報道通信社の対談取材を掲載 京極モノをiPadで

2010-06-30 18:49:05 | 日記
NHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」を楽しく見ています。

漫画家、水木しげる夫妻を描いたこのドラマは、極貧生活が、ちょっぴり上向き
になりはじめたところ。こないだまではリアルに貧乏神がしょっちゅう登場して
いましたね。

水木しげるの漫画に登場するのは、日本の民俗学上、由緒正しい妖怪たちばかり
。日本の風土や精神世界から生まれたキャラクターたちなのです。

妖怪好きを告白すると引かれることも度々ですが、このドラマのセリフにある「
怖いもんは面白い」という言葉は真実だと思います。

さて、その水木しげる氏を会長に、妖怪好きの文化人が集まって作っているのが
世界妖怪協会。水木しげる、荒俣 宏、京極夏彦、多田克己らが出席して、定期的
に世界妖怪会議を開催しています。開催も2008年で13回を数えます。

評議員の一人、京極夏彦の作品も妖怪をテーマにしたものが多く、書名にもズバ
リ妖怪の名前がよく入っています。

さて、その京極氏の新刊「死ねばいいのに」が講談社からすでに書店で発売され
ていますが、あの電子書籍、ipad用の電子書籍として発売されることになり、iP
ad用のアプリとしてiTunes Storeで販売されます。

現代画報2010年3月号の記事にも「電子ブックは出版不況脱却の救世主とな
るか」というものがありました。日本中にiPadブームを巻き起こしている電子書
籍。これからも目が離せませんね。



国際ジャーナルに登場
本の紹介 「関西変身どころ」 | 国際通信社 国際通信社の発行する国際ジャーナルでは、企業経営者への取材で地域特集で各地を取材でまわっています。取材方法は芸能人のインタビュアーにて対談形式で行われます。

現代画報社の現代画報の特集記事 昔むかし

2010-06-30 14:03:24 | 日記
報道ニッポンの「ニッポン文化再発見」に日本昔話が紹介されてますね。子供の頃、テレビアニメのまんが日本昔ばなしが好きだったなあと思い出しました。2005年に復活したけれど、視聴率が取れなくて敢え無く終了してしまいました。市原悦子さんと常田富士男さんの語り口、切ないギターやひょうきんな打楽器のリズミカルな音楽、作品ごとに全く違う絵。今のアニメにはない贅沢な紙芝居のような美しい画面を、最近の子供たちは受け入れられなかった。。我が家の子供たちは、あの暗く深みのある世界観を「怖い」と言って観てくれませんでした。だめだなあ。今の世の中、明るく笑えるもの小奇麗なもの、逆に血も出ないくせにやたらと戦闘シーンが多いものが受け入れられてますから。昔話には人間のドロドロした醜い部分が出てきます。だいたい教訓が隠されていて、主人公は痛い目に遭うのです。海外のグリム童話もそうですね。昔の物語って残酷なものも多い。
今の子供たちはキレやすいとか、人の心が分からないとか言いますが、要するに物語の中の暗さや残酷さと対峙しないで育ってるんですよね。それは、自分の中の暗鬱な部分と向き合ったことがないということです。主人公は痛い目に遭わないと。ただ暴力によって悪を倒すだけじゃ、子供は痛みを知らずに育ってしまうのです。



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