記
どうも、筆者です。

昨日書いた記事(退院後、すぐにコンビニに寄って濃い味の食べ物を買いまくったしょーもない話。)を読み返した後、思うところがあり、番外編として書かせていただきます。


結論から言ってしまいますとね、やっぱり健康であり、美味しく食べられるって大事なんだなって。


入院中は当たり前だけど、病院食しか食べられなかったんですね。(例として、トップ画にあげました。)

確かにね、栄養のバランスとか、内臓に負担がかからない味付けとか、カロリー計算とか、完璧なんです。(実際、入院当初の弱ってる胃にちょうど良かったんです。)

でもね…体調が良くなって食欲が戻ってくると、思うんです。
やっぱり量が少ない!(カロリーにすると普段の半分位です)味が薄い!(味覚異常だから尚更)

だから退院してすぐに高カロリーで味が濃いものを食べてしまったんです。(病み上がりなのに良くないですよね)

思い返すと、発症後から数日は全く食欲が出なくて、飲むゼリーとかを無理やり流し込んでその日は他に何も口にしなかったり(そりゃ痩せるわ。)

味覚、嗅覚異常になってからは、尚更、食べたくなくなりましたね。何食べても薄い、苦い、しょっぱいだし。

体力と一緒に気力も弱っていきました。
もうね、地獄です。


何で自分がこんな目に、何でこんな思いをしなければならないのか。


コロナ感染者にも色々な人がいることを知って欲しい。あちこち出歩いて感染した者もいれば、症状が出ているのに発熱していないからといって出勤してきた自己健康管理も出来ないバ○に移される自分のような感染者もいるのだ。

これは人災だと今も思っている。会社とM西がしっかりとした感染防止対策をしていれば十分に防げたのだ。クラスターもおきなかっただろうと。




本編に続きます



※写真は実際に食べた病院食








退院したはいいけれど…

2021-08-27 20:36:30 | 日記
8月○日 退院 帰りのタクシーにて

無事、退院の日を迎え、タクシーで帰宅している道中、ふと気がつく。

小銭が無い。千円札も無い。

理由は
入院中、飲み物が飲みたい時は、看護師さんにお金を渡して、自販機で買ってきてもらうシステムだった。(自分、病室から一歩も出られんからね。)

一週間で小銭と千円札を使いきってしまったのだ。

多分、料金は距離的に二千円しないだろう。
ヤバい、万札しかない…
一応、運ちゃんに支払い万札でも大丈夫か聞いてみるか。


聞いてみた
運「ダメです、近くのコンビニで、くずしてきてください。」


( ゚皿゚)ンモー


ちょうどコンビニがあったので、停車してもらい、コンビニATMへ。
万札を入れ、Su○caを千円だけチャージする。九千円を手にし、タクシーへと戻る。

再び乗り込み、自宅へと向かう。
そろそろだな。


自宅近くのコンビニが見えた。
自分「ドライバーさん、ここで停めて。」
料金を支払い、コンビニへ向かう。


そうだ、ここで…
濃い味の食べ物を買うのだ!!
( *´艸`)ヌフフ

ちなみに、大きめリュックとトートバッグ持ったままです(一回帰れよ近いんだから)


コンビニ入店
入念に手指の消毒をし、カゴを手にとる。

心をまっさらにし、商品を見回す。本能が欲した物をいただこうか。

店内を見回し、本能が指示を出す。一気にカゴに入れて精算をすます。
(。-∀-)ア,オベントアタタメテクダサイ

買った物
カルビ焼き肉弁当
ささみチーズかつ
ツナマヨおにぎり
シュークリーム
ポテチ(のり塩)
(ちなみに完食しました)

味覚が戻ってないから、味はぼんやりしてたけどね。でも、久々に満腹感を覚えたなぁ。



自宅へ到着
高層階ではないので、エレベーターは使わず階段を上っていく。


痛てえぇっっっ!

足つった…

ハムストリングつった…
( ;∀;)

泣いた…(いい歳のおじさんが…)
何週間もろくな運動をせず、急に重い荷物を抱えて動いたからだ。

こんなんで職場復帰できんのかよ…

足を引きずりながら、自室の鍵を開け、ベッドに倒れこむ。

でも、帰ってきたぞ。
体力が戻ってきたら、ジム通いしよう。筋肉を取り戻さないと。


とりあえず、食わなきゃな。

コンビニ袋から温めてもらった弁当を取り出し、勢いよく、蓋を剥がした。



続きます