人生道場

お互いに悩みや考えを述べ合い、それぞれの人生の糧にしませんか。

私の国家像(その1)

2004-12-22 18:43:06 | Weblog
普段、自分の生活もままならず、自分のことだけで精一杯な
状態の中で政府や国のあり方に不満が時々あったとしても、
自分の頭のハエさへ払うのにままならぬ者が、国家像と
いきなり考えてもハッキリとこうだと浮かんでくるはずも
ない。
しかし、自分なりに自分の国家像を考えてみるのも、
面白く楽しいぃかと思い、試みることにした。

私が、中学生になったか、ならぬ頃にベトナム戦争が始まり、
中学の卒業の日だったか、学校近くに住まわれていた先生宅に
数人で押しかけ、ご馳走になりながら在学3年間の回想や
将来の夢を語らいながら、その中で、先生の「ベトナム戦争を
どう思う」との質問にそれぞれが思い思いに答えていたのが
未だに忘れられない。

特に昭和30年代は映画の時代で、色々なものが上映されて
いたが、戦争に関する映画がかなりあったような気がする。
戦艦・駆逐艦、潜水艦、ゼロ戦、大陸(満州、馬賊、満鉄)
喜劇的2等兵物語から特攻まで様々なものが描かれて、
いたように思う。
私は、戦争に関する映画が好きで好んで見ていた。
何故好きか、残虐性が好きというのではない。
作られたドラマであっても、人間の全てが凝縮されているから
好きなのである。
人間の「生」「死」「残虐性」「愛」「情」「嘘」「希望」
「絶望」「恨み」「嫉み」「忍」「笑」など等あらゆるものが
現され、見ながら怒り、涙したものである。

そん中で10代の自分の心に思いが強く刻まれたのです。
「太平洋に、大陸に、北方或いは南方の島々において若き命を
この国為に捧げられた多くの御魂の上にこの平和な日本が
あるのだ、多くの御魂の願いが込められているのだ。
その御魂に自分は答えて行かなければならない、その為に
生まれてきたんだ」と。
そんな大それた一人善がりの考えを持ちながら、多くの御魂に
未だに何等答えてはいませんが。

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