2012年夏、靖国神社にある「 遊就館(ゆうしゅうかん) 」に行ってみた。小学生の頃から一度は出掛けてみたいと思っていた夢がやっとかなった。しかし、流石に靖国神社だけあって、よくTVで見る大鳥居、すごく大きかった。そして境内へ入ると正面に靖国神社、門にある 菊のご紋章 がまぶしかった。
そして、目的の「 遊就館 」へ。既にガラス越しに あの名機ゼロ戦が見える・・・期待は膨らむ。ただし、戦争で亡くなられた方が多く祭られているので、わくわくはやめて、静かに中へ入った。最初に目に飛び込むのは、やはりゼロ戦52型、日本が世界に誇ったあのゼロ戦が目の前に。知らないまに、パチパチやっていました。しかし実に綺麗だ。
そしてその横には、巨大に野戦砲が2門(96式15㎝榴弾砲・98式カノン砲)、そしてさらにあの 泰緬鉄道の C5631号機が展示されている。やはりどうしてもゼロ戦が気になるな・・・。
ここまではエントランスの一部なので写真撮影はフリーでした。そして、入場料800円を払い、エスカレーターで2階へ。・・・・明治～昭和までの歴史を遺品・パネル等で詳しく説明されており、教科書では知らない部分の多くを知ることができる。そして、私の最大の関心事である1階、大展示場(兵器の展示)へ進む。・・・・・ここには、旧帝国陸軍の主力戦車97式中戦車(これは個人的に大好きな戦車)・・そして悲しい歴史を持つ人間爆弾「桜花Ⅱ型」・人間魚雷「回天Ⅰ型」など特別攻撃隊(いわゆる体当たり兵器)の実物展示。優秀な飛行機にも関わらず、戦況悪化で実力を発揮することなく主に特攻に使われた名機 艦上爆撃機「彗星」と魅力的なものがずらりと・・・・・。しかし、同じ展示場の一角では、遺骨収集時に集められた数々の兵士の遺品が展示されていた・・・・・(合掌)。
悲しみを抱えながら、外へ出る。やはり平和がいいな・・・。そして外には、戊辰戦争時の大砲・むむ金鯱か?などあり、九段下へ向かうと右手にあれ何だ・・・でした。
