あっという間にオリンピックも終わってしまいました。結局一番興奮したのは、女子スピードスケートの団体追い抜き。100分の2秒ってのは、ほとんど運の世界だよね。やる度に結果が変わるような。惜しかったとは思うけど、悔しさはあまりないですね。だって日本の選手達にミスがあったわけじゃないから。あれ?今回の五輪ってこればっかり言ってるような(笑)
日本の3選手のまるで紐で繋がれているかのようなカーブワーク、3人横一線の理想的なゴール、美しかったじゃないですか。準決勝で頭から滑り込んだドイツの執念みたいなのも嫌いじゃないですけどね。っていうか本当はそういうのが日本人に欲しいんだけど。。。
フィギュアの採点方法についていろいろと言われていますが、負けた人、あるいは負けた人を応援していた人が言うのは見苦しいですね。キムヨナもライサチェクも完璧だったじゃないですか。現行の採点制度をよく研究して、高得点が出せるプログラムを完璧にこなす、普通じゃ出来ない事ですよ。
文句を言っている側の言い分は「リスクを負って高い難度のジャンプを飛んでいるのに点数が低すぎる。これでは高い難度のジャンプを跳ぶ選手はいなくなり、技術の進歩が止まってしまう」なるほど、もっともですね。
いっぽう勝った側の言い分は「フィギュアはジャンプだけじゃない。スピンやステップ、演技力、表現力、構成、全てをバランスよく美しく見せるのがフィギュアだと」なるほど、もっともですね。
個人的にはイマイチ差がわからない「ショートプログラム」と「フリー」を、もっとハッキリと区別すればいいんじゃないかと思いますけど。ショートプログラムはより技の難易度や完成度の高いものに高い点数を、フリーは難易度だけでなく全体の見栄えが良いものに高い点数を、とか。どちらを重視するかは、その選手の戦略次第な訳で。それでいいんじゃないのかな?単純すぎ??
あ、そうそう「フィギュア団体」って競技があれば、層が厚い日本は男女とも金メダル取れそうなのにね~。残念だね(笑)