国分寺市の「暮らしを拡げる10の筋力トレーニング」、略して「10筋」。新型コロナでたいへんな時期ですが、細々と続いています。高齢の方々にとって少しでも普段の生活を営む体力を維持し、楽しい日常を続けることを目的として頑張っています。ついつい人との交流が減ってきている状況であり年齢なので、出来る限り継続したいと思っています。
筋力トレーニングとは異なりますが、今回は「パタカラ体操」という取り組みにトライしました。「パタカラ体操」とは介護施設などで誤嚥(ごえん)を防ぐために口・舌の運動として行われます。「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発音することで口・舌の筋肉を使い、食べたり飲み込んだりする機能を鍛える代表的な体操の一つ。たしかにこれらの文字を含む言葉を大きな声で大きな口を開けて繰り返すと咳き込んだり詰まったりすることが減ります。例えば、「パンダの宝箱」という言葉を大きな口と声で3回叫んでみると、結構口が動きます。これから我々も必要になってくることでしょう。
もちろん感染対策怠りなく。アクリル板とサーキュレーターで空気の流れを作り、お互いの呼気が窓に向かうように考慮しております。今回はマスクに小さな声での取り組みでしたが、家に帰ったら大きな声でやって戴けると嬉しいですね。