少しずつ本を整理しないとと思いながら、捗りません。
今日は、と決心していながら、 戦中戦後の暮らしの記録 (暮しの手帖社)を
読み始めてしまいました。
その中に、パンを持って帰れる日 と言う事をお父さまの書いた物を
お嬢さんが投稿していました。
私も同じような事がありました。給食のごそごそしたパンを食べるのが辛くて
みんなが帰っても食べられなくて、泣いていました。6年生が掃除に来ても
椅子に座って泣いていました。こいつまた泣いているぞ~
こいつ H の妹だぞ。姉は強くて男の子とも喧嘩していました。
早く終わらせたい六年生は早く帰れよ、とパンをランドセルに入れさせてくれました。
毎回も叱られながらパンをランドセルに入れて、
家に帰ると隣のトシ坊が たち~(菓子)と喜びます。
トシの坊喜ぶ顔を見たさにパンを残していました。
空襲のある日はパンを家に持って行って良いので、嬉しかったです。
投稿した方のお父さまは病気の妹さんに空襲の時は持って帰れて嬉しかったそうです。
同じような思いをなさったのですね。
妹さんはお元気でしょうか。隣のトシ坊は、大空襲の時私たちと一緒に
お母さんに背負われて避難して無事でした。
トシ坊 。いまは美味しいお菓子が沢山あって良かったね。