社内クラスターに巻き込まれた筆者が濃厚接触者→陽性→中等症患者→入院→退院→職場復帰→復帰後をきな臭く書いていくブログ

職場で起きたクラスターや、筆者のコロナ闘病記がメイン(でした)。今後は色々と。できれば最初から読んでください。

入院生活その6

2021-08-25 20:42:24 | 日記
8月○日 入院生活6日目の朝

担当医「○○さん、おはようございます。順調に回復してますね。予定通り、明日で退院しても大丈夫です。退院後はあまり無理せずに、体力回復に努めてください。あと、今日で点滴最後ですから。」

担当医から正式に退院の許可が出た。明日、帰れるんだ…長かった…


朝食を食べ終えてから、しばらくぼんやりしていると、看護師がやってきた。
「○○さん、今から採血しますね。」

また右腕に刺されるのか。人生二度目、両腕に針が刺さった。

退院決まってるのに採血かぁ。普通の検査なのか?それとも、他の用途に使われるのかはわからない。一応、コロナ回復者の血液だもんね。データ集めたり、ワクチンや製薬とかで使われたりするのかも。などと考えていた。



看護師「食事お持ちしましたー」
自分「ありがとうございます」


ん、おぉ…おぉ…カレーライスだ!いわゆる日本の一般家庭でよく食べられる、あのジャパニーズカリーだ。
まさか、病院食でカレーが食べられるとは…(テンションが無駄に荒ぶるおじさん。)


実は退院の日まで病院食の献立を知らされてなかった(看護師さんに聞けば教えてくれたんだろうが、聞く気がしなかった。だって、味覚、嗅覚障害だし。)

退院日に聞いたら、月の献立表が病棟の掲示板に貼ってあったらしい。

あのさ、俺…病室から一歩も出られないんだけど。


話を戻して
カレーに集中しよう。期待と不安が入り交じりながら、ご飯とルーが単独で盛られた容器の蓋を開けた。

別の容器の蓋も開ける。福神漬け、サラダピクルス(ドレッシング付)、デザートのスイカ。


いただきます!

さて、どうやってこの華麗來栖を攻略してやろうか。

ルーを全て、ご飯側の容器にぶちまけてやろうか、いや、逆にご飯側をルーの容器に…


結局、ルーを少量ずつスプーンにすくい、ご飯側にかけていただきました。
大人ですから。

味覚障害だから、味はぼんやりしてたなぁ。それでも、美味しかったけど。


カレーを一口、二口、ゆっくりと味わいながら、もうひとつの喜びも噛みしめる。

明日で退院だ…



写真は実際に食べた病院食のカレー
ご馳走様でした




続きます